【中央大学学内戦2025 決勝】 栄光を掴み取ったのはどちらのチームか

編集部BeYonD

RESULTS

学内戦

中央大学
MAPLE
3-2
中央大学
サッカー同好会

準決勝で学年別ラウンド1年生・2年生大会をそれぞれ優勝しているフースバルクラブを破った学内戦2連覇中の中央大学サッカー同好会(以下:サカ同)、対するは今大会合計13得点と決定力の高い攻撃陣を揃えた2024年マガジン杯準優勝、fall×winterカップ優勝と今まさしく勢いに乗ってる中央大学maple(以下:メープル)である。中央大学maple スターティングメンバ―

 

中央大学サッカー同好会スタ―ティングメンバー

前半

メープルのキックオフで前半がスタートした。

試合は流動的なポジショニングでボールを回すサカ同と個の力で打開しようとするメープルというお互いの長所を生かした展開が続いた。

前半10分に試合が動く。
中盤でボールを奪ったサカ同は即座に右サイドの14番佐藤陽大(日大三高)にパス、オーバーラップしてきた2番桑原啓太(明秀日立)がボールを貰い正確無比なクロスに28番磯良琉偉(鹿島アントラーズユース)がダイレクトでゴールに流し込み先制点を取った。ベンチメンバー含め全員がその先制点に歓喜しその喜びを分かち合った。

しかし、その5分後であった。
右サイドでボールを持ったメープル17番佐々木瑛太(東急レイエスU18)がキレのあるドリブルで相手3人を抜き去り最後は左足の強烈なシュートをゴールネットに突き刺した

振り出しに戻った試合はより一層緊張感が高まり、拮抗した展開で前半が終了した。

後半

メープルはMF8番鮎川晴次(専修大松戸)とFW11番西山遼海(修徳)を中心に攻撃を組み立て、サカ同はMF72番仲川颯一(日大藤沢)にボールを集めサイドに展開する攻撃を続けた。

後半11分、ペナルティーエリア付近でボールを持ったサカ同7番山口瑛心(座間)は持ち前の強靭なフィジカルを活かしたドリブルでエリア内に侵入。泥臭いボールキープから相手ファールを誘いPKをゲットした。真ん中に強烈な一撃を叩き込み2-1と2度目のリードを手に入れた。

このまま守り切りたいサカ同イレブンであるが、メープルの攻撃はさらに強まりサカ同ゴールを脅かす状況が続く。

失点から6分後であった。

メープルはセンターライン付近でフリーキックのチャンスを得ると22番牧野遥太(東京電機大)から放たれた精密なクロスボールに4番一瀬塁(駿台甲府)がドンピシャで合わせた。ポストに弾かれたボールをメープル希代のストライカー10番吉澤侑希(武南)が押し込み値千金の同点弾を手に入れた。

残り10分を切り、最終局面を迎える中でまたしても試合は振り出しに戻った。

そこからの展開は死闘であった。

組織的なポゼッション、個の力を活かした攻撃を見る回数は減り、球際での意地とプライドのぶつかり合いが増え、緊張感が最高潮に達した試合に観衆は見つめることしかできなかった。

試合が再び動いたのは後半20分であった。メープルは左サイドのコーナーキックから頼れるキャプテン4番一瀬塁がクロスボールをヘディングで叩き込み勝ち越しに成功した。このヘディングで一瀬は脚を攣り交代するほどのジャンプを見せてくれた。そんな彼のゴールに メープルメンバー全員が歓喜に満ち溢れた。

サカ同は最後の力を振り絞り残り時間で猛攻を仕掛けたがメープルの守備を崩し切ることはできずそのまま試合は終了した。

まとめ

 2025年度の学内戦は中央大学mapleが2年ぶりの優勝を果たした。サカ同の3連覇を阻止した今年のメープルからは目が離せない。

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編集部BeYonD

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