【新関東リーグ2023・1部・第1節】新関東リーグがついに開幕!初戦をものにして勢いづけるのはどちらだ!?

柴田尋生

RESULTS

新関東リーグ2023・1部・第1節

早稲田大学
HUMAN F.C.
1-1
法政大学
学団連サッカー部

10/28(土)鹿島ハイツスポーツプラザにて、早稲田大学HUMAN FC(以下:早稲田HUMAN)と法政大学学団連サッカー部(以下:法政学団連)の新関東リーグ第1節が行われた。

優勝に向けて落とせない大切な初戦だ。早稲田HUMANと法政学団連、どちらもにぎやかな応援が特徴のため、とても盛り上がる試合が予想される。早稲田HUMANは全員でハロウィンの仮装をする伝統があり、今年も例に漏れず試合前から試合中までとてもにぎやかであった。なお、雷の影響により試合は1時間延期の末開催された。

【法政学団連スターティングメンバー】

【早稲田HUMANスターティングメンバー】

 

前半

試合はとても穏やかに始まった。早稲田HUMANは14番小山尚紀(3年=静岡学園)、法政学団連は14番松本健太(4年=流経大柏)を中心に攻撃を組み立てていくが、なかなかチャンスを作り出すことができない。

最初のチャンスが生まれたのは前半15分、早稲田HUMANが相手DFのパスを前線でカットし18番豊倉博斗(2年=仙台育英)のパスに反応した7番水口優太(3年=三鷹)がシュートを放つも、上に逸れる。ここから徐々に早稲田HUMA Nのペースに。

前半17分、早稲田HUMANは27番鈴木朝陽(1年=八千代)の縦パスに反応した10番竹野豪(3年=奈良)がトラップでDFと入れ替わり、左下隅への強烈なシュートを放つ。しかし、これを17番江坂慧(4年=八千代)がセーブ。コーナーキックとなる。

その直後のコーナーキックに、66番伊藤大翔(2年=市立南)が合わせるもわずかにゴールを超える。

給水タイムを挟んで、法政学団連は14番松本と10番森崎優(1年=日大藤沢)の両サイドハーフを入れ替える。この采配が流れを変える。

前半18分、給水後最初のプレーでファウルを奪った法政学団連はフリーキックから競り合いのこぼれ球を1番阿部克生(3年=浦和南)が詰めるも、惜しくも右に逸れる。ここまでで1番の決定機であった。

前半28分、早稲田HUMANは14番小山が中盤から持ち運ぶと、10番竹野にパス。10番竹野が相手DFの股を抜き右下隅にシュートを突き刺す。早稲田HUMANが先制した。

終わり際前半35分、法政学団連は14番松本が右サイドでボールを受けると、圧巻の4人抜き。早稲田HUMAN DFを翻弄する。10番森崎がパスを受けるとループシュートを放つも上に逸れる。

早稲田HUMANのペースで試合が進むも法政学団連の個人技を主体とした攻撃は早稲田HUMANを翻弄した。

後半

後半も早稲田HUMANのペースで試合が進む。

後半7分、早稲田HUMANは高い位置でボールを奪うとそのままショートカウンター。18番豊倉から10番竹野そして18番豊倉と繋ぎ、そのままシュート。惜しくも右に逸れる。

後半10分、フリーキックのこぼれ球に反応した14番小山が相手DFに囲まれながらシュートを放つも、相手DFに阻まれる。

早稲田HUMANは73番小嶋健聖(1年=名古屋グランパス U-18)、法政学団連は4番島一将(3年=法政二)を中心に固い守備で得点を許さない。

後半20分、法政学団連はコーナーキックのチャンス。コーナーのこぼれ球に反応した1番阿部がオーバーヘッドするもミートせず、その後のシュートも耐え早稲田HUMANのカウンター。14番小山のスルーパスに反応した24番吉田遥紀(2年=横須賀)がシュートを放つも惜しくも上へ逸れる。決定機も惜しくも法政学団連ゴールを奪いきれない。

後半27分、ついに法政学団連にチャンスが来る。右サイドからのクロスの跳ね返りに反応した48番知遼太(4年=八千代)がペナルティエリア内で倒されPK獲得。これを自ら決め切り、終盤で法政学団連が同点に追いつく。

その後は両者チャンスを作れず試合終了。早稲田HUMANのペースで試合が続いたが、粘り強く守り続けた法政学団連が同点に追いつき、勝ち点1を分け合う結果となった。

他のチームの対戦では、早稲田大学 FC GUSTA、中央大学サッカー同好会が勝利を収め、明治大学生田サッカー蹴友会と中央大学体同連フースバルクラブがスコアレスで引き分けたため、早稲田HUMANと法政学団連は共に3位となった。

まだ1試合が消化されたばかりの新関東リーグ。これから毎週試合が行われ、優勝争いが激化していくだろう。3年生にとっては多くの選手が最後の大会。悔いのないように選手たちには最後まで戦い抜いてほしい。

早稲田大学
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法政大学
学団連サッカー部の詳細を見る

Written by

柴田尋生

shibatahirooki

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