新チーム始動インタビュー第1弾”中央大学サッカー同好会”
BeYonD 編集部新関東リーグ戦が終わり、新チーム始動となった中央大学サッカー同好会。キャプテンの”山本 璃来” (2年=桐蔭)を取材した。
2015-2016シーズンについて
”1年を振り返って”
昨シーズンの始まりからの各大会について「去年のチームが始まりまず、プレミアカップがあった。プレミアでは中大フースバルと戦い、引き分け。大会を通して負けなしだったが、グループリーグ敗退であまり記憶にない。そして中大カップ、決勝で中大フースバルに勝利し優勝。さらに、グアムチャンピオンシップも優勝し勢いがあった。いい勢いがあったが、稲穂フェスタ、新関東カップ戦、マガ杯でコロッと負けてしまった。アットホームカップで早稲田稲穂に完敗し、立て直せずにリーグ降格となってしまった」と口を尖らせコメントした。山本は「グアムチャンピオンシップを優勝して、“慢心“が満足いかない結果につながった」と昨シーズンを振り返る。
”ライバル”
1番強いと思ったチームは、「早稲田稲穂」と即答だった。早稲田稲穂について「稲穂は非常に強かった。なにより高い組織力を感じ、少しサークルの域を超えていた」とコメント。さらに「稲穂の中でも、ボランチの新井と朴が印象的。この中盤の2人はポジショニングがうまく、セカンドボールを拾う能力が高く、ほとんどやられてしまった」と苦い表情で話した。「それに、明治グル―ビーの小田島や立教愛好会の浅田など厄介な2年生の選手に要注意だ」と話した
2016-2017新シーズンについて
”目標”
「新関東リーグ1部昇格」
「まず後輩たちに1部は残したい。目標というより絶対にやらないといけないこと。リーグ以外の大会については、上を見ずに足元の試合に集中するのがコンセプト。その中でタイトルが獲れたら、ベストです」と謙虚な姿勢を見せた。2部に降格してしまい、1年で1部復帰できるのか、注目が集まる1年になるだろう。また、ここ最近不振が続いている中央大学サッカー同好会に光を取り戻せるか期待だ。
また山本自身の目標について、「マガ杯MVP」と大きな目標を掲げている。
”チームコンセプト”
「勝ち切るチーム」
山本は「自分が同好会に入ってから、なかなか勝ちきれない試合が多く、引き分けやPK戦にもつれてしまう弱さがあった」と話した。山本が入学してから、ビックタイトルから遠ざかっている。そんな不振続きの中大同好会を変えるために「しっかりと守備から入り、簡単に失点しない。奪ったゴールをしっかりと守り切り、勝ち切るチームになりたい」と力強くコメントした。また新チームのメンバーについて「みんないいやつで、後輩を含め仲がいい。その中で馴れ合いという雰囲気となってはならない」と話した。キャプテンの山本はメンバーを一つに統率し、勝ち切る強いチームとなれるのか。
”注目選手”
山本は新チーム始動となり、佐伯源太(2年=福岡舞鶴)を注目選手に挙げた。技術が高く運動量が豊富な選手と山本は評価した。山本は佐伯に対して、「ゴールを取れる選手」になってほしいと大きな期待を寄せている。「佐伯が点を取れる選手になれば、チームは大きく変わる」と山本の大きな期待感が伺える。77番佐伯に注目である。
中大同好会は、先日行われた多くの強豪が集まるPremier cupにおいて“優勝”という結果を残した。大会を通して無失点優勝を遂げたのだ。Premier cupを終えて山本は「新チーム初の大会ということで、難しい面やうまくいかないことがありました。しかし優勝という結果だけを見れば、非常にいいスタートが切れたと思います。次の目標である中大カップ連覇に向けて、チームとしてしっかりと努力を続けていきたい」とコメントを残した。
勝ちに強いこだわりを持つ山本が率いる中大同好会。2部降格となってしまったが、いきなり結果を残した中大同好会の飛躍に注目だ。
Written by
BeYonD 編集部
beyond
BeYonD編集部です。
Keywords
Recommend
【BMOM104】内海 健太郎(3年=春日部共栄)優勝への立役者は闘志あふれる高い壁!!
