【BeYonD History vol.6】初代ビヨンドマネが語るサッカーサークルとは
田中菜々美BeYonD History vol.5 に引き続き、初代ビヨンドの先輩方にインタビューしました!
今回お話をしてくださったのは、初代ビヨンドマネージャーの神垣柚乃さん(早稲田大学理工サッカー部出身)、鈴木瑠華さん(法政大学学団連サッカー部出身)のお二人です!
初期メンバーとしての関わり方
QⅠ :ビヨンドの立ち上げにはどんな経緯で関わることになったのですか?
神垣さん(以下敬称略):元々アットホームの運営をしていて、稲穂フェスタの日に近藤さん(スポーツマネジメントの社員の方)に呼ばれて行ったら森井(初代代表)と安井(初代副代表)がいて、誘ってくれました。当時は自分で何かしたいと思って始めたというよりは、誘ってもらって楽しそうじゃん!と思ったから入ったかな。
鈴木さん(以下敬称略):私が所属していた学団連は稲穂フェスタに出ていなかったから、タイミングとしては神垣さんとはずれていました。私はスポーツマネジメントでアルバイトしてたら、森井が誘ってくれました。何するかは正直知らなかったです。(笑)
Q2:ビヨンドではどんな仕事をしていましたか?
神垣:私は主に渉外、対外的な関係を担当していました。各サークルの当時の代表全員のラインを持っているくらい知り合いが多かったので、企画が出たら連絡をとるのが役割でした。あとは、「マネの想い」の記事を書いたり。最初は認知度を上げるために質より量!という思いで頑張っていました。
鈴木:私は学団連に所属していたからそもそも新関東リーグに入っていないし、ちょっと異質だったから、記事も書くこともあまりありませんでした。その代わり、みんなが取材に行ったりする時の経費経理やお金面の管理をしていました。
でも取材はみんなで行ってたよね。
神垣:思い出深いのは、筑波大学のサッカーサークルにイケメンがいるという噂があって、つくばエクスプレスに乗って筑波まで行ったこと。遠かったけど楽しかったです。
活動中の想い
Q3:ビヨンドで印象的なことはありますか?
鈴木:森井たちの話でも出てたかもしれないけど、当時の4年生だけで集まって、ビヨンドって何のためにやってるのか話し合った機会があったことです。それがビヨンドにとってのターニングポイントだったと思うし、我々としても、ビヨンドをどうやって進めていかなければいけないのかを考えるきっかけになったので、印象的です。もちろん楽しい瞬間もたくさんあったよ。
神垣:ビヨンドでの活動を通して、たくさんの人と繋がれたことは自分の財産になっています。「マネージャーの想い」の記事を書いた時も、当時のマネージャー長一人一人と会って1時間位話したり。自己満足ではあったけど、そこで真面目に腹割って話すことができたのが楽しかったし、いまだにそのつながりで仲良かったり、会ったときは熱い会になったりして、そういうのはすごく楽しかったしやりたいことができて良かったと思っています。
大変だったことといえば、、プレイヤーの方が断然大変だったと思います。特にスポンサー獲得とかね。とにかく代表副代表の2人が大変そうだったのを見守っていました。(笑)
Q4:ビヨンドでの活動のモチベーションは何でしたか?
神垣:そんなの考えないぐらい楽しかったです。自分のやりたいことができたから。ビヨンドに行きたくないとかやりたくないとか、気持ちにそのような波はなかったし、ビヨンドとしての目的が「サッカーサークルの価値向上」で、全員がそこに向いていたから、わざわざモチベーションを作る必要がなかったと思います。かなり暑い人しかいなかったからね(笑)
鈴木:後輩と向く方向を合わせるのは大変だったという話も聞いたけれど、私も特に決まったモチベーションはなかったかな。
神垣:ビヨンドは正直3年くらいで終わると思ってて(自分達の代で)、だから続いてくれてるのはすごく嬉しいです。やっぱり、目標をみんなに植え付けて、やりたいことは自分で考えるのがいい組織だと思います。
BeYonD時代を振り返って
Q5:やり残したことはありますか?
神垣:私は無いかな。大学3年からスタートして、留学もしたからもう一年あったし、結構やりたいことはやれたという思いです。
それこそ、「マネの想い」の記事で三つ葉のマネージャーの記事書いたのは印象に残っているかな。もうちょっと関西を巻き込んでできたら良かったとも思います。
筆者:三つ葉インタビュー遠征やりたいですね。(笑)
神垣:会った時の温度感はすごく大事だから、できるならできるときにやった方がいいと思うよ。
私にとってサッカーサークルとは
Q6:最後に、サッカーサークルの好きなところを教えてください!
神垣:これはかなり変態的だと自分でも思ってるんだけど、、、(笑)
まず私は大学でフットサルをやりたかったから、スタートとしては、フットサルサークルとサッカーサークル両方入ってるし、両方抜けられる状況でした。別にサッカー好きだったとか、マネージャーやりたかったとか一切なくて。
でもいざサッカーサークルに入ってみたら、プレイヤーは家族みたいでした。彼らってすごく小さい時からサッカーしてるじゃない?そして結構強いチームとかユースとかやってた子もいる。そういう子たちが自ら大学でもサッカーやるっていう選択をして、なおかつ部活じゃなくてサークルに入って、監督がいない中で自分達で組み立ててサッカーをしているっていうのがすごく好きだったの。で、それをすごく応援したいと思ってしまいました。
今、都リーグで社会人のマネージャーをやっているのですが、その相手チームに早稲田理工の同期の代表がいたんです。それで、久しぶりに会ったらプレースタイルとかクセとか全然変わってなくて、それを見た時に最高だ!と思いました。それって多分サッカーサークルで培われた感覚だと思うの。おじいちゃんになるまでサッカー続けてね!って思わず言っちゃいました。(笑)
サッカーサークルを通じて、そういった人生の一部分を応援することができるって面白いし、楽しいと思いました。
鈴木:私は高校時代にバレーボールをしていて大学はバレー部がなかったから、サッカー好きだったし、入ろうかなって。初めはそれだけだったかな。法政って体育会は多摩キャンパスだしサークルかなっていう感じで。
当時の視点で言ったら、まず頑張っている姿を応援するっていうのが好きだったし、しかもプレイヤーは誰に言われて練習や試合をやってる訳ではなくて自分達で目標を決めてやっていて、そんな姿を近くで見ることができるのはマネージャーの役得だなって思っていました。
マネージャーとしてとなると、これはもしかしたらやり残したことになるのかもしれないけど、マネージャーとしてこれができたっていうことはあまりない気がする。どうしても、マネージャーってあくまでサポート役でサブキャラみたいな感じで思ってしまっていました。そこでマネージャーがもっと、プレより目立てるのがもしかしたらサッカーサークルのいいところだったかもしれないなって思う。別にプレイヤーをサポートするだけがマネージャーじゃないし、新しいマネージャーの価値を生み出すことができるのが、サッカーサークルなんじゃないかなって思います。
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ビヨンド初期のマネージャーのお二人だからこそ持つ熱量に、またサッカーサークルに対する想いに、ビヨンド現役マネージャー一同心打たれる会となりました。お二人とも本当にありがとうございました!先輩方の素敵なお話を胸に、これからの活動に精一杯取り組んでいきます。
Written by
田中菜々美
nanami
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