【2026マガジン杯】“膝”に人生を賭けた男たち。まだ知られざる注目選手、紹介します。
編集部BeYonDこんにちは!Beyond編集部です!
いよいよマガ杯が目前に迫ってきましたね。というわけで今年もやってまいりました、恒例の注目選手紹介企画。
今回のテーマは、ズバリ「膝」です。
サッカーは足でするスポーツ……だと思われがちですが、実際に選手の運命を左右するのは、案外「膝」だったりします。特に前十字靭帯(ACL)。切れた瞬間に世界が静止し、リハビリという名の修行僧生活が始まり、それでもまたピッチに戻ってくる者、あるいはまだ戦線離脱中でベンチから声を張り上げる者——。
今回紹介する4人は、全員がこの”膝の試練”を経験した選手たちです。
そのうち2人はいま現在進行形で怪我と戦い中。もう2人は怪我を乗り越えて舞台に戻ってきた、いわば「無名の実力者」たち。
今回は満を持して、その4名をまとめてご紹介します!
① 中嶋崇人(稲穂キッカーズ / CB)
編集部より一言:
復帰までの長い道のりの果てに出てきた言葉が、雄叫びでも決意表明でもなく「お兄ちゃん、僕はここで頑張ってるよ」。圧倒的な声量の持ち主が届ける、誰よりも静かな一言です。
アンケート
• 名前:中嶋崇人
• 所属チーム(サークル名):稲穂キッカーズ
• 前所属:早稲田実業
• ポジション:CB
• プレースタイル(武器):圧倒的な声量
• いつ怪我をしたか:5/7
• 診断:左膝前十字靭帯断裂
• 怪我のエピソード:とにかく復帰までが長かったです。
• マガ杯意気込み:お兄ちゃん、僕はここで頑張ってるよ。
編集部より一言:
膝の”つながり”を失った男が辿り着いた答えが「つながり」って、ちょっと出来すぎでは?でもそれくらい本気だから信じてください。
アンケート
• 名前:柴原佑羽
• 所属チーム(サークル名):FCめっしB
• 前所属:ギラヴァンツ北九州
• ポジション:CB
• プレースタイル(武器):いついかなる時もパスをつなぐ。さらに、人と人をつなぐことで、なくてはならないチームにとっての靭帯のような存在になりたい。
• いつ怪我をしたか:大学1年生
• 診断:左膝前十字靭帯断裂
• 怪我のエピソード:私は「つながり」を大切にしています。というのも、膝の「つながり」である前十字靭帯を断裂したとき、周りの人たちとの「つながり」に支えられ、復帰を果たすことができたからです。
• マガ杯意気込み:リハビリの原動力は、幼い頃から夢見ていたマガ杯の舞台に立つことでした。怪我からの復帰を経験した僕だからこそ、プレーを通して伝えられるものがあると思っています。
編集部より一言:
1年生に当たり負けての断裂——普通なら黒歴史。でも彼は「もう負けない」の四文字で全部塗り替えてきました。
アンケート
• 名前:月村桜人
• 所属チーム(サークル名):MAPLE
• 前所属:江戸川区立鹿骨小学校
• ポジション:ACL
• プレースタイル(武器):BtoB
• いつ怪我をしたか:今年の新歓時期
• 診断:ACL
• 怪我のエピソード:グスタとの練習試合で新入生の一年生に当たり負けし、着地に失敗。
• マガ杯意気込み:もう負けない。
編集部より一言:
前所属が「関東労災病院」な時点で嫌な予感はしていました。診断名を読んだら、その予感は的中どころか想像を超えてきました。
アンケート
• 名前:網中智哉
• 所属チーム(サークル名):FCめっしB
• 前所属:関東労災病院
• ポジション:MF
• プレースタイル(武器):ボックストゥボックス
• いつ怪我をしたか:去年の夏
• 診断:前十字靭帯断裂、内側側副靱帯断裂、外側側副靱帯断裂、大腿二頭筋断裂、腓骨神経損傷
• 怪我のエピソード:2025年8月6日、矢上グラウンド。当時のことは、今でも鮮明に覚えています。シュートを打った直後、軸足を地面についた瞬間。「パンッッ!!」グラウンドに響き渡る、弾けるような、とてつもなく大きな音。グラウンド脇のカラスの群れが、驚いたように一斉に羽ばたき、黒い影となって空へ飛び立ちました。その瞬間、俺は思いました。「スナイパーに狙撃された。」しかし、撃たれたわけではありませんでした。音の正体は、左膝の靱帯が断裂した音でした。まさか、自分の身体からあんな音がするとは思いませんでした。
• マガ杯意気込み:菅平のレタスは、標高1,200メートルを超える土地で育てています。昼はしっかり暑い。でも、夜になると一気に冷え込む。この昼夜の寒暖差が、野菜を甘くしてくれます。厳しい環境だからこそ、味わい深くなる。これは、FCめっしBも同じだと思っています。暑い中での練習。思うようにいかない試合。疲労や怪我。ここまで、決して楽なことばかりではありませんでした。それでも、そういう環境に揉まれてきたからこそ、自信があります。今年のレタスも、FCめっしBも、出来は最高です。あとは、収穫を待つだけ。今年のマガ杯、いただきます。
おわりに
膝を壊した男は「つながり」を語り、新入生に当たり負けた男は「もう負けない」と誓い、フルコースの負傷を負った男はレタスの甘さを語る。それぞれの膝に、それぞれの物語がありました。
2026マガジン杯、彼らの膝がどんなドラマを見せてくれるのか。ぜひ会場で、その”つながり”の続きを見届けてください。
Written by
編集部BeYonD
abe
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