【新関東リーグ2018 2部 1部昇格戦】早稲田理工が延長戦の末悲願の1部昇格を掴み取る!
遠藤瞭介RESULTS
新関東リーグ2018 2部 1部昇格戦
ESPERANZA
理工サッカー部
11月24日(土)、ZOZOPARK HONDA FOOTBALL AREAにて新関東リーグ2部の1部昇格戦が行われた。
2部Aリーグ最終節で逆転優勝を果たし2年連続で昇格戦に挑む明治大学Esperanza(以下、明治エスペランサ)と、2部Bリーグを5勝1分無敗の圧倒的強さで優勝した早稲田大学理工サッカー部(以下、早稲田理工)が、1部への自動昇格をかけて対戦した。
(明治エスペランサスタメン)
(早稲田理工スタメン)
ウォーミングアップから檄を飛ばし合いモチベーションを上げていく明治エスペランサ。
対して早稲田理工は笑顔が見えるなどリラックスしたムードで試合に臨む。
試合前は対照的な両チームだったが、試合は延長戦までもつれる激しい展開となった。
前半
早稲田理工ボールでキックオフ。
立ち上がりは早稲田理工がシンプルな展開から攻め上がり早々に均衡を崩す。
3分、早稲田理工35番植野(2年=早大本庄)がDFに競り勝ち右から精度の高いクロスを上げる。
それをファーで待っていた7番大寺(3年=滝川)が胸トラップからボレーシュートを叩き込み早稲田理工が先制点を挙げる。
幸先良く先制した早稲田理工に対し出鼻を挫かれた形になった明治エスペランサだが、中盤で複数人でプレスをかけ徐々にペースをつかんでいく。
11分、明治エスペランサは中央でボールをカットしテンポ良くパスを繋いでいく。
最後は10番加賀谷(2年=ツエーゲン金沢)がコントロールシュートでゴールを狙うもこれはバーに直撃。ベンチからも思わず声が漏れる。
さらに15分、20番高木(3年=城東)がキャプテンの3番小笹(3年=都立駒場)からのループパスに抜け出しシュートするもこれはゴール左に外れる。
この時間帯は明治エスペランサがセカンドボールを拾い10番加賀谷を中心に攻め立てる。
しかし早稲田理工も10番八塚(3年=小倉)の正確なフィードからチャンスを演出し主導権を渡さない。
20分、早稲田理工はその10番八塚のフィードを受けた7番大寺が切り込んでシュート。積極的に追加点を狙う姿勢を見せる。
その後も互いにチャンスを作るものの決定力に欠け前半は0-1で終了。
早稲田理工の1点リードで折り返す。
後半
明治エスペランサボールでスタート。
序盤は前半同様互いに一歩も譲らず、中盤で激しい攻防が続く。
11分、7番大寺の仕掛けからFKを得た早稲田理工は6番ライアン(3年=日大習志野)のクロスを再び7番大寺がファーで折り返すも明治エスペランサ37番高坂(4年=本郷)が間一髪でクリアし難を逃れる。
しかしこのプレーで獲得したCKを7番大寺が押し込み追加点……かと思われたが、明治エスペランサの猛抗議の末ゴールは取り消しに。
その後は互いになかなかチャンスが作れない。
追加点が幻となってしまった早稲田理工は徐々に足が動きが重くなっていく。
対して首の皮一枚で望みを繋げた明治エスペランサは押せ押せムードが漂い始める。
そして27分、明治エスペランサがロングボールから押し込みPKを獲得。
62番神山(1年=座間)が冷静にゴール左に流し込みついに試合を振り出しに戻す。
終盤は明治エスペランサが押し込む展開。
立て続けにセットプレーを獲得し理工ゴールに迫るも早稲田理工も粘りを見せ決勝点は奪えない。
そのまま1-1で後半が終了し、試合は延長戦にもつれこむ。
延長前半
6分、早稲田理工にアクシデントが発生。
小競り合いが起きエースの7番大寺がこの試合2枚目のイエローカードを受け退場処分に。
厳しい展開に追い込まれてしまう。
その後は明治エスペランサが数的優位を生かして攻め込む。
しかし早稲田理工も全員で体を張って守りチャンスを作らせず、前半は終了する。
延長後半
後半は前半とは一転、人数の少ない早稲田理工が攻め込む展開に。最後の力を振り絞って数的不利を感じさせないパフォーマンスを披露する。
特に15番内城(2年=町田)の華麗なドリブルは終始観客たちを魅了した。
そして7分、センターライン付近から6番ライアンが蹴ったFKを19番武田(2年=土浦第一)が頭で合わせる。高く上がったボールはGKの頭上を越えボールはゴールに吸い込まれた。
早稲田理工次期代表による値千金のゴールでついに早稲田理工が勝ち越しに成功する。
後がなくなった明治エスペランサ。落ち込む時間など無いと全員で最後の反撃に出る。
早稲田理工もキャプテンの5番増井(3年=修道)を中心に声を掛け合い、隙のない守備でゴールを死守。
このまま1-2で試合終了。
早稲田理工が激闘の末自動昇格を勝ち取った。
ホイッスルが鳴った瞬間、ベンチや応援していた選手たちもピッチになだれ込み喜びを爆発させた。
エースを失うアクシデントもあったが最後は早稲田理工がチームの底力を見せつけた。
この結果を受け、来季の1部リーグは稲穂キッカーズ、FC.GUSTA、そして理工サッカー部の3チームが参加する早稲田が最大勢力となる。
今季の王者、中央フースバルから王座を奪うチームは早稲田勢から現れるのだろうか。
昇格を決めた早稲田理工のさらなる活躍に期待したい。
惜しくも破れた明治エスペランサは次週、青山理工との入れ替え戦に臨む。
自分たちの実力を信じ今回のように気迫溢れるプレーで次こそ昇格を勝ち取ってもらいたい。
Written by
遠藤瞭介
r.endo
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