【高校別OB座談会vol.2】専修大学松戸高校OB座談会!フィジカルトレーニングを講座でサボる!?週に一度の名物「朝座禅」の思い出も
BeYonD 編集部久我山座談会に引き続き、高校別座談会第二弾!
昨年、関東大会にも出場し、選手権予選ではインハイ準優勝の流経柏高校と熱戦を繰り広げた専修大学松戸高校のOBの5選手が登場!左から専修大学Sefida代表の二瓶颯太(3年)、中央同好会代表の村井隆造(3年)、法政学団連サッカー部の富樫孝介(1年)、立教サッカー愛好会の関口直之(3年)、早稲田FC.GUSTAの古平翔太(3年)。以上5名による座談会のスタートです!
〜高校時代の思い出〜
[古平]:高校時代の練習ってきつかったけど、他の高校に比べると専松は走り少なかったよね。
[関口]:1年生の時の外周でしょ?(笑)
[村井]:いや~、外周よりかは毎週火曜のフィジカルでしょ!四つ角にコーン置かれた時は本当に死にたくなった!
[一同]:うわー、たしかに!!
[二瓶]:俺らはスポクラだったからやれなかったけど、毎週火曜に講座を入れて人が少なくなるのがウザかったわ!(笑)
[一同]:(爆笑)
[二瓶]:おまえらちゃんと講座の話聞いてんのかよってね(笑)
[古平]:普段走りがない分、一回の走りが相当怖かったよ。
[富樫]:専松はパスサッカーだからパスの練習ばっかりでしたもんね。
[関口]:一年生の頃とか対面パスだけで一時間経ってた時とかあったな。
[富樫]:ジェファから派遣されたコーチだから、ジェファ出身の俺と古平君は慣れっこでしたよね。
[関口]:走る練習とかもしてたよね。羽を生やして走るんだ!とか(笑)
[富樫]:俺は練習もそうなんですけど、1年生の時に強制的にやらされた坊主とネームTが忘れられないっす(笑)
[古平]:坊主にしてこいって3年生に言われたときもショックだったけど、3年生になって一年生に坊主を告げるのも嫌だったな。専松独特のものってけっこうあったよね?
[関口]:朝の座禅とかね!(笑)
[二瓶]:あれは実際きつかった!ぶっちゃけみんな寝てたもんね。
[村井]:たまに寝てる時にヤマカン(監督)から名指しで質問された時はみんなめっちゃ焦ってたよね。そんな時に限ってだいたい誰か変なこと言って笑いそうになるし。
[古平]:めっちゃ静かな朝の柔道場でデカい屁こかれた時はさすがに笑い堪えられなかったわ!(笑)
[富樫]:監督をはじめスタッフの入れ替わりがあったんで、実は3年生が引退してから朝の座禅なくなったんですよ(笑)
[三年一同]:えー!!!マジ!?
[二瓶]:たしかに俺らがいた3年間で何人もコーチが代わって大変だったよね。新人戦のトーナメントの途中で代わったりさ。正直それが1番大変だったな。
[関口]:何人くらい変わったっけ?
[三年一同]:1,2,3…うーん、6人くらい?(笑)順番とか覚えてないくらい代わったね。
[富樫]:そんなに代わったんですね!!今の高3の代の強さは3年間ずっと同じコーチに一貫して指導受けられたのもありますよね。
[三年一同]:本当それだよね!うらやましい!!
〜今のサークルに入っている理由〜
[村井]:俺は本当は体育会に入りたかったんだよね。
[一同]:えっ!そうなの!?
[村井]:練習に参加する予定の日に風邪ひいて行けなくなっちゃったんだよね。だからサークルでフースバルか同好会で選ぼうと思ったわけ。フースバルは名門校ばっかりで不安になったのと、専松で愛着のわいた緑をまた同好会で着れるのが良いなって思って同好会にしたんだよね。
[関口]:うちも1年目は緑だったわ(笑)俺はサッカー本気でやりたかったから立教で一番強い立愛を自然と選んだな。
[村井]:二瓶は今代表だから自分でサークル作ったんだよね?
