【BMOM139】丸山航平(2年=松本山雅U-18) 悲願の一部昇格を勢いづけた先制点!チーム1の愛されキャラが勝利を手繰り寄せた!

BeYonD 編集部

先日行われた新関東リーグ一部昇格をかけたプレーオフの昇格戦で、早稲田大学HUMAN F.C(以下:ヒューマン)は明治ESPERANZAを下し、悲願の新関東一部参入を決めた。2-0というスコアで勝利したヒューマンだったが、前半26分にチームを勢いづける先制点を決め勝利を手繰り寄せた42番丸山航平(2年=松本山雅U-18)をBMOMに選出する。

img_6632

昇格を決め、歓喜の瞬間をみんなで共有する最中、本人にBMOMに選出されたことを伝えると、当人が唖然とする横で自分じゃないことに不満を抱く選手、横から茶々を入れる選手がいた。そこからヒューマンというサークルの温かさ、丸山選手が愛されキャラであるということが伝わってきた。

 

多くのガヤが取り囲む中、丸山選手に昇格を決めた率直な感想を聞いてみた。

 

「とても嬉しいです。去年もプレーオフの結果上がれなかったという悔しい思いをして、因縁の相手であるエスペを倒して昇格を決めれて良かったです。」

 

恥ずかしがりながらも丁寧な言葉で勝利の喜びを語ってくれた。次に先制点を決めたシーンを振り返ってもらった。

 

「完璧なマイナスのクロスが上がってきたのであとは決めるだけでした。」

 

いかにも謙虚なプレーヤーであることが伺えるコメント。チームメイトへの信頼や労いを全面に感じられた。

dc6cb95e-3b53-4622-832a-3afc168537ff

 

昇格を決めたということもあるため来年の新関東にかける熱い思いも聞くことができた。

 

「早稲田の4チームを倒すのは言うまでもなく、一部昇格を決めた今年の勢いをそのままに、来年は新関東一部優勝を成し遂げたいです。個人としてはまず他大のマネージャーの中から彼女を作って、その彼女の前で個人タイトルを獲りまくりたいです。」

 

きっと来年の鹿島ハイツでは優勝するヒューマン、そして多くのマネージャーにちやほやされている丸山選手の姿を見ることができるであろう。

 

新関東リーグを持ってヒューマンの26期は引退となる。最後に26期への感謝の思いを聞いてみた。

 

「一緒にサッカーできて楽しかったです。」

 

なんとも非情でそっけない感想であったが、11/24に行われた慶應理工学部体育会サッカー部との昇格戦の前に「三年生ともっとサッカーするために、わざと負けて一試合でも多く試合して昇格する!」と言って三年生に泣きつくという意外な情の厚さを見せていたようだ。

 

丸山選手が愛されキャラである所以を引き出そうと後日連絡を取ってインタビューを試みたものの、記事に載るかもしれないということを全く気にしないようなヒューマンらしさ全開のノリで回答をしてくれたがどれも質問の回答になっていなかったため、今回そのインタビューはお蔵入りとさせていただく。

64965a83-e323-4f21-8e97-5402650c6d46

 

 

代替わり後は副キャプテンとしてチームを牽引していくことになる。最近のヒューマンは丸山選手を筆頭にユース上がりの精鋭が非常に多く、まさにタレント揃いと言われている。実際に試合を見ても、今までの「泥臭く勝利を積み重ねるプレースタイル」以上に個の技術や質の高い連携がストロングポイントであるように感じた。今後の丸山選手の活躍はもちろん、HUMAN F.C.がさらに大暴れしていく姿に注目していきたい。

早稲田大学 HUMAN F.C.のチームページ

Written by

BeYonD 編集部

beyond

BeYonD編集部です。

Keywords

Recommend

コラム 2017.10.17

【新関東リーグ2017・2部Bブロック第1節、第2節】明治エスペランサが2連勝、昨年一部同士の対決は中大同好会が土壇場で追いつきドロー決着

第1節は直近のアットホームカップで強豪チームを倒し決勝まで駒を進めた日本大学法学部サッカー部(以下日法)と昨年一部早稲田学内戦優勝の早稲田大学HUMAN F.C(以下HUMAN)が激突。雨でピッチが濡…

read more BeYonD 編集部
コラム 2024.04.14

【新歓記事vol.6】中央大学新入生必見!中大サッカーサークル比較してみました!!

