【マネの想いvol.5】”プレーヤーと一緒に、夢を追いかけて”
BeYonD 編集部3年マネージャー特集第5弾 中央大学サッカー同好会 山口絵莉子さん
「プレーヤーと共に、追った夢」
−中央大学サッカー同好会(以下サカ同)に入ったきっかけを教えてください
自分がそんなに運動するタイプではないので、高校生になる前から、プレをマネとして支えて、日本一とか頂点を目指したいと思っていたんです。高校ではできなかったので、絶対に大学ではやろうと思って、大学もサッカーが強いところを選んで関西から出てきました。(笑)部活とサークルでも迷ったのですが、人数が多いのでたくさんの人に出会えて刺激が多そうだなと思い、サークルを選びました。高校生時代にサカ同の先輩にtwitterでリプを送って色々教えてもらったり、新歓もとても優しくしてもらえたりして、私が入るべきなのはこのチームだ!と思い入りました。
−高校生時代から同好会に注目していたとは、すごい熱量ですね(笑)サカ同では3年間どのように過ごしてきましたか?
サークルを楽しみたいというよりも、日本一になりたいという思いの方が強くて。1年生のときから、スポーツ系のインターンは得ることがあるかもしれないと思って行ってみたり、コーチを呼んだらいいんじゃないかと思ってコネを作るためにスポーツ系のイベントに行ってみたりしてました。それが役には立たなかったんですが、マネは支えでもあるけど、自分も協力したいって思って。悪目立ちもしてたと思うんですが、先輩方が優しくて、やってこられました。モチベーションの上がり下がりはありましたが、そんな感じで3年間やってきました。
−どのようなマネージャーでありたいと思っていましたか?
個人的には、人にはそれぞれ役割があると思っているので、かわいさ担当のマネはかわいく見守ったり、そうはなれないマネは、体を張ったり、自分にできることをプレイヤーと同じくらい頑張ろうって思ってました。全体的には、サッカーのことに口出しするようなマネではなかったので、プレから言われたことをしっかりやって、見守っていこうっていう感じでした。
−そのような想いをもちながら、マネとしてどのようなことをしてきましたか?
私たちの代のプレが色々と言ってくれる人たちだったので、自分たちで取り入れたことは少ないんですけど、ドクターバックとか洗濯でネットに入れて個人ごとに分けることとか、細かいところを開拓することくらいかなぁと。ボール拾いとか、プレが言ってくれたことをやっていく感じでした。あと、プレにプレゼントやアルバムを渡す伝統があるのですが、私たちはかわいくキーホルダーをあげるっていうよりは、ネタ的に手作りのパンツをあげたりしてました(笑)
−アルバム作りといえばサカ同っていうところがありますよね
もうあれは伝統ですね。3人で20冊くらい作って、それ以外にもプレゼント作って。合宿ごとに作るので結構大変なんですけど、振り返ったらいい思い出です。

−最後の1年間を振り返るとどうですか?
ずっとサカ同が日本一になることを1番に考えてきました。5月のグアムチャンピオンシップで優勝したことで日本一になって、そこから少しモチベーションが停滞していたかもしれません。もちろんマガジンカップを獲りたい気持ちも、他のタイトルを獲りたい気持ちもあったんですが、やっぱり夢が叶ったことで安心している部分もあって。そこはよくなかったかなと反省しています。
こんなこと言ったらプレに怒られるかもしれないけど、めちゃめちゃ上手なチームって訳ではなかったと思うんですが、ノリとか楽しさとか雰囲気を大切にしてやってきたのかなあと思います。そして、運に恵まれてたかなあとも思います。
1年生のとき色々なことをやってきたけど、それはあまりチームの力にはならなくて、でもそれをやって気づいたのは、プレの気持ちをどれだけ取り入れられるかが大切だっていうこと。スポマネの方に、強くなりたいと思っているんですが、マネとして何ができますかね、とか、他のチームのマネはなにしていますかって聞いたり、他のチームのマネと仲良くなろうと思って練習試合で連絡先を交換したり、そういうことはやってきてよかったんじゃないかなって思います。
−チームの雰囲気が良くないときにしたことはありますか?
新関東リーグのときは、3マネでお参りに行きました。あとはマネでミーティングを開いたり。大学でスポーツ系の就活の説明会があって、「上の立場に立つと後輩にこういうことをしてほしいのに、どうしてこういうことをしてくれないんだって思うかもしれないけど、それは上の立場の人間が後輩にきちんと伝えられていないからだ」って話をきいて、3マネは後輩にこういうことしてほしいって思うことばかりで、しっかり伝えれていないんじゃないかって気づいて。サカ同に来る子にはもちろん、来られていない子にも伝えたいと思ったんですが、そのためには3マネがまとまっていなきゃいけないから、LINEで3マネみんなの意見を聞いてから、全学年を集めてミーティングをしました。
−後輩に伝えたいことはありますか?
