【新チーム始動インタビューvol.8】”早稲田大学 稲穂キッカーズ”
BeYonD 編集部昨年度、新関東カップ、アットホームカップ、新関東リーグで優勝を果たし、日本一に輝いた早稲田大学稲穂キッカーズ(以下:稲穂)。
まさに「稲穂の年」と言われた昨シーズンが終わり、新シーズンが幕を開けた。
昨シーズンから最終ラインで活躍した、キャャプテン末永直輝(3年=都立駒場)と副キャプテンの2人にインタビューした。
2015-2016シーズン
“1年を振り返って”
新学期が始まりまず迎えた大会は稲穂フェスタ。慶応キッカーズに敗戦を喫し、今までやってきたチームのサッカーは違うということに気づいた。
そこから稲穂の「走り勝つ」という長所を生かしたサッカーが始まった。
また、決勝で中央大学体同連フースバルクラブ(以下:フース)のサッカーを見てクオリティの差に驚かされたという。
3冠を取るためにも気づかされることの多い大会であったと振り返った。
次の新関東カップでは優勝を果たすもPK戦などもあったため、勝つべくして勝てた大会ではなかったと振り返った。
しかし、夏合宿の練習試合ではフースに2-6での大敗を喫しチームとして危機感が生まれたそうだ。
続くマガジン杯ではフースに互角の戦いを演じるも惜敗。
試合を通し「すぐにリーグ始まるから、フースバルを倒そうぜ」という雰囲気が生まれた。
リーグ戦前と半ばに行われたアットホームカップに関しては「あくまでリーグ戦に向けた試合」と位置づけ、
リーグ戦に向けてモチベーションを高めるもしっかりと優勝をものにした。
そして、新関東リーグでは見事無敗優勝を果たした。
一年間を通し、末永は「やっぱりサークルサッカーは面白いなぁ。最初はサッカーサークルなんてと、舐めて入るけど、全員で話し合ってチームを良くして優勝に向かう、そう言ったサッカーサークルの面白さを感じた。」と語った。
“ライバル”
昨年度苦手意識を持ったチームを聞くとまず「明治大学groovy kids」の名前が出てきた。groovy独特の雰囲気に苦しめられることが多かった。
またライバルとしてだけではなく、この対談で最も名前が挙がったのが「中央大学フースバル」である。
チームとして最もモチーベーションを上げて試合に臨むことのできる相手であるそうだ。
選手について、中央フースバルの大石(3年=藤枝東)に注目した。「縦への推進力が強く、驚異的な選手」と敵として警戒心を強めた。
2016-2017シーズン
“目標”
「三冠・日本一」
目標はと聞くと「三冠と日本一」と即答した。
今年の稲穂の幹部学年は54期生。この目標は毎年変わらぬ目標であるという。
“チームコンセプト”
「ポゼッション」
去年までの稲穂とは打って変わり、コンセプトはポゼッションであると答えた。
去年からスタイルの変更をするために、「バレちゃうな〜」と苦笑いを見せたが、
「来年はめちゃくちゃつなぎます。今年は相手の逆をとって歩きます(笑)」と冗談をを交えてコンセプトを表現した。
現状のメンバーに新入生を加え、実際にどの選手が試合で起用されるかはわからないため、チームのスタイルはメンバーに合わせこれからも変わっていくと説明した。
“注目選手”
まず挙がった選手は“山本拓司”(3年=川和)であった。
山本は今年の稲穂キッカーズにおいて幹事長を務める。
「一浪のため、経験値がとても高い。張り切りすぎずポテンシャルを発揮してほしい」と期待が寄せられた。
2人目は”望月利来”(2年=都立豊多摩)が挙げられた。「足の速さなど、高いポテンシャルを有している。サッカーへの理解を深めれば間違いなく化ける」と今後の成長も含め語ってくれた。
そして最後は”近藤凌”(2年=日大藤沢)が挙げられた。「すごい高い技術を持っている。クレバーであり特にキック精度が高い。彼の配給で左サイドの坂梨を生かすことができる。」とチームにとって不可欠なレジスタであるそうだ。
(写真は近藤凌)
昨年度たくさんのタイトルを獲得した稲穂。2月に行われた学内戦では惜しくも準決勝敗退だったものの、まだシーズンは始まったばかりだ。
最大の目標である三冠・日本一に向けて、どこまで“強い稲穂“が見れるか非常に楽しみである。
Written by
BeYonD 編集部
beyond
BeYonD編集部です。
Keywords
Recommend
【2018新歓ムービー紹介vol.1】稲穂キッカーズ、立愛、学団連、HUMAN
新入生の皆さん! そろそろサークルは決まったでしょうか???? ゴールデンウィークが過ぎて、新歓期も落ち着いてきた頃だと思います。 今年もいろんな人から「○万使った〜」「…
read more BeYonD 編集部【BMOM77】三好駿(2年=福島東)ラスト10分の攻防、鍵を握るのはこの男!
