【新関東リーグ2021・1部第5節マッチハイライト】新関東リーグも遂に折り返し。勝ち点を積み上げ、優勝に近づいたチームはどこだ!?
BeYonD 編集部10月16日(土)に開幕した2021年の新関東リーグも第5節で折り返しを迎え、目が離せない稀に見る大混戦となっている。
11月6日(土)、鹿島ハイツで行われた新関東リーグ第5節の結果は以下の通り。
第1試合目は、優勝候補筆頭であったのにも関わらず、未だ勝ち点のない中央大学体同連フースバルクラブ(以下、中央フース)と、しぶとく勝ち点を取り続けてきた明治大学体同連サッカー部(以下、明治体同連)の一戦。均衡した試合が予想されていたものの、試合は開始早々動き出す。前半12分、中央フースの28番白石悠汰(2年=高崎)からのスルーパスに抜け出した8番高尾昇吾(3年=広島皆実)がクロス。19番岡本共生(2年=東福岡)がアウトサイドでうまく合わせ先制に成功。その後は中央フースがボールを保持し、明治体同連がカウンターを狙う展開が続くものの、試合終了間際に8番高尾昇吾(3年=広島皆実)のシュートのこぼれ球を19番岡本共生(2年=東福岡)が押し込み勝負あり。中央フースが2021年の新関東リーグ、初の勝ち点3を手にした。
第2試合目は、「テクれ、ヒューマン」でお馴染み、テクニック集団の早稲田大学HUMAN FC(以下、早稲田ヒューマン)と新関東カップ、メモリアルカップで好成績を抑えている今季絶好調の早稲田大学理工学部サッカー部(以下、早稲田理工)の一戦。お互い中々勝ち点を取れていないため、何としても勝ち点を上積みしたい中、先制点をあげたのは早稲田ヒューマン。ショートコーナーの流れから、13番梅澤周作(2年=小松川)のクロスに49番大田智輝(3年=作陽)の打点の高いヘディングでゴールネットを揺らした。このままでは終われない早稲田理工は後半、11番田中元一朗(3年=東工大附属)が抜け出しから左隅サイドネットへ流し込み、追いつく。その後も早稲田ヒューマンが攻め続けるも勝ち越しとはならず試合終了。お互い勝ち点1を分け合う形となった。
第3試合目は、5年ぶりに1部に復帰し、これまで徐々に勝ち点を積み上げてきた中央大学サッカー同好会(以下、中央大学サカ同)と、昨年2連覇を達成したものの、今シーズンは調子が乗り切れず未だ勝ちがない早稲田大学FC.GUSTA(以下、早稲田グスタ)の一戦。試合開始直後、30番荻本遥平(2年=國學院久我山)が巧みなドリブル突破からシュート。キーパーに弾かれるも、こぼれ球を35番角能俊介(1年=早大学院)が押し込み早稲田グスタが先制する。しかし、その後に中央サカ同が右ペナルティーエリア角からフリーキック獲得。そのフリーキックを8番岡部佑哉(2年=狭山ヶ丘)の完璧なコントロールショットで同点に追いつく。その後は中央サカ同が押し込むもののゴールが決まらず、後半15分にコーナーキックから50番後藤直也(2年=國學院久我山)が決め、早稲田グスタが勝ち越し。このまま試合が終わり、早稲田グスタは欲しかった勝ち点3を手に入れた。
第5節最終試合は、昨年の成績から大幅な改善を見せ、これまでに2勝をあげている明治大学生田蹴友会(以下、明治生田)とスタメンのほとんどを3年生が占め、堅実な戦い方をしてきた立教大学サッカー愛好会(以下、立教愛好会)の一戦。試合開始からロングボールの蹴り合いが続き、前半16分に77番高田悠生(2年=真岡)がスローインから胸トラップで相手をかわし、ループシュート。テクニカルなゴールが決まり立教愛好会が先制。その後の25分、6番江田風太(3年=都立城東)のクロスから13番大波勇希(3年=中央学院)が合わせ、立教愛好会が立て続けに得点をあげる。終了間際に明治生田も87番山﨑冬弥(3年=座間)のスルーパスに39番松永祐太郎(3年=日野台)が反応し、キーパーとの1対1を冷静に流し込み反撃するも試合終了。立教愛好会が前半の2得点で逃げ切りに成功し、初勝利をあげた。
これで、勝利がないのは早稲田理工の1チームとなり、より大混戦になったことで、どのチームも優勝争いをできる展開となった。優勝争い、残留争いは今後の試合でより激化していくに違いない。第6節の試合も目が離せなくなった。
なお、慶應大学理工学部サッカー部はコロナウィルスの影響で活動が出来ず、2021年新関東リーグは全試合不戦敗となった。
[第5節]
中央フース 2-0 明治体同連
早稲田ヒューマン 1-1 早稲田理工
中央サカ同 1-2 早稲田グスタ
[順位表]
Written by
BeYonD 編集部
beyond
BeYonD編集部です。
Keywords
Recommend
【高校別OB座談会vol.7】昨年全国出場を果たした強豪校!桐蔭名物麻婆唐揚げとは…?
