【明治大学学内戦2018決勝】ハイレベルな明治大学の頂点に上り詰めたのは果たして?
BeYonD 編集部RESULTS
明治大学学内戦決勝
生田サッカー部蹴友会
ESPERANZA
7月6日西町グランドで明治大学学内戦決勝が行われた。対戦カードは、明治大学生田サッカー部蹴友会(以下:生田)と明治大学ESPERANZA(以下:エスペ)。生田はここまで予選で23得点と攻撃力にはかなり期待できるものがあった。
生田スターティングメンバー
エスペランサスターティングメンバー
前半
雨が降り仕切る中試合はスタート。
序盤お互いリズムを掴めない時間帯が続き、探り探りの立ち上がり。右サイドから若干の活路を見いだしつつあるエスペに対し、生田はなかなか攻めの形を作れない。
サイドでの連動する形が見えつつあるエスペに対し、生田は個で収める。前半は決定機もお互いなく半分がすぎる。
そして前半17分生田にこの試合初めてのコーナーキックのチャンス。3番長身の中村(3年=名古屋高校)に合わせてくるも得点にはならず。特にお互いいい形のないまま前半が終了する。
後半
雨が若干収まってくる中後半がスタート。すると膠着状態だった前半と打って変わって戦況が動き始める。
後半2分早速エスペにFKのチャンス。しかしこれは大きくふかしてしまう。
1分後にはエスペ8番染川(3年=明大中野八王子)がミドルレンジからのミドルシュートを放つ。しかしこれはわずかに右上。思わずエスペベンチがどよめく。
後半立ち上がりエスペが流れを掴み始めたかと思いきや、生田も主導権を渡さない。8番岩間(3年=座間)、10番新井(2年=清水東)を中心に生田の攻撃網が機能し始める。
後半6分生田の攻撃。新井の個人技から質の高い左足のスルーパス。右サイドを綺麗にくずし中へクロスをあげるもここはエスペ1番キーパー雨宮(3年=都立駒場)の好セーブに阻まれる。
生田は13分岩間が自ら持ち込みミドルシュート。これは惜しくもゴール左へそれる。
お互い徐々に得点の匂いのするプレーが増える。同時に中盤での混戦も激化。イエローカードがでるなど試合に熱が入り始める。
するとついに生田に決定機が訪れる。右からのクロスがドフリーの4番吉間(3年=真岡)の目の前へ。頭で合わせるもこれは大きく枠外へ。思わず天を仰ぐ生田のマネージャー。
生田は3番中村、10番新井、8番岩間、の中軸が機能し始めていた。10番新井は50メートルを6秒フラットの記録を叩き出したこともある俊足の持ち主。おっとりした性格と優しそうな笑顔からは想像もできないプレーで輝きを放つ。
中村が競り合い新井がこぼれを拾い、バランスを取りつつ岩間との連携で攻撃に転じる。この流れができてきていた。また生田は中村からの声かけも前半より増え、よりディフェンスラインに安定さが増してきていた。
しかしエスペも黙ってはいない。後半18分ついにエスペにも決定機が訪れる。左からのクロスに20番高木(3年=城東)がバックヘッドでうまく合わせるもこれは惜しくもバーの上。エスペも得意のサイドからの攻撃でいい形を作る。
それでも攻撃の手を緩めない生田は後半19分8番岩間がこの試合3本目のミドルシュートを放つ。
すると後半20分。残り時間5分というところでついに試合が動く。生田の左からのコーナーキック。ゴール前こぼれたボールは無情にもエスペDFの足にあたり右サイドネットへ。まさかのオウンゴールという形でついに生田が均衡を破る。
一矢報いたいエスペだがより安定さを増した3番中村要する生田ディフェンスラインの前になかなかチャンスを生み出せない。
そしてそのまま試合終了。雨の中の接戦を見事生田が勝利し、明治大学の頂点に登りつめた。
お互いコンディションも悪く難しい試合が予想された中、後半からの強さを見せた生田には素晴らしい集中力があった。強豪サークルひしめく明治大学学内戦にはこれからも目が離せない。
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