【マネの想いvol.7】”日本一のマネージャーになる”

BeYonD 編集部

−中央大学体同連フースバルサッカークラブ(以下フース)でのマネージャーとしての仕事を教えてください。
3マネについてお話しすると、私たちの代は係制度にしていて、10人が副マネキャプ、出席係、会計、備品管理、ムービー、アルバムのいずれかを担当していました。日々の練習での仕事も、後輩と一緒に行い、しっかり覚えてもらうことでマネ全員が責任を持って取り組める環境を作っていました。

img_3945

−出席係というのはどなたの出席をとるんですか?
マネ全員のです。常にマネが一定数練習にいないと、練習に支障をきたし、プレに迷惑をかけてしまうからです。マネの勝ちたいっていう気持ちはそういう部分からもプレに伝わると思っていました。1ヶ月前に練習予定がでるので、マネにも来月の出席を教えてください、という感じで。他のことと両立する大変さもわかるけど、あまりにも出席が少ないときは、マネLINEで呼びかけたりしてました。あとはマネ総会で言ったり。

 

−マネ総会というのはどのようなものなんですか?
3マネが後輩に話していくスタイルで年3回ほど行います。「プレを支えるためにどうするのか」というのが一般的なマネだと思うのですが、フースのマネは、「日本一になるために私たちはどうすればいいのか」という姿勢を持つように後輩にも伝えていました。その際は、マネはこういうスタンスでいくけど、プレはどうかっていうことを確認して、相違がないようにしてからチームやマネの方向性を伝えるようにしていました。
img_3944
−最後の1年間はチームとしてどうだったと思いますか?
12月のプレミアカップで優勝したところからスタートし、2月の学内戦で中大サッカー同好会に負けて落ち込んでいるときに、スプリングカップで早稲田理工サッカー部に負けてしまって一時は低迷期でした。稲穂フェスタでは早理に勝って優勝して、吹っ切れたところもあったと思います。そこからは順調だったのですが、さらに自信がついたのは練習合宿の稲穂キッカーズ(以下稲穂)戦。同じ場所で、入れ替わりで練習合宿をする稲穂と1日だけ被る日に練習試合をするんです。今までフースが負けているところしか見たことがなかったのですが、私たちの代では稲穂に勝つことができて、それは大きな自信につながりました。しかし、マガ杯前のアットホームカップのプレーオフで大敗を喫し、どん底に落ちたのですが、この負けがあったからこそ、マガ杯で絶対に勝つぞっていう気持ちにつながって、優勝することができたと思います。その後のリーグ戦では、3位という結果に終わってしまいましたが、最後の全国大会では優勝することができ、目標にしてきた「戮力同心」を達成できたんじゃないかなぁと思えた1年でした。

 

−最後の1年間はマネとしてどのように過ごしてきましたか?
プレは、洗濯ありがとうとかボトルありがとうとか言ってくれるけど、わたしたちは感謝されるためではなく、勝つためにサポートをしているんだと思っていたので、そういうことはプレにも後輩のマネにも伝えていたつもりです。今まで先輩たちが、マネがプレと同じように練習にきて、しっかり仕事をする環境を作ってくれていたのですが、自分がマネキャプになったときに、練習に来ることがゴールじゃなくて、練習に来てどういう意識で行動をするかってことが大事だと思ったので、マネは勝つために何をできるかということを常に考えていました。そして、マネキャプとして自分は完璧なマネジメントをしようと意識していました。後輩には、どのような練習をしてるから、どこにボールが飛んできて、どこにボール拾いが必要だとか、自分たちがしている仕事は勝つためにしていて、その行動には理由があるんだよっていうことを教えていたつもりです。マガ杯では優勝することができて、プレからはサポートをしてくれてありがとう、ではなくて、一緒に闘ってくれてありがとうっていう言葉をもらえて、単なる「日本一のチームのマネ」じゃなくて、「日本一のマネ」になれたんじゃないかなって思えました。

 

−多くの結果を残してきたフースですが、何か後悔はありますか?
自分たちの代で考えると、結果もでたし良かったと思っているんですが、ガチガチに組織化しすぎてしまったかなぁと思う部分もあります。1マネも2マネも仕事ができる子たちなので、そこについての後悔はないのですが、後輩たちが純粋にフースが楽しくて、マネをやる環境にできたらもっとよかったんじゃないかなぁと。

 

−後輩に伝えたいことはありますか?
是非楽しみながら頑張ってほしいと思います。フースの伝統の良い部分は残しつつ、変化を恐れずに色々と試行錯誤していっていいと思います。それが、チームの結果につながることもあると思うから。私にできることがあればなんでもします。

 

