新関東カップ2017 3回戦は日本大学教育サッカー部BAMBINOと明治大学ESPERANZAが激突した。ナイターゲームということもあり比較的涼しい気候でのゲームだったが試合自体は激しい内容となった。

日本大学教育サッカー部BAMBINO（以下：バンビ）スタメン

明治大学ESPERANZA（以下：エスぺ）スタメン

前半

立ち上がりバンビがDFラインからボールを繋いで攻め込む。エスペはなかなか攻められず守備に奔走する。
前半10分を過ぎたあたりからエスペ30番高坂（３年＝本郷）が相手のボールをインターセプトしうまく攻撃につなげ始めリズムを作る。エスペは前半18分左サイドからのアーリークロスに高坂が打点の高いヘディングで合わせるもバンビGK鈴木（３年＝日大三島）がファインセーブ。
前半22分バンビ33番武田（1年＝東久留米）がコーナーのこぼれ球に反応しサイドネットに上手く流し込み先制点。
立て続けに攻め込むバンビは前半27分武田のクロスに7番野々村（2年＝東久留米）がうまく合わせ追加点。
エスペも相手ゴールに迫るが決定的な場面を作れないまま前半終了。

後半

後半もバンビ攻撃陣が奮闘する。
後半4分左から武田のクロスに再び野々村が倒れこみながら決め3点目。
3点目が入ってからエスペがサイドをうまく崩しクロスで再三攻め立てる。
しかしバンビDFは集中を切らさずゴールを割らせない。
すると後半11分カウンターから武田があげた素早いクロスにバンビ11番宍戸（３年＝日大三島）が決め試合を決定づける。
さらに後半18分バンビ14番衛藤（２年＝八千代）が自らドリブルで持ち込みダメ押し弾の5点目を挙げる。
エスペも良い形を作るがなかなかシュートまでいけない。
めまぐるしく攻守が入れ替わる中、素晴らしい決定力と統制のとれたDFでバンビが圧巻の5点を叩き込み試合終了。

一回戦から勝ち上がり快進撃を続けたエスペランサはここで敗退したがチームとしての統一感があり、今後も期待できるチームであった。
初戦を攻撃陣が奮闘し快勝を飾ったバンビは４回戦で青山学院大学理工サッカー部と対戦する。
青理のパスサッカーに対しバンビが攻撃的なサッカーを貫くことができるか注目だ。