新関東リーグ2017の1部第3節、明治大学体同連サッカー部(以下体同連)と早稲田大学F.C.GUSTA(以下GUSTA)の試合がZOZOパークで行われた。 初戦ということで、両チーム気合が入っていた…
read more BeYonD 編集部【プレからの想い vol.4】 “マネは当たり前ではない。感謝すべき存在。”
マガジン杯が始まりましたね!! プレイヤー、マネージャー、一丸となって戦っていますか?? また試合以外の時間はプレマネ仲良く過ごしていますか?? …
read more BeYonD 編集部【新入生必見!同好会チームガイドvol12】法政大学編その2
同好会チームガイドMARCH特集も大詰めを迎えました! MARCHのトリを飾るのは法政大学の4チームです! 法政大学工体連サッカー部 【所属リーグ】 新関東フットボールリーグ2部、理工…
read more BeYonD 編集部【マネの想いvol.1】 ”プレーヤー目線に立てるマネージャーでいるために”
大学サッカー同好会カテゴリーにおいてマネージャーは必要不可欠な存在である。また、マネージャーのあり方もチームによって大きく異なる。本企画は、様々なチームのマネージャーの想いをインタービュー形式で探って…
read more BeYonD 編集部【マネの想いvol.8】"無冠の代とは言わせない"
–稲穂キッカーズ(以下稲穂)は練習がすごく厳しいことで有名ですよね。 週3回、午前に2時間練習します。早いときは8時から。2時間集中して練習を行います。遅刻は絶対にだめで、1年時からプレマネ関係なく…
read more BeYonD 編集部【就活記事vol.1】早稲田稲穂 米澤直也(4年=早稲田実業)の某大手広告会社の内定獲得に迫る!
某大手広告会社1に就職予定の早稲田大学稲穂キッカーズ(以下:早稲田稲穂)6番米澤直也(4年=早稲田実業)の就職活動に迫った。 早稲田稲穂では、副キャプテンを務め“対人負け知らず”のサイドバックと…
read more BeYonD 編集部【2/16(金)開催!】株式会社Criacao×BeYonDコラボの”就活解禁前最後の”自己分析セミナー開催決定!
みなさんご無沙汰しております!! 最近全く更新ができておらず申し訳ありません!! 今はテストが終わって春休みを満喫している人が多いでしょうか! そろそろ始まる学内戦に向け新チームを仕上げてい…
read more BeYonD 編集部【復活!!マネの想いvol.1】”仲間はいて当たり前の存在、なくてはならないもの”
約1年半ぶりにこの企画が復活します! “マネの想い” 大学サッカー同好会カテゴリーにおいて必要不可欠な存在 また、そのあり方もチームによって大きく異なるマネージャーに迫るこのコラム。 様々なチ…
read more BeYonD 編集部【BeYonD History vol.2】”サッカー同好会を胸張って語れる場所にしたい”高橋佑輔
普段は中の人が見えないBeYonDのこれまでとこれからを紐解いていく新企画BeYonD Historyvo.1はもう読んでいただけましたでしょうか?vol.2はvol.1に登場した"真面目老害"の古平…
read more BeYonD 編集部