本日は、近年のサークルサッカー界を牽引しているともいえる中央大学のサッカーサークルを紹介する! 2年連続で全国制覇を成し遂げたチームから去年発足したばかりのチームなど計5チームを紹介していく! …

read more 西田祥人
コラム 2018.03.23

【新歓記事vol.0】大学サッカー同好会初の公式メディア”BeYonD”

こんにちは! 暖かい日が続き花粉が飛び交い、本格的に春が到来しましたね! あとは桜が咲き乱れるのを待つのみです。 さて、新学期が始まると同好会カテゴリーでは名物行事の ”新歓活動” …

read more 高橋佑輔
コラム 2017.10.24

【新関東リーグ2017・2部B第1節、第2節】明治エスペランサが2連勝、昨年一部同士の対決は中大同好会が土壇場で追いつきドロー決着

第1節は直近のアットホームカップで強豪チームを倒し決勝まで駒を進めた日大法学部(以下日法)と昨年一部早稲田学内戦優勝のHUMAN F.C(以下HUMAN)が激突。雨でピッチが濡れ足を滑らす場面もあった…

read more BeYonD 編集部
コラム 2016.12.18

【BMOM21】中村悟(3年) 復活のキャプテンが中盤を支配しユニオンリーグ2連覇へ導く

絶対的なキャプテンの復活 ユニオンリーグ・チャンピオンシップで神出鬼没な動きでピッチを駆け回り、中盤を支配した選手がいた。それは、荒友キッカーズキャプテン中村悟(3年=県立船橋)だ。昨年までは、突破…

read more BeYonD 編集部
コラム 2021.04.05

【新歓記事2021】vol.11日本大学サッカーサークル

【新歓記事2021】最終回は、日本大学の特集記事です! 学部ごとにキャンパスが異なる日本大学だからこそ、サークルごとにそれぞれの良さが出てますね! 新入生はぜひサークル選びの参考にしてもらえると嬉…

read more 大田智輝
コラム 2017.04.19

【高校別OB座談会vol.3】”都立の星”強豪三鷹の強さの秘訣とは?

都立高校の中で圧倒的な強さを誇る都立三鷹高校。3年前に全国出場し流石の強さを見せた三鷹のOBに昔のことや現在のサークルでの変化などゆったりとした雰囲気で話してもらった。 左から中央大学サッカー同…

read more BeYonD 編集部
コラム 2017.12.26

【プレからの想いvol.5】”女の子のチームメイト”

プレイヤーが、サークルのマネージャーのことをどう想っているのかを聞いてきたこの企画。 今回は、マネージャーへの想いだけではなく、新関東FLについても聞いてみました。 お忙しい中、取材を受けてくださ…

read more BeYonD 編集部
コラム 2017.10.29

【プレスリリース】株式会社トラストグロースとスポンサー契約締結を致しました。

この度、2017年10月1日より BeYonDプロジェクト(代表:森井貴弘)は株式会社トラストグロース(代表取締役:長井博)との間で、スポンサーシップ契約を締結しましたことをご案内申し上げます。 …

read more BeYonD 編集部
コラム 2016.11.09

[BMOM3]DF村山一輝(3年)闘将が魂ヘディングで決勝点

闘将 村山   立教大学サッカー愛好会は第4節、3位青山大学理工サッカー部との対戦。試合開始早々から両チームにチャンスが訪れ、8分、立教愛好会が先制点を挙げる。決めたのは、「立愛の闘…

read more BeYonD 編集部

-PICKUP CIRCLE-