【新関東FL1部第7節】 マッチプレビュー
BeYonD 編集部第1試合 青山理工vs.明治大学体同連サッカー部
4位青山理工(勝ち点9)は6位明治体同連(勝ち点6)と対戦する。前回両チームとも負けてしまい残留には後がない状態となった。青山理工は前回試合を終始支配し、猛攻を仕掛けたものの一点が遠く敗戦した。明治体同連もフースバル相手に互角の戦いを演じたものの最後の最後に失点し敗戦を喫した。最終節を勝って終わりたい両チームだけにいつも以上に気合いが入る一戦となるだろう。
青山理工
ここまで3勝4敗と五分の戦いを見せている青山理工。青山理工の攻撃の中心は76土佐林(1年=八千代)だ。中盤の低い位置から攻撃を組み立て、自身も精度の高いシュートも放つことができる。その土佐林だけでなく10赤塚(3年=久我山)や14赤野(2年=八千代)による細かいパスワークは見る人を魅了する。 前節はグルービーの守備をこじ開けることができなかったがバイタルエリアでパスをつなぎ度々チャンスを作った。ハマれば大量得点を取る力もある。最終節では攻撃陣が大爆発で勝利を手にすることができるか期待だ。
明治体同連
前節、フースバルの猛攻を一点に防ぐ堅守ぶりを見せたもののフースバルに試合をコントロールされ敗戦した。チャンスがなかったわけではない。70青柳(3年=新潟西)を中心に決定機を作ったものの相手GKの好守に阻まれた。明治体同連のキーとなるのは先制点だろう。体同連はこれまでの2勝とも先制点を決め試合を優位に進めて勝利を手にしている。体同連は残留のためには勝ち点が必要だ。14三村(3年=清水桜が丘)の質の高いゲームメイクで試合を優位に進め、何としても残留を決めたいところだ。
第2試合 明治大学グルービーキッズ vs 中央大学フースバルクラブ
明治グル―ビーと中大フースバル、両チーム共に勝ち点10を獲得している。2位の明治グル―ビーと3位中央フースバルという上位決戦となった。この対戦で勝利したチームが1部リーグを2位で終えることができる。今年に入りまだ対戦していないため、どういう展開になるのかは予想できない。しかし、明治グル―ビーはここ最近、中大勢との相性が抜群にいい。このプラスのイメージが吉と出るのか、凶と出るのか。対して中央フースバルは前々節まで低調だったものの、前節の明治体同連戦での熱戦を制し、かなり勢いづいているだろう。好調のチーム同士の好カードに注目が集まる。
明治大学グル―ビーキッズ
3勝1分2敗、勝ち点10の2位で最終節を迎える。前節、青山理工に苦しみながらも、29番坂上(2年=清水東)と3番妹尾(3年=作陽)を中心に1点をなんとか守り切り、勝利をおさめた。最終節の相手は今年数々のタイトルを獲得してきた中央フースマガ杯王者フースバル。しかし、明治グル―ビーは、最近中央勢にほぼ負けがなく相性抜群というデータがある。選手たちからもいいイメージがあると小耳にはさんだ。
注目は、やはりFWの14番澤井(3年=ジェフ千葉Y)だ。澤井は高い決定力と右足から繰り出される変幻自在なスルーパスが光る。チャンスを演出し、さらに自らもゴールを奪える脅威の選手だ。どんな展開になっても澤井にボールが渡れば得点のチャンスを作ることができるだろう。
注目すべき選手をもう一人選ぶと、左サイドハーフの88番恒石(3年=昌平)だ。積極的なドリブルが武器となる。恒石がボールを持つとなにかやってくれると期待感がある。最終節でも左サイドを切り裂く姿に期待が集まる。しかし前節の欠場の原因が怪我なのか気になるところだ。
#応援団長の齋藤(4年=鶴岡南、通信制高校)
中央大学フースバルクラブ
3勝1敗2分、勝ち点10の3位で最終節を迎える。前節、明治体同連との熱戦に勝利し残留を決めた。1年を通して、プレミアカップ、稲穂フェスタ、そしてマガジンカップを優勝してきた。多くのタイトルを獲ってきた中央フースバルは最終節勝利し、最後にリーグ戦準優勝という結果を残せるのか。
注目は左SBの堀内(3年=座間)。堀内の武器は、絶品のキック精度だ。セットプレーでも、その正確なキックからチャンスを演出する。オーバーラップし左サイドを駆け上がり、上げるクロスは非常に質が高く、触ればゴールというボール。守備面でもフィジカルを生かし、マッチアップした選手に仕事をさせない。
また、右SBの選手も重要なポジションになる。相手のストロングポイントとなる右サイドをシャットアウトできるかカギになるだろう。誰が出るのか予想できないが、非常に重要な役割を任されるだろう。
