【ユニオンリーグ・チャンピオンシップ】 全員が最後まで走りきった荒友がチャンピオンシップ2連覇を達成する!
BeYonD 編集部RESULTS
ユニオンリーグ・チャンピオンシップ
A.C.Campione
荒友キッカーズ
【ユニオンリーグ・チャンピオンシップ】
早稲田大学A.C.Campione vs 早稲田大学荒友キッカーズ
晴天に恵まれたユニオンリーグ・チャンピオンシップは、前期王者A.C.Campioneと2連覇のがかった後期王者荒友キッカーズの早稲田ダービーとなった。
前半
午前中にユニオン・カップ戦決勝を戦ったCampioneは疲労もあってか慎重な立ち上がり。一方で、この日1試合目の荒友は立ち上がりからアクセル全開で前線から激しくプレスをかけていく。最初のビッグチャンスを得たのは、フレッシュな荒友キッカーズ。4分に10番中村(3年=県立船橋)が絶妙なクロスに9番日下(2年=早稲田)がドフリーでシュートするも大きくふかしてしまい先制点とはならなかった。続いて、中村のスルーパスから日下へ、2番棚町(2年=暁星)のクロスから日下がダイビングヘッドをするが、いずれもCampione1番秋岡(1年=横河武蔵野Y)がビッグセーブ。10分間で訪れた三度のビッグチャンスを9番日下が決めきれない荒友だったが、中村、棚町を中心に荒友がCampione右サイドを攻略すると、15分に待望の先制点が生まれる。左からのクロスのこぼれ球を8番森本(2年=早稲田)がボレーシュート。これが相手ディフェンダーに当たってキーパーの逆をつくかたちとなりゴール左へ吸い込まれていった。先制点を挙げた後も荒友は緩めることなく相手ゴールへ迫っていった。前半終了間際にCampione4番加藤(2年=昭和秀英)がペナルティーエリア右からボレーシュートを打つもシュートはこの一本に留まった。
後半
午前中に行った試合の影響からか、前線でタメを作れるCampione7番神戸(2年=早大学院)が足をつり交代するとボールポゼッションはさらに荒友へ。後半3分、日下がボールを収め、ディフェンスラインから上がってきた38番高山(3年=県立船橋)が技ありのインサイドシュートをするもポスト左をかすめ追加点とはならず。18番徳原(1年=富山中部)と22番斎藤(1年=暁星)らがドリブルでチャンスを作るなど、前半にも増して荒友2列目、3列目の選手が前線へ飛び出し相手ゴールを脅かした。劣勢のCampioneは次々に選手を交代させ流れを変えようと試みる。試合終了間際の29分に交代で入った8番武市(2年=南山)がペナルティーエリア左で倒され同点のチャンスを得る。26番高橋(1年=早稲田実業)が絶妙なボールを入れるも、荒友の守護神1番関根(2年=暁星)が素晴らしい飛び出しでガッチリキャッチ。終始運動量で圧倒した荒友キッカーズがチャンピオンシップを制し、ユニオンリーグ年間チャンピオンに輝いた。
総評
夏で3年生が引退してしまったA.C. Campioneはまだまだ自分たちのかたちを確立できていない印象で、荒友の早いプレッシングの前にボールを確実に繋ぐことができなかった。一方の荒友キッカーズはチームとして成熟しており、「球際を厳しくいき、守備から試合に入るという荒友らしさを出して、前線で収められるカンピの選手に対してしっかりと対応していくことを意識した」と語るようにキャプテン中村を中心とした組織的な守備で相手フォワード陣に自由を与えなかった。ユニオンリーグ前期の優勝を逃し、夏のマガジン杯でも結果を残せず悔しい思いをした荒友キッカーズだったが、今期最後のチャンピオンシップを優勝で終え、見事ユニオンリーグ2連覇を達成した。圧倒的な存在感で中盤を支配するキャプテン中村の穴を埋めることができるかがユニオンリーグ3連覇へのカギとなるだろう。
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