【BMOM116】苅部杜行(3年=新潟明訓)帰ってきたフースバルの心臓が優勝の立役者に!
BeYonD 編集部11月11日、鹿島ハイツ第5グラウンドにて1部リーグ第6節、中央大学フースバルクラブ(以下:中央フースバル)VS 明治大学生田サッカー部蹴友会(以下:明治生田)の試合が行われた。
中央フースバルにとっては、創部初の優勝を決めるため、明治生田にとっては、1部残留を確定づけるためにも互いにとって落とせない大事な1戦となった。
試合は終始、中央フースバルが試合を支配し、4得点をあげて快勝した。
そのため、最終節を残して中央フースバルの1部優勝が決まった。
そこで、今試合のBMOMには2得点を上げて中央フースバルを勝利へと導いた、苅部杜行(3年=新潟明訓)を選出したい。
苅部は、攻撃面においては、正確な長短のパスや巧みなドリブル、守備面においては、鋭い予測と中盤でボールを刈り取る力を兼ね備えており、攻守共にとても優れている。
これは今試合だけでなく、今リーグを通じて徹底されていた。
試合前苅部は、
「胃腸炎からの病み上がりだったので、動けるか不安でした」
と話していたが、それを感じさせない激しいプレーを見せてくれた。
そんな苅部に試合後の感想を聞くと、
「前目のポジショニングを意識してプレーした結果、難しかったけど2点取れてよかったです」
と難しい試合であったけど、久しぶりの得点に対して喜びを感じていた。
最後に優勝した感想を聞いてみた。
「自分自身去年は怪我、今年は留学とたくさんチームに迷惑をかけてきた分やっと大きなタイトルにプレーで貢献できてホッとしています。またフースには、悔しくてもチームのために応援してくれるメンバー外の選手たちがいます。その同好会カテゴリ1の応援とマネージャーの支えがあってこその優勝です。
リーグ戦では怪我で出れなかった会長安藤を中心としたフースバルの組織力で勝ち取った結果だと思うので、そこを引退までに下に引き継いでいきたいと思います」
と、優勝した安心感と周りの支えに対しての感謝の気持ちに加え、後輩の為のことも語ってくれた。
プレーも素晴らしい上に、苅部の人間性の素晴らしさにも魅了された。
苅部自身、ケガで悩まされた時期もあったが、それを乗り越え、中央フースバルの優勝の立役者となった彼を称賛したい。
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