【早稲田大学学内戦2019決勝】因縁の早稲田二大対決!稲穂が3期ぶりの優勝か?グスタの初優勝か⁈注目の激戦!
BeYonD 編集部RESULTS
早稲田大学学内戦2019決勝
稲穂キッカーズ
FC.GUSTA
2019年2月18日清瀬内山グランドにて早稲田大学学内戦決勝が行われた。
対戦カードは2011年度、2016年度の早稲田大学チャンピオン、日本一など数々のタイトルを幾度となく取ってきた王者稲穂キッカーズ(以下:稲穂)と初優勝を狙う早稲田大学GUSTA(以下:グスタ)の組み合わせ。
王者稲穂は去年学内戦王者を落としており今年にかける思いは相当ものがある。また、昨年の新関東リーグでグスタに負けたリベンジを果たしたいところだ。
対するグスタも今年は粒揃いとも言われており、非常に白熱した展開が予想された。
稲穂スターティングメンバー
グスタスターティングメンバー
前半
少し肌寒い天候のまま試合はスタート。
ロングボールで前線に当て組み立てる稲穂のサッカーと中盤での繋ぎを重視するグスタのサッカー。
対照的な2チームはお互いの形を探り合いながらの立ち上がりとなる。
最初に形が見え始めたのはグスタ。22番宮沢(2年=桐朋)のキープによるタメが徐々にグスタの中盤の繋ぎを活性化させる。
また両サイドハーフが積極的に中にカットイン。
ペナルティエリア付近で人数をかけることによって多彩な攻撃を展開する。
初シュートは15分。グスタ宮沢が自分で持ち込みミドルシュート。これは枠を外してしまう。
22分にも宮沢が右サイドから切り込んでのシュート。
これもゴールにはならず。しかしグスタがゴールへの形を見せ始める。
しかし王者稲穂も黙ってはいない。
24分、稲穂に決定機が訪れる。
左サイドの崩しからのグランダーのクロスにうまくマークを外したエース10番中島(2年=早稲田本庄)が反応。
低く丁寧に打ち込んだグランダーのシュートは惜しくもDFにあたりポスト左横をそれる。
試合はこのまま膠着状態に。
中盤での繋ぎを 重要視するグスタに対し稲穂は激しいプレッシングにより前を向かせない。
グスタも稲穂のDFラインからのロングフィードに対して22番宮沢を中心に前線から激しいプレス。
簡単にロングフィードを蹴らせない。
両チーム緊迫した試合展開のまま前半は終了する。
後半
スコアは0-0のまま後半はスタート。
開始早々5分、稲穂20番豊田(1年=幕張総合)のミドルシュート。
1分後の6分にはグスタ14番三橋(2年=久我山)がミドルシュート。
グスタが左サイド三橋を起点とした崩しを見せ始める。
後半10分を超えてからはグスタペース。
7番関(2年=浦和レッズユース)が中盤でのセカンドボールを確実に拾い攻撃に転じる場面が多く見られた。
また前半からのミドルシュートが効いてきたのかやや稲穂のDFラインが下がり、そこの中盤のスペースを上手くグスタがついていく。
しかし稲穂GK1番松山(1年=早稲田本庄)が広すぎる守備範囲でラストパスやスルーパスをことごとくカット。
グスタの前線に最後の最後で仕事をさせない。
15分には稲穂10番中島のミドルシュート。これは枠を捉えられない。
両チームとも選手間でのコミニケーションも多く意思疎通が図られていた。
しかし最後の最後までがうまくいかないといった印象。
稲穂は早々に3枚の交代カードを消費。
よりリフレッシュな選手の投入を図る。誰が出ても戦える。こういったところも稲穂の強さの秘訣なのかもしれない。
試合はこのまま動かず0-0のまま試合終了。
早稲田大学学内戦決勝はpkへともつれ込む。
PK戦
稲穂 ○ ○ × ○ × ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ×
グスタ ○ ○ ○ × × ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
注目のpk戦はお互い気持ちの入った激闘に。
キッカーは13人目まで及びサドンデスでの決着となった。
準決勝でもストップをしているグスタ1番重松(2年=大森FC)がまたもやスーパーセーブ。
pkスコア13-12でグスタが早稲田大学学内戦で初の優勝に輝いた。
グスタにとっては初めての優勝。
歓喜の中涙を流すグスタイレブンと悔しさで涙を流す稲穂イレブン。
それぞれ学内の中でのトップを争うチームのレベルや意識が高ければ高いほど勝った後の喜びも負けた後の悔しさも大きなものがある。
涙を流せるほどにこの試合にかけてきた両チームは素晴らしいチームだと言える。
これからのグスタのさらなるタイトル獲得、そして稲穂の王座奪還には注目していきたい。
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