[二瓶]:いや、それがちょっと違くて、法学部のキャンパスはサークルあんまり栄えてないから友達がサッカーサークル作ってて、それに夏頃から行き始めたんだよね。代表と副代表が3年になってから段々来なくなって、代表をやることになったわけよ。
[村井]:要するに二瓶が乗っ取ったってこと?(笑)
[二瓶]:それはちょっと言い方悪いけど、要約するとそうなるかな。
[古平、村井]:二瓶悪党じゃねえか!!(笑)
[古平]そういう俺は理工だから早理に入ろうと思ってたんだけど、洋一君(専松の先輩)にグスタ誘われて行ってみたら、久我山の人とか多くてめっちゃ仲良くしてもらえたことがきっかけだな。孝介はどう?
[富樫]:俺も小学校の頃の先輩がいたので誘われて行ってみたら、すごく真面目に練習してて、法政の中でも強いサークルだったんで学団連に決めました、それと、サッカーのスタイルも専松と同じでパスサッカーだったところも良かったです!
[古平]:そういえば俺もグスタのパスしっかり繋ぐサッカー気に入ったんだった!
〜そのサークルの特徴と入って良かったこと〜
[関口]:立愛の良さは試合に出る人は11人だけど、100人以上の人達がみんなで応援できることかな。部活みたいにカテゴリで分けたりしてないし、全員で1つの目標に向かうっていうのは立愛の良さだと思う。
[村井]:立愛の応援もすごく良いけど、応援といったら同好会も負けてないよ。
[古平]:たしかに中大同好会と立愛は応援がすごいイメージあるわ。逆にグスタは俺らで6期だから応援とかは確立されてないんだよね。去年新関東1部だった時は、応援で圧倒されたりしたな。
[村井]:高校時と違うのはさ、高校の時は試合に出てるやつが権力あるみたいのはあるけど、大学同好会カテゴリーでは試合に出て頑張るやつもいるし、事務をたくさんやって活躍するやつもいる、飲み会を盛り上げるやついるし、活躍できる場が多いよね。後輩がそれを見て、来年自分は応援とかを頑張っていこうとかって思えるし。そういう伝統が引き継がれていくところがうちのサークルの良いところだよね。俺の場合はキャプテンやってるから、監督や指導者がいない中だから俺の一言で100人以上が動くと思うとすごくおもしろいよね。
[二瓶]:かっこいい(笑)
[古平]:隆造語るねえ~(笑)
[二瓶、古平]:俺らは新しいサークルだから練習場所とか運営とか自由に決められるから作っていく楽しさがあるよね。
[関口]:たしかに、立愛と中央同好会は伝統があるのはいいところだけど、伝統に縛られることもあるよね
[村井]:うわ~めっちゃ分かるわ。ナオト・インティライミがOBとして来てくれて試合とかした後にいろいろ話聞いたりするんだけど、そういうの聞いたりすると「同好会ってやっぱりすげえんだな」って実感するんだよね。だからこそ、伝統を守んなきゃって思いが強くなる。スタメンを決めるのとか結構大変だし、いろいろなしがらみが…
[関口]:中大同好会がスタメン決める時の投票制とかってかなり独特だもんね。
[古平]:キャプテン1票も他の人の1票も同じだもんな。
[二瓶]:政治でいう1票の格差じゃん!(笑)
[古平]:秀才ぶんなよ二瓶(笑)でもスタメン決めるのはどのサークルでも悩みのタネだよな。
[村井]:3年生は3年生可愛く見えちゃうからなぁ。
[3年一同]:あ~分かる!!!
[村井]:同好会カテゴリって実際気持ちの戦いだしね。うまい11人揃えるよりも、いっぱい練習来て走れる11人揃える方が勝てるもんな。
[古平]:練習が体育会よりも少ない分1回1回の練習が大事だもんな。
[富樫]:そういう意味では学団連は練習しっかりやってるのはいいところなんですよね。サークルだから緩く楽しむ部分もあるけど、やるところはしっかりメリハリをつけてるので。
[村井]:うちはもうサッカーもガチで遊びにもガチ!
[古平]:大学になって初めて合宿が楽しいと思えたわ(笑)
[一同]:あ~めっちゃわかる!!!
[古平]:新歓合宿に行って「あっ、同好会カテゴリーの合宿ってこんなに楽しいんだ!」って思った。
[二瓶]:コーチとか先生いないもんな。
[古平]:先輩とか怖くなくてめっちゃ優しいし!