全国から65チームが集まりしのぎを削るサークルの全国大会、マガジン杯が9月7日に開催された。 優勝候補としては新関東カップを優勝した中央大学フースバル、昨年の王者である早稲田大学稲穂キッカーズが有力…
read more BeYonD 編集部【注目の1年生紹介記事vol.4】早稲田大学FC.GUSTAと中央大学体同連フースバルクラブの注目選手を紹介!
BeYonD編集部です! 今回は一年生紹介記事最終弾! これまで数々の新入生を紹介してきましたが、今回紹介する2名もこれからサークル界を牽引していく存在です。 技術派集団早稲田大学F…
read more 土屋茜音【新関東FL2部自動昇格戦】マッチプレビュー 最高峰の舞台”新関東1部”へ昇格するのは
先週19日に、最終節を消化した新関東FL2部。各ブロック1位のみが1部昇格の道を許された狭き門をくぐり抜けたのはAブロックからは慶應義塾大学キッカーズFC(以下慶應キッカーズ)、Bブロックからは大方の…
read more BeYonD 編集部【新関東リーグ2017・1部第3節】連勝中の2チームが敗れ3冠をかけた覇者が僅差で首位へ踊り出る!1部全4試合をハイライト!
爽やかな秋の空模様の中、新関東リーグ1部第3節が行われた。 早稲田稲穂 - 明治体同連 1試合目はマガハイ優勝の早稲田大学稲穂キッカーズ(以下:早稲田稲穂)と同大会準優勝の明治大学体同連サ…
read more BeYonD 編集部【新人戦2年生大会】~まだまだいるぞ、今後の注目選手たち~
2月5~6日に行われた新人戦2年生大会において、惜しくも上位進出は叶わなかったチームにもまだまだ素晴らしいパフォーマンスを発揮し活躍した選手たちが数多くいます!今回は、そんな上位進出は叶わなかったもの…
read more BeYonD 編集部【新歓記事2021】vol.1 早稲田大学サッカーサークルその1
サッカーサークルに入りたい!マネージャーとして選手をサポートしてみたい!そんな風に思っているけれど、迷ってしまっている新入生の皆さん! 今年も新型コロナウイルスの影響下で、サークル選びの判断材料が少…
read more 後藤直也【マガハイ直前!】昨年度Best4サークルにインタビュー vol.1
みなさん、お疲れ様です!!BeYonD編集部です!夏の大会に向け、各サークル活気がましている時期ではないでしょうか?? 9月8日より、第41回サッカーマガジンカップオープン大…
read more BeYonD 編集部【BMOM98】西出有佑(3年=座間)が伝統の中大ダービーを制する決勝点!!
来たる6月10日、中央大学フースバルクラブ(:以下中央フースバル)と中央大学サッカー同好会(:以下中大サカ同)の両チームが待ちわびた因縁の中大対決がサークル界の「埼玉スタジアム2002」、ZOZOパー…
read more BeYonD 編集部新人戦2年生大会 予選ダイジェスト「第5グループ〜第7グループ」
第5グループ 1位通過をしたのは勝ち点4の慶應義塾大学リコタイ無駄な人生選抜。2位通過は同じく勝ち点4の明治大学生田サッカー部蹴友会。3位は中央大学MAPLE。グループ5の1位2位はイエロー…
read more BeYonD 編集部【新関東リーグ2017・2部B第4節ハイライト】4連勝の明治エスペランサが首位をガッチリとキープ
早稲田HUMAN – 日大理工 早稲田HUMANが前半早々から圧巻のゴールショーを見せる。前半2分、菰原(3年=熊本国府)のゴールを皮切りに前半だけで3得点と自慢の攻撃陣が火を吹く。後半に入りそ…
read more BeYonD 編集部

