”マネージャー代表”の視点から見るサッカーサークル
関谷 朱音こんにちは!BeYonD編集部です。
サッカーサークルはプレーヤーとマネージャーで構成されていますが、マネージャーのあり方はサークルによって多種多様です。今回は、2つのサークルのマネージャー代表にお話を伺い、マネージャーのリアルについてお伝えします!マネージャー代表の視点ならではのサークルの見え方は必見です。
今回お話を伺ったのは中央大学サッカー同好会と早稲田大学理工サッカー部のマネ代表のお二人です!
1. 中央大学サッカー同好会マネージャー代表 大脇新奈(にいな)さん
Q1. 中央大学サッカー同好会(以下:サカ同)に入ろうと思ったきっかけについて教えてください
A. 元々サッカーのマネージャーがやりたくていろいろ探してた時に最初にご飯に連れて行ってくれたのがサカ同の先輩で、とっても面白くていい人たちでだったのでその場で入ることを決めました!
Q2. サカ同では、マネージャーはどのような位置付けですか?
A. 私を含めたマネージャー幹部3人は週4で参加していますが、その他の人たちの参加頻度はそれぞれです!
仕事は主にマーカー置き、タイムキーパー、ジャグの用意、ボール拾い等の基本的なものなので、そこまで負担に感じることはありません👌🏻
マネ同士はとっても仲良しで、ランチに行ったりお泊まりしたり飲みに行ったりとサカ同の活動外の時間も一緒に過ごすことが多いです!💗
プレとも家族、兄弟のような関係性でとっても仲良しです!いつも一緒にふざけてわちゃわちゃしたりしています!笑
プレはマネのことをすごく大切に思ってくれていていつも優しくしてくれるので大好きです🫶🏻
Q3. マネキャプ(マネージャー代表)になったきっかけが知りたいです!
A. マネキャプをやることになったのは半分自分から、半分周りからって感じです。私たちの代はマネ幹部を自分からやりたい!っていう人が珍しくいなくて雰囲気的に私がやることになりましたが、本当に私が適任だったのかは今でもわかりません、、笑
Q4. マネキャプをやっている上で大変なことを教えてください。
A. 大変なことは、マネージャーの熱量を一つに束ねることです。私たちにはプレイヤーのようにサッカーがないので、目標を持つことが難しいです。自由参加な分、それが練習や試合、合宿の参加率の低さにつながってしまいます。みんなにサカ同を優先してもらうのは現実的に厳しいので、どうしたら同じ熱量をもって参加してくれる子の層を1人でも増やせるかということを引退間近の今でも模索しながら活動しています。
Q5. 逆に、マネキャプをやっていて良かったと思うことはなんですか?
A. プレイヤーの1番近くに居られることです!!日々の練習の成果が試合の結果につながるという過程を見られるのは、毎日練習に参加しているマネキャプや副マネキャプの特権だと思います。しんどい時もあるけど、試合に勝った時の喜びをプレイヤーたちと一番に共有できるのは間違いないと思うので毎日頑張れています☺️
Q6. もうすぐ開幕する新関東リーグ戦に向けての意気込みをお願いします!
A. 去年、二部に降格してしまってからずっと一部昇格を目指してここまでやってきました。やっぱり後輩たちには来年一部の舞台でプレーしてもらいたいので、絶対に一部に昇格して思い残すことなく引退したいです!!
大脇さんが所属しているサカ同は、他大学の私から見ても仲が良い雰囲気が伝わってきますが、実際にお話を聞くとその仲の良さがわかりますね!人数が多い分大変なこともあると思いますが、後輩たちのためにもサカ同をより良くしていきたいという大脇さんがマネ長だからこそサカ同は素晴らしいサークルで居続けているに違いありません!大脇さん、ありがとうございました!
次にお話を伺ったのは、早稲田大学理工サッカー部の髙橋もなみさんです!
2. 早稲田大学理工サッカー部マネージャー代表 髙橋もなみさん
Q1. 2年前、早稲田大学理工サッカー部(以下:早理)に入ることになったきっかけを教えてください!
A. 大学入学時、サッカーのサークルに入れば青春を送れると思っていたのでどこかのサークルに入ることを決めていました(笑) 私は女子大なのでインカレで探していましたが、遊びだけではなくしっかりとサッカーに取り組んでいるサークルがいいなと思っていました!
インスタで早理を見つけ、緊急事態宣言中だったため新歓も延期になってしまっていましたが、写真からでも伝わってくる楽しそうな雰囲気に絶対入ると決めていました。夏休みに練習が再開されたので、実際に新歓に行ってみたところ先輩がとっても優しく話してくれたのが嬉しくて早理一択ですぐ入会しました!
Q2. 早理でのマネージャーはどのようなルールや雰囲気がありますか?
A. 【参加頻度】出席は取りますが、基本マネージャーは自由参加で予定が合う日に練習に来ます!強制参加ではないのですが、1.2年生も積極的に参加してくれています🥰
【仕事面】仕事量の多さとしては多すぎず、少なすぎず、、丁度いいと思います!練習や試合において、ポカリ作りやドリンクの管理、またタイムボードやボール拾いなどマネ業全般を行います!もちろん応援も🗣🎶
自発的に動いてプレーヤーがサッカーをしやすい環境を常に整えるという意識で動いているマネが多いです!(例えば脱ぎ捨てられたユニを畳むなど…笑)
【雰囲気】ギスギスした雰囲気は全くなく、学年を超えて関わりがあり、高校生のように和気藹々していると感じます!
Q3. マネ長になったのは自分からですか?それとも周りから?
A. 周りから言われて考えるようになり、最終的には自分からやりたいと言いました!
Q4. マネ長をやっていて良かったなと思うことを教えてください!
A. 感謝を伝えられた時とみんなが頼ってきてくれた時!そしてなによりも試合で勝利を掴み、みんなが喜んでいる姿を見ると自分が早理のマネ長をやらせてもらっていることに改めて有り難みを感じ、マネ長として早理の一員でいれていることを誇りに思います!
Q5. 逆に、マネ長をやっている上で大変なことはありますか?
A. 大変ではないと言い切れるわけではないですが、全てにおいてやりがいを感じており周りも沢山協力をしてくれるので特に大変なことはないです!強いて言えば、試合の時のマネ分けを決めることです🥲
Q6. 新関東リーグ戦に向けての意気込みをお願いします!
A. 約2年半のサークル生活の集大成である新関東リーグでは、悔いのない結果を残したいです!そのために、マネージャーも全力でサポートし、プレにエネルギーとパワーを沢山あげたいと思います!!みんなで楽しく笑って終わりたい!
髙橋さん、ありがとうございました!!
髙橋さんが所属する早理は、インカレで前述のサカ同とは違った雰囲気があるのかと思っていましたが、お話を聞いてみると同じようにプレーヤーとの距離が近く、マネ同士の雰囲気の良さも伺えました。
マネージャー代表は、サークルにおけるマネージャーの統括やプレーヤーとの連携など、普段マネージャーをやっているだけでは分からない仕事や苦労があることが分かりました。ただその分、サークルへの思いが確かなものであることは間違いありません。
普段中々聞かないマネージャー代表の思い。私もサークルについて改めて考える良い機会になりました。3年生は引退まで残りわずかとなりましたが、後悔のないサークル生活だったと言えるように残された期間を大切にしていきたいですね!
Written by
関谷 朱音
akane
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