【新関東リーグ2019・昇格プレーオフ決勝】今シーズン最後のゲームを制した、早稲田大学HUMAN F.C.が1部復帰を決める!
BeYonD 編集部RESULTS
新関東リーグ2019昇格プレーオフ決勝
HUMAN F.C.
ESPERANZA
今シーズン最後の試合となったのは、前日明治大学Groovy kidsとの試合を制し、2部Bを1位で勝ち上がり実力を見せつけた早稲田大学HUMAN F.C.(以下:早稲田ヒューマン)と中央大学サッカー同好会との試合をPK戦の末勝ち切り、1部残留へ意地を見せた明治大学ESPERANZA(以下:明治エスペ)のゲーム。
寒い気候の中で、シーズン最後にふさわしい白熱したゲームが繰り広げられた。
早稲田ヒューマンスタメン
明治エスペスタメン
前半
明治エスペボールのキックオフで前半が始まる。
試合開始からロングボールを多用して攻撃につなげる両チーム。昇格、残留がかかるゲームとあってか堅い立ち上がりとなり、両チームとも決定的なチャンスが生まれないまま前半15分が経過する。
徐々に早稲田ヒューマンが技術の高さをみせつけ、ボールを支配して明治エスペゴールに迫っていく。前半22分、最初のチャンスを作ったのは早稲田ヒューマン。再三ボールを1人で運んでいた42番丸山航平(2年=松本山雅U-18)のクロスに18番鈴木優太朗(2年=ザスパクサツ群馬U-18)が頭で合わせる。しかしこれが惜しくも右に外れる。
一方の明治エスペも残留のためには負けられない。ここまで攻撃を牽引してきたエースの41番神山知也(2年=座間)にボールを集め、攻撃を展開していく。
そんな試合が動いたのは、前半26分。早稲田ヒューマンのチャンスの起点になっていた42番丸山が待望の先制点をゲットする。ペナルティエリア外で右からのボールをうまくターンし1人かわし、落ち着いてこのボールをゴール左に突き刺す。
早稲田ヒューマンが悲願の1部昇格に向け大きな一点を獲得する。
ここからは早稲田ヒューマンがゲームを支配していく。バックラインから30番滝澤康平(2年=瀬戸内)の素晴らしいロングボールを使い、リズムを作る。その流れから、前半終了間際にペナルティエリアギリギリのところで倒されフリーキックを獲得。
キッカーは8番角亮平(3年=真岡)。しかしこのキックは先日のディバラのキックのようにはいかず、大きく枠を外れてしまう。前半はこのまま終了。早稲田ヒューマンが昇格に向け大きな一点を獲得して折り返す。
後半
早稲田ヒューマンボールで後半開始。
後半最初のチャンスも早稲田ヒューマン。後半9分、30番滝澤がコーナーキックからヘディングの強さをみせつけシュート。このシュートは枠を外れるが、幸先よくチャンスを作る。
しかし、1点ビハインドで後がない明治エスペも黙ってない。
後半11分に、41番神山がこの日最初の決定的なチャンスを迎える。フリーでペナルティエリアの外でボールを受けシュート。このシュートは惜しくも上に外れる。
続く12分にも明治エスペ。右サイドを突破したところを倒されフリーキックを獲得。このキックはキーパーの好判断にによって防がれるも、後半はジリジリと明治エスペの時間が続いていく。
明治エスペは41番神山にボールを集めそこから展開し、チャンスを作っていくがなかなかシュートまでもっていけない。
互いに膠着した展開の中で早稲田ヒューマンは前日にアシストを決めた9番秋間優作(3年=大田原)を投入。その秋間は交代直後、右サイドからのボールに反応しシュートを放つ。このシュートが惜しくも左に逸れる。
どちらも得点を決められない中、後半終了間際に早稲田ヒューマンが決定的なゴール。
途中交代で入った99番戸苅健太(1年=市立浦和)が左サイドを突破し同じく途中から入った11番江島大貴(3年=鎌倉学園)にパス。これを落ち着いて決め、決定的な追加点を獲得。勝利を決定づけた。
このまま試合終了。2−0でヒューマンが勝ち、悲願の1部復帰を決めた。観戦に駆けつけた多くのOB、OGをはじめとする人たちと共に歓喜に沸いた。
これで2019年の新関東リーグは全日程を終えた。
来シーズンは早稲田ヒューマンを含む早稲田の4チームが1部で戦うこととなる。
もう一つの昇格チームは慶應義塾大学理工学部体育会サッカー部に決まっている。来シーズンも目が離せない熱戦が繰り広げられるだろう新関東リーグに注目していきたい。
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BeYonD 編集部
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