【BMOM63】小田島圭吾(3年=國學院久我山) 重戦車”改”となったこの男が2得点の活躍!
高橋佑輔新関東カップ2017準決勝で明治大学Groovy kids(以下:グルービー)は早稲田大学HUMAN FC(以下:HUMAN)と対戦し2-1で勝利を果たした。決勝へ進むべく絶対に負けることのできないこの一戦は両チームとも、たくさんのチャンスを作り出す白熱した試合展開となった。
この一戦で2得点を決め、グルービーの決勝進出に大きく貢献したのが23番小田島圭吾である。
前半20分、ハンドの判定でPKを献上し先制点を許してしまったグルービー。雰囲気の良さを武器とするHUMANを前に先制点を許してしまったため、試合の流れは完全にHUMANに傾くと思われた。
しかし、違いを見せつけたのが小田島であった。23分に小田島が左サイドをえぐるとPKを獲得。同点ゴールを挙げた。卓越した技術と強靭なフィジカルを兼ね備える小田島を前にHUMANはファールストップしか手段がないというような形であった。
また28分には処理の甘かったDFからボールを奪うと、一人でボールを持ち込み左下にシュートを突き刺した。
さらに、この日の小田島の輝きはゴールシーンだけではなかった。味方とのコンビネーションと持ち前の強さを織り交ぜ、再三にわたりシュートを放ち相手ゴールを脅かした。以前BMOMにて小田島を重戦車と紹介したが、さらなる成長を遂げ重戦車”改”となってグルービーを決勝へと導いた。
小田島は
「BMOMに選んで頂いてありがとうございます。去年選んで頂いてからこれに選ばれるように意識してプレーするようになりました。そのおかげでモチベーションを高く保ってサッカーができているのでとても感謝しています。」
と重戦車改となったモチベーションについて語った。
またこの試合については
「去年の準決勝と同じhumanさんが相手だったので今年は絶対に負けられないと思って試合に臨みました。正直先制点を取られてきついかなと思ったのですが前半のうちに逆転できてチームの士気も上がり最後まで粘り切ることができたと思います。個人としては思ったより相手が寄せてこなかったのでいつも通りの縦に速い攻撃でいくことを意識していました。結果として二点取れたのはよかったと思います。でも、後半も得点チャンスがあったのに外してしまっているのでそこは反省点です。」
と振り返った。
また、決勝戦について話を伺うと
「チームとしては今、いい雰囲気でサッカーができていてそれが結果につながっていると思っています。決勝の相手は稲穂さんなのでビビりまくっていますが、ここまできたら優勝しか考えていないのであと二週間しっかりと調整して決勝に臨みたいです。10番長瀬君よりは多く得点したいと思います。(笑)いつもと違い、出ているメンバー、控えメンバー、ガヤが大得意な応援団が同じ方向を向いて一つになれているのでみんなの力を合わせればきっと優勝できると信じています。今後はまだ明大カップが残っていてそっちも負けられないので頑張りたいです。」
と気持ちを伝えてくれた。同じく準決勝で2得点の活躍をした長瀬(稲穂キッカーズ)の名前を出してくれた。高校時代國學院久我山高校にてチームメイトだった二人。決勝でのこの二人のエース対決に目が離せないところだ。またチームとしてもグルービー流の雰囲気と戦い方で稲穂の3連覇を阻止して優勝を果たすことに期待が寄せられる。
Written by
高橋佑輔
takahashi
早稲田大学 FC.GUSTA
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