【マネの想いvol.4】”プレを支え、プレに支えられたマネージャー”

BeYonD 編集部

3年マネージャー特集 第三弾 明治大学KNIGHTS 鈴木志歩さん

「1人だったけど、みんなのおかげで1人じゃないと思えた」

knights-%e9%88%b4%e6%9c%a8%e5%bf%97%e6%ad%a9%e3%81%95%e3%82%93_170123_0007

−明治大学KNIGHTS(以下knights)に入ったきっかけを教えてください。
ビラ配りがすごかったんですけど、knightsの先輩は丁寧に話してくれて。それで新歓に行ってみようと思って行ったら、練習だったんです(笑)でも、その日は雨だったので食トレみたいな感じで、先輩とたくさん話しができて、knightsに入ったら大学生らしいこと全部できるよって言われて。色んなサークルの新歓にいったんですけど、どんどんknightsに絞れていって入りました。

 

−knightsは今年から理工系リーグに参入し、精力的だったように思いますが。
今年のプレは、得にサッカーに対してすごく積極的だったので色々なことに挑戦していたように思います。

 

−同期のマネージャーが1人だったと伺ったんですが。
9人いたんですが、どんどん抜けて行って1人になってしまって。でも、入ったときにプレみんなのことを応援したいっていう気持ちがあったので、続けてきました。辞めようかなということもあったんですが、先輩たちが、「しほは、1人じゃないんだから。」と言ってくれて。先輩の言葉も大きかったです。

knights-%e9%88%b4%e6%9c%a8%e5%bf%97%e6%ad%a9%e3%81%95%e3%82%93_170123_0003

−すごく良い先輩方ですね。そのようなマネージャーの環境で変化はありましたか?
1人になるまでは、先輩先輩〜っていう感じだったので同期のプレと話すことはそんなになかったんですけど、1人になってからはよく話しかけてくれるようになりました。自分でも、自分がいなかったら33期のマネはいないって思ったら、行かなきゃって思うようになりました。

 

−やはりプレイヤーからはとても大切にされていたんじゃないかなって思うのですが、何かエピソードはありますか?
2年の誕生日のとき、テスト期間中だったんですが、プレに「2年だけで試合いくからあけとけ〜」って言われて。knightsのスウェットにパーカーで普通に車に乗って行ってたら、「ついたよ〜」って言われて、見たらディズニーで(笑)ナイツパーカー着たみんながいて、「今日1日なんでも楽しんでください」ってチケットくれて一緒に遊んでくれました。マガ杯の前の合宿では、「しほ〜これで俺らのこと撮ってくれ〜」って一眼レフくれたり、すごい軽い感じでサプライズしてくれます。先輩や後輩からも「3プレから愛されてる」って言われて、よく考えたら愛されてるなぁって思うし、こんな感じだから続けられたのかなぁとも思います。引退式では、superflyの愛をこめて花束をっていう曲が流れて3プレが1人ずつ歌いながらバラをくれて、全部合わせたら花束になって、感動して号泣しました。普段から、それぞれがLINEしてくれたりして、それぞれの形で愛してくれていたのかなって思います。

 

−それは感動しますね。では、そのような中でどのようなマネージャーでいようと思っていましたか?
他の代と比べてサッカーにかける想いが強いプレたちだったので、それを応援してあげたいなって思ってて。でも自分にできることがなにかわからなくて、面白い話をできるわけでもないし(笑)だから、練習には行こうと思ってました。

 

−試合の写真を撮るのもしほさんだったんですよね?
そうですね。写真をアイコンにしてくれてるのを見るととっても嬉しかったです。

knights-%e9%88%b4%e6%9c%a8%e5%bf%97%e6%ad%a9%e3%81%95%e3%82%93_170123_0005

−3年生を振り返ってどうですか?
楽しかったぁ(笑)今までも本当に楽しかったけど、3年は試合も何もかもが楽しくて。試合で楽しませてくれたのはかっこいいなぁって思います。負けたら悔しいし、勝ったら嬉しいっていうのを感じられたのは嬉しかったです。3プレだから楽しかったのかなぁとも思います。

 

−後輩に伝えたいことがありますか?
代が変わると今までの先輩たちとの違いに悩んだりすることもあると思うんですが、その代にはその代なりの良さがあると思うし、それを続けていったら最後にはよかったって思えると思うので、先輩に囚われずみんななりに頑張って欲しいなぁと思います。

 