第3試合 立教大学サッカー愛好会vs中央大学サッカー同好会
入れ替え戦の可能性が残っている立教大学サッカー愛好会(勝点8)は、すでに2部降格が決まってしまった中央大学サッカー同好(勝点0)が対戦する。今期の対戦成績は春に行われたスプリングカップで立愛が勝ち、直近ではアットホームカップの予選で引き分けと立愛が勝ち越している。チーム力の高い両チームの意地と意地のぶつかり合いになるだろう。
立教大学サッカー愛好会
立教大学サッカー愛好会は前節、早稲田大学HUMAN F.Cに1-2で敗れ前々節に引き続き2連敗で最終節に望む。勝てば残留が決まるが、引き分け以下だと他の試合結果次第では入れ替え戦の可能性が残っている。前半戦のような良い流れを掴むためにはやはり「チーム力」が必要になってくる。どこのチームよりも毎週応援の人数が多く、今回の最終節は三年生の引退ということでいつも以上の迫力のある応援に期待だ。
注目選手は、立愛の攻守の要である、10番佐藤(3年=八千代)と7番長谷川(3年=西武文理)のダブルボランチだ。10番佐藤は右足から出る精度の高いパスと足元の個人技でどれだけ中盤を制せるか。しかし、足の怪我が気掛かりなところである。7番長谷川はセットプレーのキッカーとして絶対的信頼を得ておりサカ同戦で精度の高いボールをどれだけ供給できるかが鍵になってくる。また、2番岡村(3年=柏南)の後ろからの熱い声と気迫溢れる守備にも注目だ。
中央大学サッカー同好会
中央大学サッカー同好会は前節1位の稲穂キッカーズに0-4で負け、2部降格が決まってしまった。開幕から6連敗と未だ勝点0で最終節に望む。伝統あるチームとして、また、来年に繋げるために何としても最終節は勝点3を獲得したいところである。全体的に失点が多く立愛の速い攻撃にどれだけ踏ん張れるか。そして立愛と同じく、応援に力を入れるサカ同の個性あふれる応援に注目だ。
注目選手は、CB72番朝比奈(2年=袋井)とSB71山本(2年=桐蔭学園)の2年生の守備陣である。前節怪我から復帰した72番朝比奈の攻撃のスイッチとなる精度の高いロングキックとCBとしては小柄ながら絶対の自信がある競り合いに注目だ。そして、次期会長で1年生の頃からリーグ戦に出場する71番山本は足元の個人技があり右足からFWに出される正確なパスはSBながら攻撃の起点となる。また、SB0番臼田(2年=多摩大目黒)の迫力あるドリブルとルーズボールの競り合いでの強靭なフィジカルにも注目だ。
第4試合 早稲田大学稲穂キッカーズvs早稲田大学HUMAN F.C.
第4試合は他を寄せ付けぬ圧倒的な強さでここまで6連勝し、最終節を残し優勝を決めた早稲田大学稲穂キッカーズ(勝ち点18)と、直近の3試合全勝と勢いに乗る早稲田大学HUMAN F.C.(勝ち点9)の早稲田ダービー。
早稲田大学稲穂キッカーズ
早稲田大学稲穂キッカーズは優勝がかかった前節、中央大学サッカー同好会との試合に4-0で勝利し優勝を決めた。夏のマガジン杯こそ準優勝に終わったものの、春の新関東カップ戦、先日行われたアットホームカップ、新関東リーグ優勝とまさに今年は「稲穂の年」と言っていいだろう。素晴らしいシーズンとなった今期最終戦を、華々しく飾ることはできるだろうか。
注目は第1節明治大学Groovy相手に与えたPKでの失点以外、いまのところ流れからの失点を与えていない守備陣が今節も無失点で終えられるかである。キャプテンの5番福田(3年=栃木SCY)と、来季キャプテンの44番末永(2年=都立駒場)を中心とした鉄壁の守備陣に期待したい。
早稲田大学HUMAN.F.C .
早稲田大学HUMAN F.C.は前半戦の3連敗が嘘のように、3連勝と絶好調で最終節を迎える。残留に近付いているいま、まるでラスボスのように立ちはだかる稲穂との早稲田ダービーに勝利して有終の美を飾ることができるだろうか。今季早稲田大学学内戦決勝、新関東カップ戦決勝で敗れている相手にもう負けるわけにはいかない。気合は十分だ。注目はやはり前節途中出場から値千金のゴールを決めた17番菰原(2年=熊本国府)だろう。苦しい展開のときに、ジョーカーとしての活躍が期待される。またDFラインから常に声をかけ続け、とにかく明るい1番藤林(2年=比叡山)にもご注目。これまでどんなに攻め込まれる時間が続いても、持ち前の明るさでチームを救ってきた彼に最後の試練が訪れる。
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