【新関東カップ2025 決勝戦】最強の矛盾対決!勝つのは最強の矛慶應リコタイか?最強の盾中央フースバルか?

編集部BeYonD

RESULTS

新関東カップ戦2025 決勝戦

慶應義塾大学
理工学部体育会サッカー部
3-1
中央大学
体同連フースバルクラブ

はじめに

こんにちは!BeYonD編集部です!ついに新関東カップ2025 最終日になりました!今回は新関東カップ2025決勝戦を取り上げました!サークル所属者なら全員が注目する一戦です!是非ご一読を!!

712日、新関東カップ決勝戦が行われた。総勢32チームが参加し2ヶ月かけて行われた今大会。決勝に駒を進めたのは昨年のマガ杯を制し、今大会4戦合計14得点を挙げる圧倒的な攻撃力を誇る慶應理工体育会サッカー部(以下:リコタイ)と、一昨年のカップ戦を制し、今大会4戦合計僅か1失点という鉄壁な守備力を持ち、PKなしストレートで決勝まで進んできた中央大学体同連フースバルクラブ(以下:フースバル)2チームだ。この2チームの最強の矛と盾の戦いに目が離せない!

スターティングメンバー

リコタイ

フースバル

前半

前半はリコタイがキーパーの稲積照誠(2年=法政二高)からの正確なロングフィードでうまく展開し、優位にボールを回す。

前半最初のチャンスを作ったのはリコタイ。左サイドの突破からフリーの中盤に渡り、PA内へのスルーパスに反応した五味勇太(3年=浅野)がキーパーと1対1になるも枠外へ。

フースバルも負けじとトップの鈴木志道(3年=鎌倉)がロングボールを競り合い、攻撃のリズムを作り出す。

(競り合いで高さを見せるフースバル85番鈴木志道)

しかし主導権はリコタイが握る。リコタイの左サイドバック高垣泰輝(3年=トリプレッタU18)が高い位置までボールを運び、攻撃を組み立てる。

しかし両者決定機を決めれない中、前半28分ついに試合が動く。

リコタイキャプテン佐野大知(3年=桐蔭学園)のコーナーキックからサイドバック北岡大知(3年=都立駒場)がニアでうまく合わせ3試合連続ゴールを叩き込む。1-0

(3試合連続ゴールを決めたリコタイ119番北岡大知)

前半28分といういい時間帯にリコタイが先制点を挙げ、その後スコアは動かず1-0で前半を折り返す。

 

後半

後半スタートで五味勇太と交代で網中智哉(3年=桐蔭学園)がピッチに入る。網中智哉は準決勝までの4試合で4得点を挙げ、得点ランキング暫定1位。「彼は後半の得点力がバケモノ。誰も彼を止めることはできないでしょう。」とリコタイの応援団長を務める篠塚洋輔(3年=城北)はインタビューで語った。

後半は状況が変わり、フースバルが長い時間ボールを支配する。

しかし後半10分、リコタイにチャンスが訪れる。大木啓太(2年=湘南工科)が裏に抜け出しキーパーと1対1になるも、フースバルGK原田武典(3年=藤枝明誠)が前に飛び出し、少し大きくなったドリブルをキャッチし、決定機を防ぐ。

その後もフースバルの流れが続き、リコタイがディフェンスラインで繋ごうとしているところをインターセプトする場面が目立つ。

フースバルが長い時間攻め込むもリコタイの懸命な守備により、得点に至らない。

後半18分拮抗した試合が再び動く。

リコタイの裏に抜けたフースバルに対してリコタイのセンターバック大友開晴(3年=中津南)がすかさずファールで止める。そのフリーキックからフースバル小名木勘太郎(2年=駒沢大高)がクロスを上げるとリコタイのバックラインの裏を綺麗に抜けて、鈴木志道が足で合わせ、同点弾を叩き込む。1-1

 

試合は振り出しへと戻り、両チームボールが収まらなくなり、延長線も視野に入ってくる。

しかし後半30分、右サイドを抜け出した佐野大知が1対1を仕掛けPA内でファールをもらいPKを獲得。自らでそのPKを左隅に流し込む。フースバルGK原田武典もコースを読み手を伸ばすが惜しくも届かず。リコタイが勝ち越した。2-1

(PKを決めたリコタイ10番佐野大知)

この勝ち越しゴールだけではリコタイの流れは止まらない。

後半アディショナルタイム31分、関聡一郎(3年=横河武蔵野U18)が抜け出し冷静にゴールに流し込んだ。3-1

(試合にとどめを刺すゴールを決めたリコタイ127番関聡一郎)

そのまま試合は終了し、新関東カップ2025 決勝戦はスコア3-1でフースバルの鉄壁の守備を崩した慶應リコタイが勝利を飾り、優勝を決めた。

 

今大会得点王には今大会4得点を挙げたリコタイ網中智哉(3年=桐蔭学園)が選出された。

今大会MVPにはリコタイ佐野大知(3年=桐蔭学園)が選出された。

総括

新関東カップ2025を制したのは慶應理工体育会サッカー部でした!おめでとうございます!

中央大学体同連フースバルクラブも同点に追い付いたのですが、あと一歩のところで惜しくも敗れてしまいました。来年こそはリベンジをしてください!

また上記の2チームだけではなく今大会に参加した32チームの皆さんお疲れ様でした!今年はまだマガジン杯、アットホーム、新関東リーグが残っていますのでその大会で優勝を目指して、頑張っていきましょう!

中央大学
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編集部BeYonD

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