[関口]:あとあれだと思う。部活は入っちゃったら毎日行かなきゃいけないし義務みたいにんるけど、サークルだと本当にやりたいやつらが集まるし主体性があるよね。
[富樫]:行きたくない時は行かなくていいんですもんね。でも、そういう状態になると高校の時と違ってサッカーしたくて行くっていう(笑)
[関口]:勝ちたいとかうまくなりたいって気持ちが高校の時より強くなってる人も多いよね。
[村井]:高校の時よりどうやったら勝てるかとか考えるから上手くなれたりするんだよね。あと、高校の時に監督から怒鳴られたりして萎縮しちゃってた上手いやつが同好会で伸び伸びやって活躍したりするし、サークルでもまだまだ伸びる可能性あるよね!
〜最後に、後輩たちへひとこと〜
[村井]:俺はアットホームカップの理事会とかして、いろんな同好会カテゴリのサークルを見てきたけど、やるかやらないか迷った時は絶対やった方がいい。何に関しても。例えば、アットホームや、このビヨンドだったり学生主体でできるものがあるわけだし、同好会トレセンとか各チームの役職をやることっていうのは結果自分のためになるし、やってみなきゃわかんないことっていっぱいあると思うんだよね。だから、やるかやらないかで迷ったらやらないよりかはチャレンジしてみた方が絶対に良いと思う。
[富樫]:俺も隆造君と同じようなことを思ってて、大学って楽しいところだけど、自分からアクションを起こさないと何もせずに終わると思うんですよね。サークルは強度がちょうどいいし、楽しくサッカーができる。でも部活でサッカーをできる環境があるなら部活に入った方が指導者とか環境が整ってていいかもしれないけど、部活でサッカーをできる人って限られてきちゃいますよね。なので、サークルでサッカーをするっていうのもちゃんとした選択肢の一つとして考えてくれたらいいなと思います。
[関口]:高校サッカー終わって大学でもサッカーがやりたくてサークルに入った人が多いと思うけど、特に新関東リーグとか所属してる人とかは、同じ学校の仲間とこんなに熱くなってサッカーできることは最後になると思うから、自主練とかして全力で頑張ってほしいな。そういう経験ってきっと自分ためになるから。
[二瓶]:他の大学でいう立愛とか中央同好会、グスタとかあれば入った方がいいし、なければ俺らみたいに作ればいいわけだし…
[一同]:かっけぇ~(笑)
[二瓶]:実際それは結構大変だけど、仲間がいれば全然できないことじゃないと思う。それをやっていくモチベーションはね、1年に1回は結果を出すことかな。練習があんまり人数が集まらなかったりグラウンドが取れなかったりしても、1回1回の大会で他よりも絶対結果を残すんだってこだわってるかな。ただでさえ新米サークルで認知度とかも低いわけだから出た大会で名前残していかないとなかなか新入生も入ってくれないからね。
[古平]:やべ、結構みんなに言われちゃったな(笑)俺はじゃあサークル選びかな。特に早稲田なんかサッカーサークルだけでもたくさんあるからさ。緩く楽しくサッカーしてるところからガチガチの体育会みたいなところまで幅広いから自分の用途に合わせてじゃないけど、いろんなサークルにいってみてサークルを選んでほしいかな。俺も理工だから早理に入るもんだと思ってたけど、専松の先輩に誘われてグスタ行ってみたらそっちの方が合うかなって思ったし、最初からここって絞っちゃうのはもったいないかな。たくさんのサークルに行ってみて自分に合うサークル見つけてほしいな。
[村井]:あ~あと、今の専松の子とかめちゃくちゃ上手いから体育会に入る選手が多いと思うんだけど、体育会のBチームCチームで腐りながらやるんだったら同好会でやった方が良いと思うんだよね。同好会が妥協とか逃げじゃなくて、体育会と同好会どっちも行ってみて決めてほしいな。
[古平]:同好会カテゴリが1つの選択肢になったらいいよね!
[村井]:実際は同好会もちゃんとやってるんだぞっていうのを周りの人にも知ってもらいたいよね!
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BeYonD 編集部
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