【BMOM104】内海 健太郎(3年=春日部共栄)優勝への立役者は闘志あふれる高い壁!!

BeYonD 編集部

全国から65チームが集まりしのぎを削るサークルの全国大会、マガジン杯が9月7日に開催された。
優勝候補としては新関東カップを優勝した中央大学フースバル、昨年の王者である早稲田大学稲穂キッカーズが有力であった。

そんな前評判を覆し、7年ぶり2度目の優勝を挙げたのが、立教サッカー愛好会A(以下:立教愛好会)である。

第36回マガジン杯決勝戦のBMOMには、空中戦の強さと持ち前のキャプテンシーで立教愛好会を優勝に導いた、内海健太郎 (3年=春日部共栄) を選出したい。

84055441-807d-4dcc-b269-d186ac6ea8a7

内海の強みは言うまでもなく、上背を活かした空中戦を制する力だ。
さらに的確なカバーリングや高精度なロングフィードで攻撃の起点にもなれる、オールマイティーなセンターバックである。

決勝戦では、勢いのある同志社大学三ッ葉キッカーズBのカウンター攻撃にも最後の要塞として立ちはだかりチームのクリーンシートに大きく貢献した。

「走る、闘う、声を出す」
主将内海を中心に立教愛好会がマガジン杯優勝に向けて常に意識してきたことだ。
その意識は決勝でも光り、最後まで内海はチームを鼓舞して戦い続けた。

試合後内海は
「素直に勝てて嬉しかったです。内容としては、もう少しボールを保持したいところだったんですけどプレッシャーが早かったのである程度長いボールを使いながら攻撃出来たのが良かったかなと思います。また常にチャレンジャー精神を忘れずに試合に挑めたのもよかったと思います。
立愛の代名詞でもある応援もすごくて試合していて楽しかったです。」
と振り返り、優勝の喜びを素直にかみしめた。

さらに試合に入る時のルーティンやジンクスを伺ってみると
「ルーティンとしてはプレーヤーマネージャーとハイタッチをして気持ちを高めてます。
ジンクスかはわからないですが、試合前に写真を撮るときにFWの12番大岩がするポーズがあるんですがそれをやると負けてないと思います。」
と答えた。チームのキャプテンとして試合前に仲間とのハイタッチをする。これが、チームとしてのモチベーションを高め、一体感を生んでいるのかもしれない。

試合後内海はチーム全体で勝ち取った勝利にうっすらと涙を浮かべていた。

これから始まるリーグ戦、内海が持ち前のキャプテンシーでどれだけ立教愛好会のサッカーを仕上げていくか注目していきたい。

立教大学 サッカー愛好会のチームページ

Written by

BeYonD 編集部

beyond

BeYonD編集部です。

Keywords

Recommend

コラム 2017.12.26

【プレからの想いvol.5】”女の子のチームメイト”

プレイヤーが、サークルのマネージャーのことをどう想っているのかを聞いてきたこの企画。 今回は、マネージャーへの想いだけではなく、新関東FLについても聞いてみました。 お忙しい中、取材を受けてくださ…

read more BeYonD 編集部
コラム 2017.05.08

【BMOM38】小川潤之助(2年=杉並FC) 守護神のビッグセーブ連発で稲穂フェスタ連覇達成!

ゴールデンウィーク最終日に行われた第15回稲穂フェスタ。中央大学体同連フースバルクラブ(以下:フース)の2連覇で幕を閉じた今大会。 その決勝戦、青山学院大学理工サッカー部(以下:青理)との対戦で…

read more BeYonD 編集部
コラム 2021.09.19

【特別企画】Jユース出身の私たちが大学サッカーサークルを選んだ理由[前編]

今回の記事は、高校時代にはJユースに所属していたが、大学ではサッカーサークルを選んだ早稲田大学HUMANFC(以下:ヒューマン)の3選手に迫ります。 大野友太郎(4年=ロアッソ熊本ユース)、鈴木…

read more 大田智輝
コラム 2017.03.05

【BMOM30】SB嶋方翼(2年=農大二高)左サイドをシャットアウトし悲願の初タイトル獲得

本日、GuamChampionship予選が鹿島ハイツにて行われた。決勝戦は立教大学サッカー愛好会、慶應大学理工学部サッカー部というカード。結果は1-1の同点で50分間が終了した。そして、PK戦の末、…

read more BeYonD 編集部
コラム 2017.05.31

【BMOM50】中島剣士郎(1年=早大本庄)名門の攻撃を牽引した”超絶怒涛のスーパールーキー”

激戦区の早稲田大学学内戦で優勝を逃した早稲田大学稲穂キッカーズ(以下:稲穂)。今年も名門としての強さを示すにはこの男が一番のカギになるかもしれない。 名門のスーパールーキー中島剣士郎(1年=早大…

read more BeYonD 編集部
コラム 2021.11.28

【新関東リーグ2021・第9節】新関東リーグ最終節!優勝・残留をかけた運命の一戦に勝利したのは!?

11月27日(土)矢田部グラウンドにて新関東リーグ最終節が行われた。今節までに慶應義塾大学理工学部体育会サッカー部(以下:慶應理工)と中央大学サッカー同好会(以下:中央サカ同)の降格が決まっている。今…

read more 東 孝太郎
コラム 2017.11.10

【新関東リーグ2017・1部第6節】マッチプレビュー

2017年11月11日、ZOZOPARKにて新関東リーグ1部・第6節が行われる。 開幕からすでに5節消化し、残すところあと2節となり優勝争い、残留争い共に目が離せない展開となった。 そこで今回は第…

read more BeYonD 編集部
コラム 2019.07.05

【BeYonD History vol.1】“真面目老害” 古平翔太編

新企画がスタートしました! 今回はBeYonD内部でメンバーの紹介も交えながら各メンバーがどうしてBeYonDに入ってどんな気持ちで活動しているのか等、普段の記事だけでは分からない内情を発信していけ…

read more BeYonD 編集部
コラム 2016.11.16

【BMOM11】 妹尾 空(3年)が守備の要として勝利に貢献

超高層ヘディングマシーン 妹尾   明治大学グル―ビーキッズは第6節に、青山学院大学理工サッカー部と対戦した。結果は1-0で明治グル―ビーが勝利した。グル―ビーは後半開始早々に奪った…

read more BeYonD 編集部
コラム 2017.04.08

【新入生必見!同好会チームガイドvol.14】東洋大学編その1

新入生の皆さんご入学おめでとうございます! 今回は東洋大学の新入生に向けたチーム紹介をしていきます 本日と明日、続けて東洋大学を特集していきますので、是非目を通していただいて参考にしてみて…

read more BeYonD 編集部

-PICKUP CIRCLE-