−最後に。あなたにとってフースとは?
誇り。誇れる仲間と過ごした時間は私にとって宝物です。

img_3947

中央大学体同連フースバルクラブ。圧倒的な存在感を放つ赤の戦士たちが戦い続け、数々の勝利を手にしていった姿の裏には、マネージャーたちの徹底的かつ完璧なサポートがあった。「フース変わったね」と先輩方に言われ戸惑ったこともあったという永吉さん。しかし、変化を恐れずに革命を起こしていった彼女の行動や想いは、彼女の背中を見てきた後輩たちに受け継がれていくのではないだろうか。30期の掲げた「戮力同心」を胸に、共に駆け抜けてきた31期が掲げるのは「縦往開来」。きっと熱い想いや伝統を受け継ぎ、自分たちの力で新しい、輝かしい未来を切り開いていくことだろう。フースバルから、目が離せない。

中央大学 体同連フースバルクラブのチームページ

Written by

BeYonD 編集部

beyond

BeYonD編集部です。

Keywords

Recommend

コラム 2018.06.13

ドイツの地で海外サッカー挑戦をしてみませんか??同好会で磨いたその実力を海外でみせつけよう!

同好会選手の皆さん!こんにちは、初めまして!FC BASARA Mainzです。 もうすぐ4年に1度のサッカーの祭典、ワールドカップが開催されますね。 日本代表選手のうち、7名もの選手がブンデスリ…

read more BeYonD 編集部
コラム 2019.07.10

【イベントレポート】昨年に引き続きマネージャーカレッジ開催!!

みなさまこんにちは! 7月3日に新宿で「マネージャーカレッジ」が行われました!  そもそもマネージャーカレッジって何だろう…?と思う方もいらっしゃると思うので、簡単に概要を説明します* …

read more BeYonD 編集部
コラム 2022.08.03

白金FC 〜快挙!全国大会出場の秘話に迫る〜

昨年度行われた at home cup で関東大会準優勝、全国大会ベスト4の史上初の快挙の成績を収めた白金FC(以下:白F)。 そこで今回は、白Fが誇るセンターバックの粂谷直輝(3年=市立橘高校…

read more 丸山拓海
コラム 2016.11.11

【BMOM7】GK山崎亮輔(2年) ビッグセーブ連発でチームを救う

最後の砦 山崎 第5節、7位早稲田大学HUMAN.F.Cは、8位中央大学サッカー同好会と対戦。結果は4-0でHUMANが快勝した。スコアだけを見れば、簡単な試合に見えるが、幾度となくピンチが訪れる危…

read more BeYonD 編集部
コラム 2020.09.18

【プレゼント企画 BeYonD×EVESPORTS】チームウェアプレゼントキャンペーン開催!!

こんばんは!BeYonD編集部です! これまで「かっこいいユニフォームどうやって作る?」をテーマに様々なユニフォーム特集を紹介してきました。 それでもやはりユニフォームのオーダー作成って難しい…

read more BeYonD 編集部
コラム 2017.08.14

【BMOM68】門倉怜央(1年=正智深谷) 全国経験者の大きな貢献

先日行われた大東文化大学AVANZRE(以下AVANZRE)と大東文化大学GLANZ(以下GLANZ)による大東文化大学学内戦決勝戦は1点を争う好ゲームを繰り広げた。 前半はGLANZがボー…

read more BeYonD 編集部
コラム 2019.05.28

【BMOM126】菅原弦人(2年=駒澤大高) 快速ストライカーが攻守に渡って躍動!!

5月19日(日)矢田部サッカー場で行われた新関東カップ2回戦、中央大学サッカー同好会(以下、中大サカ同)と駒澤大学サッカー同好会(以下、駒澤サカ同)の一戦が行われた。 前評判では先日の稲穂フェスタで…

read more BeYonD 編集部
コラム 2018.05.28

【BMOM96】 中村豪(3年=洛南)が無回転ミドルシュートでだめ押し弾!チームを勝利へ導く!

新関東カップ2018、3回戦鹿島ハイツにて中央大学体同連フースバルクラブ(以下:フース)と首都大学東京八雲FC(以下:八雲)との試合は2対0の状況の中、ダークホース八雲が1点を取るも、フースが逃げ切る…

read more BeYonD 編集部
コラム 2017.05.26

【BMOM45】伊藤道隆(2年=明大中野) 魔の左足から2アシストを記録しEAGLE撃破に貢献

先日5月20日に行われた新関東カップ戦2回戦、上智大学EAGLE(以下EAGLE)と明治大学BeeVoo(以下BeeVoo)の対戦。 EAGLEが先制点を上げ勢いに乗り、順調に勝利するかと思われたが…

read more BeYonD 編集部
コラム 2025.09.07

第43回サッカーマガジン杯 オープン大会2025 大注目4選手紹介!

こんにちは。BeYonD編集部です!ついに待ちに待ったマガ杯ですね!楽しむ気持ちは忘れずに持っていきましょう! はじめに ついに開催目前へと迫った第43回マガジン杯。夏休みをサッカーに捧げた選手も…

read more 村瀬裕介

-PICKUP CIRCLE-