中大同好会4年山本璃來、中大フースバル2年橋本光一郎、慶應リコタイ4年石井諒、法政学団連3年町田晃司、早稲田稲穂キッカーズ3年景山亜月、慶應キッカーズ3年堀口創平、元立教愛好会4年鈴木志遠、明治エスペ…
read more BeYonD 編集部【高校生必見!】体育会ではなく、サークルであることの意味とは?
8月17日、都内会議場にてプレイヤーズカレッジ・マネージャーズカレッジ、通称プレ・マネカレが開催された。 プレ・マネカレとは、様々な大学サッカーサークルの代表者が集まり、各サ…
read more 東 孝太郎第43回サッカーマガジン杯 オープン大会2025 大注目4選手紹介!
こんにちは。BeYonD編集部です!ついに待ちに待ったマガ杯ですね!楽しむ気持ちは忘れずに持っていきましょう! はじめに ついに開催目前へと迫った第43回マガジン杯。夏休みをサッカーに捧げた選手も…
read more 村瀬裕介[新歓記事vol.7] 新入生必見! 日本大学・東洋大学・駒沢大学サッカーサークル紹介!!
大学サッカーサークル第7弾、今回は日東駒専の東洋大学、日本大学、駒沢大学のサッカーサークルをご紹介します! 大学でサッカーをしたい人はもちろん、サッカー以外にもたくさんの魅力…
read more 石井寛己【新人戦1年生大会①】~まだまだいるぞ、今後の注目選手たち~
2月7~8日に行われた新人戦1年生大会①において、惜しくも上位進出は叶わなかったチームにもまだまだ素晴らしいパフォーマンスを発揮し活躍した選手たちが数多くいます!今回は、そんな上位進出は叶わなかったも…
read more BeYonD 編集部【BMOM104】内海 健太郎(3年=春日部共栄)優勝への立役者は闘志あふれる高い壁!!
全国から65チームが集まりしのぎを削るサークルの全国大会、マガジン杯が9月7日に開催された。 優勝候補としては新関東カップを優勝した中央大学フースバル、昨年の王者である早稲田大学稲穂キッカーズが有力…
read more BeYonD 編集部【新関東カップ2022】出場チーム紹介 vol.3
中央大学体同連フースバルクラブB チームPR サークル界日本一を目指す 注目選手 河村達治(3年・中央大学高校):落ち着いたビルドアップで攻撃を組み立てるCB 注目新…
read more BeYonD 編集部【新関東リーグ2022・1部・4節マッチハイライト】今年も激しい優勝争いと残留争い!勝利を手にするのはどのチームか!?
第4節:早稲田大学稲穂キッカーズVS明治大学生田サッカー部蹴友会 3節終了時点で、3勝の早稲田大学稲穂キッカーズ(以下:早稲田稲穂)と1勝2分の明治大学生田サッカー部蹴友会(以下:明治生田)の無敗同…
read more 山口輝【高校別OB座談会vol.2】専修大学松戸高校OB座談会!フィジカルトレーニングを講座でサボる!?週に一度の名物「朝座禅」の思い出も
久我山座談会に引き続き、高校別座談会第二弾! 昨年、関東大会にも出場し、選手権予選ではインハイ準優勝の流経柏高校と熱戦を繰り広げた専修大学松戸高校のOBの5選手が登場!左から専修大学Sefida…
read more BeYonD 編集部【新関東FL1部第4節 ・第5節】マッチプレビュー
1位 早稲田大学稲穂キッカーズ 勝ち点9と首位を走る稲穂は今週末、中央大学フースバルクラブと立教大学サッカー愛好会と対戦する。稲穂は11月3日にアットホームカップ決勝を戦った。この試合が土曜日の…
read more BeYonD 編集部
