【日本大学学内戦決勝戦】法学部サッカー部が見事な逆転勝利

BeYonD 編集部

RESULTS

日本大学学内戦決勝

日本大学
教育サッカーBAMBINO
1-2
日本大学
法学部サッカー部

2月16日、日本大学学内戦が大井第二球技場にて行われた。決勝戦は、日本大学教育BAMBINO Bと日本大学法学部サッカー部というカードになった。昨年度は日本大学教育BAMBINOが優勝している。その優勝した3.4年生チームの日大BAMBINOが2連覇するのか、日本大学法学部サッカー部が優勝するのか。

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(日本大学教育BAMBINO Bイレブン)

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(日本大学法学部サッカー部 イレブン)

前半

試合開始序盤、日大法学部7番片岡(2年=日大日吉)がボールを展開させ、主導権を握る。3分、ゴール前で日大BAMBINOがハンドをしてしまい、日大法学部が絶好の位置でFKを獲得する。キッカーは18番小林(1年=日大日吉)、直接ゴールを狙うがGK正面。その後、日大法学部がボールを保持するが、なかなかシュートまで持ち込むことができない。対して、日大BAMBINOは左サイドの11番甲賀(3年=法政二高)のスピードを中心にカウンターでチャンスを作る。甲賀が左サイドを何度か突破するシーンがあったが、決定的な場面は作れないまま膠着状態が続いた。13分、日大BAMBINOはCKを獲得すると、ショートコーナーを使う。そのクロスボールに2人が飛び込むもののわずかに届かない。少しゴールの予感がした直後の15分、73番野々村の絶妙なロングスルーパスに右サイドから走りこんできた7番小林(3年=都立調布南)が裏に抜け出しGKと1対1になる。今大会ゴールを量産してきた小林は、この場面を冷静にゴールへ流し込み先制点を挙げる。反撃の1発を決めたい日大法学部は、攻撃のスイッチが入り失点前に比べ攻撃のキレが増す。19分、早くも日大法学部が同点弾を叩き込んだ。中盤の16番諸井(1年=鹿島学園)がミドルレンジから左足一閃。GKの頭上を越すスーパーミドルがネットに突き刺さりゴール。1-1となり次の1点をどちらが奪うのかが、この試合のターニングポイントになるだろう。そんな中、日本法学部が立て続けに決定機を作る。片岡が裏へ抜け出し左足を振りぬくが、DFブロック。さらに、片岡からオーバーラップしてきた8番上月(2年=西武文理)へ、そのパスを上月がファーストタッチでDFの股を抜きシュートを放つが、枠の左に外れてしまう。前半の終盤は両チームカウンターからチャンスを作るカウンター合戦となった。そのカウンターに対して、日大法学部6番渡邊(2年=西武文理)と小林、日本BAMBINO5番菅井(3年=保谷)と70番阿部(4年=名東)という両チームのCBが最後まで集中を切らすことなく、攻撃をシャットアウト。1-1のまま前半が終了した。

 

後半

後半は終始日大法学部が主導権を握る。ほぼハーフコートゲームであり、日大法学部が決定機を作り続ける展開となった。日大BAMBINOは菅井を中心に守りを固めるが、7分に日大法学部に大きなチャンスが到来する。右サイドを細かくつなぎ崩すと、中央で待ち構えていた諸井がミドルシュート。絶妙なコースへと思われたがポストに弾かれ枠の外へ。その後、セットプレーからチャンスを作る日大法学部。遠めのFKに上月が頭で合わせるがミートせず。さらに、中央やや遠目のFKからふわりと放り込んだボールが、ゴール前で混戦になるが日大BAMBINOのDFが決死のクリアで窮地を出する。17分、日大BAMBINOのバックパスを47番河村(1年=聖望学園)が掻っ攫うと、ゴールに向かいドリブル。GKと1対1にと思われたが阿部がスライディングでクリア。21分、日大BAMBINOがカウンターを仕掛け勝ち越しゴールを狙うが、小林がしっかりと対応し攻撃を食い止める。23分、日大法学部がやっとの思いで、逆転ゴールを奪う。オーバーラップした4番高橋(2年=横浜創英)がファーサイドの10番福井(2年=立正大湘南)へとクロスを送り、そのボールを決めてくださいと言わんばかりの落としを片岡へ。片岡は自慢の左足を振りぬくと、ゴール右隅に吸い込まれた。日大法学部が2-1と逆転した。このリードを守り切り、試合終了。

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日大法学部が優勝し、10月に行われるアットホームカップへの出場権を獲得した。アットホームカップでの堅い守備とタレントが揃う、前線に高い注目が集まる。

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