−あなたにとってknightsとは?
兄弟。そういう愛かな。

knights-%e9%88%b4%e6%9c%a8%e5%bf%97%e6%ad%a9%e3%81%95%e3%82%93_170123_0002

きっと、1人だと思ったこともあったけど、同期のプレイヤーはもちろん、先輩後輩のプレイヤーやマネージャーみんなが1人じゃないと教えてくれたのだろう。色々なことをしてくれるプレイヤーに感謝でいっぱいなのに、自分は何ができているのかと考えることもあった中で、鈴木さんが「ナイツを応援する気持ちは誰にも負けない、私が33期のマネージャーなんだ」と思ってやってきたことは、確実にプレイヤーたちの支えとなっただろう。彼女は最後に言った。「3プレがいたから楽しかった。ありがとうって伝えたい。」この感謝の気持ちと、プレイヤーの鈴木さんへの愛が、33期率いるknightを作っていたのだろう。これからも挑戦し続けるであろうknightsに注目していきたい。

Written by

BeYonD 編集部

beyond

BeYonD編集部です。

Keywords

Recommend

コラム 2021.04.04

【新歓記事2021】vol.10専修大学サッカーサークル

こんにちは!新歓記事vol.10では専修大学の2チームについて紹介していきます!   専修大学サッカー愛好会 ・大学名・チーム名 専修大学サッカー愛好会 ・自分達の…

read more BeYonD 編集部
コラム 2017.04.03

【新入生必見!同好会チームガイドvol.9】青山学院大学、立教大学編

本日はMARCHのうち一挙2大学紹介します! スタイリッシュでお洒落なイメージの青山学院大学と立教大学です!!   青山学院大学理工サッカー部 【所属リーグ】 新関東フット…

read more BeYonD 編集部
コラム 2017.04.22

【チームの根vol.4】”同好会の黒子の中の黒子”中央大学サッカー同好会 長谷川拓(4年=日野台)

今年度で設立50年と深い歴史を誇る中央大学サッカー同好会(以下、同好会)。今回は、自他共に認める"ノリと勢い"のチームを陰で支え続けた、元副会長、長谷川 拓[留学中(時差13時間)]に焦点を当てた。 …

read more BeYonD 編集部
コラム 2020.05.18

サッカーサークルのマネージャーの実態を暴け!

  新入生のみなさんこんにちは!       今回の特集は、サッカーサークルの「マネージャー」についてです!!  …

read more BeYonD 編集部
コラム 2025.04.13

[新歓記事vol.7] 新入生必見! 日本大学・東洋大学・駒沢大学サッカーサークル紹介!!

大学サッカーサークル第7弾、今回は日東駒専の東洋大学、日本大学、駒沢大学のサッカーサークルをご紹介します!   大学でサッカーをしたい人はもちろん、サッカー以外にもたくさんの魅力…

read more 石井寛己
コラム 2017.08.18

【文教大学学内戦決勝戦】フォトギャラリー

1番桐ヶ谷(3年=久喜北陽)はビッグセーブを連発し、ゴール前の番人となった。優勝の立役者はこの人に違いない。 10番関(1年=千葉経済大学附属)は豊富な運動量と共に、攻撃のリズム…

read more BeYonD 編集部
コラム 2019.02.25

【インタビュー記事 ISA 坂井惟史氏】ISAのサッカー留学事業に迫る!! 

「人生の転換期は間違いなくイギリス留学!」 と語る、坂井惟史氏。 今回、BeYonDでは留学事業を柱にサッカー事業を幅広く展開する International Sports Acad…

read more BeYonD 編集部
コラム 2017.10.26

【BMOM79】終了間際の衝撃2発!!2連勝に導いた体同連エース遊馬幹彦(3年=熊谷西)

新関東リーグ2017・1部第2節、明治大学体同連サッカー部(以下:体同連)と青山学院大学理工サッカー部(以下:青理)の試合が鹿島ハイツ第5グラウンドにて行われた。 試合は体同連が退場者を出しなが…

read more BeYonD 編集部
コラム 2017.11.28

【BMOM86】齋藤綱太(3年=渋谷幕張)頼れるキャプテンが悲願の1部昇格に導く!

【新関東リーグ2017・1部昇格戦】Zozopark Honda Football Area 慶應義塾大学慶應キッカーズ 2-1 明治大学ESPERANZA 11月25日に行われた新関東リーグ…

read more 編集部BeYonD
コラム 2017.01.04

【美女マネ特集vol.11】新年一発目は実験とサッカーに明け暮れるあのチームのマネ!

  あけましておめでとうございます!   あけおめ!!     あけおめと美女マネって似てますね!! 枝豆もその部類に入り…

read more BeYonD 編集部

-PICKUP CIRCLE-