1つのことに熱い想いをもって、良い思い出や悪い思い出をつくって、良い経験をしてほしいです。サカ同は行けば、みんなが歓迎してくれる優しいチームです。とりあえず行ってみてください。後悔だけはしてほしくないです。できることがあればなんでも言ってくださいね。
−あなたにとって、サカ同とは?
夢かな。20歳超えても青春できる居場所。
山口さんは、1年生のときから、サッカーに対する熱い想いをもってマネージャーとして、自分にできることは何か、プレイヤーから求められているものは何かを常に考えながらチームのために動いてきたのだろう。新関東フットボールリーグでは悔しい結果に終わるも、同好会カテゴリーを盛り上げてくれた、ユーモア溢れる最高なチームだったと思う。最強に面白い雰囲気も、熱い想いも、夢も、そこにあったことには間違いない。今年、記念すべき50期となる中央大学サッカー同好会。新たな時代の、幕開けだ。
Written by
BeYonD 編集部
beyond
BeYonD編集部です。
Keywords
Recommend
【チーム特集】中央大学MAPLE
今回は【インスタ企画 いい写いいね大会】において、 第3グループで見事優勝いたしました「中央大学MAPLE」に独占インタビューさせていただきました!! 幹事長の吉武友樹さん、マネー…
read more 渋井颯太【マネの想いvol.6】”気づいたら一生懸命になっているもの、自分次第でいくらでも楽しめる!”
第6弾となるマネの想いを語ってくれたのは、 立教サッカー愛好会3年の竹本小雪さん(写真左)、冨田あいさん(写真右)のお二人です! —立教サッ…
read more 中込 こころ【新歓記事vol.10】元幹事長に聞いてみました!新歓の極意!
こんにちは!BeYonD編集部です! 4月も終わりに差し掛かり、各サークル新歓活動も盛り上がってきているのではないでしょうか。ということで今回の記事は新歓をする側の2,3年生に向けた内容になって…
read more 野口日向【新関東リーグ2017・1部第3節】連勝中の2チームが敗れ3冠をかけた覇者が僅差で首位へ踊り出る!1部全4試合をハイライト!
爽やかな秋の空模様の中、新関東リーグ1部第3節が行われた。 早稲田稲穂 - 明治体同連 1試合目はマガハイ優勝の早稲田大学稲穂キッカーズ(以下:早稲田稲穂)と同大会準優勝の明治大学体同連サ…
read more BeYonD 編集部[BMOM5]FW谷口友哉(3年)ストライカーが残留へ望みをつなぐ決勝点
テクれ谷口 最下位と負けられない中、挑んだ第4節の明治大学グルービーキッズ戦。0-0で前半を折り返し、迎えた後半3分、勝ち点0の早稲田大学HUMANが先制点を決める。決めたのは背番号9番谷口 友哉(…
read more BeYonD 編集部社会人からみたサッカーサークルの価値~プレ編~
はじめに こんにちは!BeYonD編集部です。 皆さん、いかがお過ごしでしょうか。6月といえど尋常ではない暑さですね。 今回は社会人からみたサッカーサークルということで、社会人の方々にインタビュ…
read more 村瀬裕介【4/10(火)開催】BeYonD ×Criacao コラボイベント「まだ間に合う!内定直結!?自己表現セミナー」開催決定!
今年も桜が見ごろになってきました。 4年生の多くは思い出がたくさん詰まった大学の卒業式を迎え、社会人に向け本格的な準備を始めている頃でしょう。 そんな中、新4年生は就職活動真っ只中!! …
read more BeYonD 編集部【BMOM112】谷口諒(3年=桃山学院) 立愛の勝利に導く決勝点をアシスト!
10月20日、鹿島ハイツにて新関東リーグ・1部第3節、立教サッカー愛好会(以下:立愛)と慶應義塾大学キッカーズフットボールクラブ(以下:慶應キッカーズ)との試合が行われた。 お互いに丁寧にボールをつ…
read more BeYonD 編集部【同好会基礎情報vol.6】夢のグアムへの切符をかけて…”Guam Championship”とは?
大学生のみなさんなら長期休みを利用して、一度は"海外でバカンスしてみたい" なんて考えたりしますよね? ハワイ、セブ島、サイパン、グアム… もしもサッカーの大会で優勝したらグアムに行…
read more BeYonD 編集部【美女マネvol.16】笑顔がキュートなフォトジェニックなマネ!
どーもー! こんにちは! 美女マネです! 最近は雨が降ったり、 風が強い日があったり、 天気に振り回されてますよねー!…
read more BeYonD 編集部

