【プレからの想いvol.5】”女の子のチームメイト”
BeYonD 編集部プレイヤーが、サークルのマネージャーのことをどう想っているのかを聞いてきたこの企画。
今回は、マネージャーへの想いだけではなく、新関東FLについても聞いてみました。
お忙しい中、取材を受けてくださったのはこちらのチーム。
筑波大学サッカー同好会
4年生の小野雄太さん、佐々木裕哉さん、松井光之さんにお話をお伺いしました。
○筑波サッカー同好会(以下筑波サカ同)について教えて下さい
佐:登録はされてるプレは70〜80人います。月・火曜は筑波大学のグラウンド、水曜は学外で練習しています。学内だと少なくて20人くらいですが、学外だと少ないと5人くらいになったりします。練習は自由参加で、フットサルやってる人がたまにサッカーやりたいって練習に来るのもウェルカムです。マネは各学年2〜3人です。
○プレイヤーの数の割にマネの数が少ない気がしますね・・・
佐:私大は人数やばいですよね(笑)でも、これが俺らにとっては普通です。他のサークルもマネの数はそんなもんだと思います。
小:新歓ではたくさん声かけるんですけど、入ってくれるのはそれくらい。
○マネが多いサークルだと、もちろん中心はサッカーですが、マネを楽しませて練習にたくさん来てもらう、みたいな意識のあるチームもあるんですが、筑波サカ同はどうですか?
佐:そういう意識はないわけではないですが、ほとんどないです。
松:来てくれることはありがたいけど、そういう意識ではないかな。
佐:仲が悪いわけではないんですけどね(笑)
茨城県の社会人リーグに所属する筑波大学サッカー同好会に新関東FLの印象をきいてみました
○筑波サカ同からみて、新関東リーグに所属しているチームのイメージはどうですか?
佐:活気がある
松:ウェイウェイしてる
筆者:ウェイウェイ(笑)
佐:その活気、盛り上がりがいい方向にサッカーに向いてる。これでサッカー上手くなかったらあれだけど、みんな上手い。
松:応援もすごいと思います。それがいい意味でうざい(笑)
○印象的なサークルあります?
小:早稲田大学FC.GUSTA・・・ですかね。俺らの代センターバックにめちゃめちゃ強いやついて・・・遠くからみてもめっちゃゴリマッチョなやつおるな・・・って。
マネージャーへの想いをきいてみました
○高校と比べて、サークルでマネージャーがいる環境はどうですか?
小:高校時代もいたので特にかわんないです(笑)
松:それはもうかわります!(笑)僕たちは男子校だったので。
佐:水とか洗濯もそうですけど、もういるだけでモチベーションがちがう(笑)
松:サッカーに集中できるし、盛り上げてくれるところもそうだし、存在自体がね。感謝はあります。
○普段からそういう感謝は伝えてたり・・・?
松:いわゆる「いつもありがとう」みたいなのはないですけど(笑)細かいことやってくれてるの見かけたら普通にありがとうって言いますよ。
小:あと大会終わったあとは必ず「マネプレ」っていってマネにプレゼント渡す恒例のやつがあります。
○「マネプレ」!毎回あげるっていうのは他のサークルではないと思います!筑波サカ同ならではかも!同期のマネージャーさんはどんな方だったんですか?
松:めっちゃ優しい。気がきくし。
佐:お母さん系。
松:母だね。
○マネージャーからしてもらって嬉しかったことはありますか?
佐:大会とか引退のときとか、毎回手紙書いてくれるんです。全員に。
筆者:それはすごい・・・相思相愛ですね・・・!
佐:あれは超嬉しい。
○プレイヤーとマネージャーで揉め事とかなさそうですね・・・
佐:例年多少はありますけど、まぁそんなにないかな?ただ、俺らの代はマネージャー1人だったのと、他に打ち込みたいものがあったみたいで、サークルから離れちゃう時期がありました。でも、辞めてほしくなかったので1回一緒に練習行こって誘って、最終的には戻ってきてもらえました。
筆者:プレイヤー優しい・・・
○マネージャーがいるサークル生活、また、マネージャーはどのようなものでしたか?
松:さっきマネをかわいがる、かわいがってないみたいな話がありましたけど、個人的にはその表現があまりしっくりきてなくて、単純に同じチームの一員であって、ただ役割が違うっていうだけなので、同期のマネが辞めそうってなったときも、「マネージャーが辞める、どうしよう」ってよりは「仲間が1人減っちゃう」っていう心配でした。だからサークルにマネージャーがいるってよりは、女の子のチームメイトっていう感じで。ただ僕は男子高出身で中学はクラブチームで男子ばっかりだったので、新鮮さはありましたけど。
佐:確かに。常に女の子にサッカーを見られてるってのが新鮮で楽しかったです。
小:高校のときもサークルでも、マネ含めて仲間、家族でした。
佐:仲間。
松:マネージャーもチームメイト。
戦ったことがあるチームの人ならわかるかもしれないが、プレイヤーもマネージャーも全員が礼儀正しく、懐が広く、優しくて、温かい雰囲気の筑波大学サッカー同好会にBeYonDとして初めて取材させていただいた。わかったのは、やはり、このチームの優しさ、温かさとサッカーへの熱い想いだった。
いろいろな場所で、いろいろなフィールドでサッカーをする人と、それを支える人がいます。
わたしたちBeYonDは、そんなサッカーを愛する皆さんの想いを聴き、届けていきたいと想っています。
Written by
BeYonD 編集部
beyond
BeYonD編集部です。
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