【新関東リーグ2022・2部B・5,6節マッチハイライト】残り2試合となったリーグ戦。最終節へ向け、勢いをつけたのはどのチームか⁉
野口日向目次
第6節:法政大学工体連サッカー部 vs 日本大学文理学部 教育サッカーBAMBINO
ここまでの成績は3勝2敗の法政大学工体連サッカー部(以下:法政工体連)と2勝1分2敗の日本大学文理学部 教育サッカーBAMBINO(以下:日大バンビーノ)。昇格争いに身を乗り出すためにも勝ち点3の欲しい両者の戦いとなった。
カウンターを軸に攻め立てる日大バンビーノは前半、カウンターやセットプレーから3得点を挙げる。このままでは終われない法政工体連は後半、足の止まってきた日大バンビーノに対してパス回しで揺さぶり、13番相沢敬心(3年=真岡高校)や88番八木健(2年=川越東高校)のゴールで2点を返すが、反撃もそこまで。3-2で日大バンビーノの勝利となった。
第6節:明治学院大学白金F.C vs 慶應義塾大学キッカーズ
上位に食い込むために勝利の欲しい明治学院大学白金F.C(以下:明学白金)と、ここまで未だ勝利のなく初勝利の欲しい慶應義塾大学キッカーズ(以下:慶應キッカーズ)の1戦。
前半15分、試合が動く。明学白金21番假屋秀太(3年=明治学院東村山)がコーナーキックのこぼれ球を押し込み、先制に成功する。
このままでは終われない慶應キッカーズは後半、アーリークロスのこぼれ球をダイレクトで中に放り込むと、9番小野真翔(3年=多摩大目黒)が頭で合わせ、同点となる。さらにその後、勢いのままに慶應キッカーズはネットを揺らすが、ここはファールをとられてしまい逆転とはならない。
試合はそのまま終了。1-1の引き分けとなった。
第6節:中央大学サッカー同好会 vs 明治大学ESPERANZA
ここまで4勝1分の無敗で首位を走る中央大学サッカー同好会(以下:中央サカ同)とここまで1勝3敗と勝ち点を取っておきたい明治大学ESPERANZA(以下:明治エスぺ)の試合。
試合はサカ同ペースで進む。前半から試合が動く。55番石塚健太(3年=国学院久我山)のクロスがこぼれると、こぼれ球に反応した29番滝口颯太(1年=松本山雅ユース)のミドルシュートで先制。
さらに10番新谷唯我(3年=日大三高)がボールを持つと、シュートレンジへに持ち込み左隅へのミドルシュートを決める。
後半も試合はサカ同ペースで進む。途中出場の中央サカ同72番佐久田凛太郎(2年=東海大相模)が2点を追加し、4-0となる。試合終盤に明治エスぺもコーナーキックから1点を返すが、ここで試合は終了。
4-1で首位サカ同がさらに勝ち点を積み上げる形となった。
第6節:早稲田大学FC GUSTA vs 中央大学MAPLE
3節以降3連勝と勢いに乗る早稲田大学FC GUSTA(以下:早稲田グスタ)と昇格争いに入り込むためにも勝ち点3を得たい中央大学MAPLE(以下:中央メープル)の戦い。
ボールを回しながらうまく保持する早稲田グスタに対して、アグレッシブなプレスでボールを奪いショートカウンターを仕掛けるメープル。前半は互いに一進一退の攻防を見せるも両者決めきれず0-0で折り返す。
後半3分、試合が動く。左サイドでボールを受けた早稲田グスタ14番荻元遼平(3年=国学院久我山)がドリブルで深い位置までボールを運ぶと、中へ送ったボールを受けた7番小島永遠(3年=武蔵野シティU-18)が切り込みシュート。これが決まり、早稲田グスタが先制する。
先制点を機に、ここからは早稲田グスタペースで試合が進む。
後半26分には、7番小島の裏へのパスに反応した56番梅原陽太(2年=国学院久我山)がダイレクトでゴールへ流し込み、追加点を奪う。
そしてそのまま試合は終了。早稲田グスタは4連勝。
最終節の結果次第で、プレーオフ進出もしくは1部昇格が決まる。
第5節:中央大学MAPLE vs 明治大学ESPERANZA
1週遅れての開催となった第5節。勝利で降格の可能性をなくしたい両者の1戦。
試合は開始直後から荒れ気味となる。試合が止まることが多く、互いに自分たちのペースに持ち込み切れない展開が続く。
試合が動いたのは、前半16分。明治エスぺがコーナーキックを獲得すると、46番伊藤勝亜(2年=東北学院)がニアで頭であわせ、ゴールへ吸い込まれる。その後は互いに一進一退の攻防を見せる。
中央メープルは前半25分、コーナーキックのこぼれ球に7番渡邉真之介(3年=桜が丘)がうまくコントロールしたダイレクトシュートで同点弾を放つ。
勝利のためにもう1点が欲しい両者はその後果敢な攻撃を見せるが、後半も追加点を決めることはできず、試合は1-1のドローとなった。
Written by
野口日向
noguchihinata
Keywords
Recommend
【BMOM76】小川潤之助(2年=杉並FC) 同好会カテゴリ屈指のハイレベルな闘いでチームを救った守護神!!
新関東リーグ1部第1節最も注目となったカードは間違いなくこの一戦だろう。 現在新関東FLカップとマガジン杯で2冠を収め悲願の三冠に挑む早稲田大学稲穂キッカーズ(以下:稲穂)と昨年度マガジン杯を制…
read more BeYonD 編集部[BMOM2]FW大場駿(4年) 稲穂のインザーギ大場が2ゴールに絡む大活躍
稲穂のインザーギ 大場 第4節、勝ち点9の首位稲穂は勝ち点7と2位につけているフースバルとの天王山に2-0で勝利した。この大事な一戦でFWの97番大場 駿(4年=横河武蔵野Y)は、決勝点となる先制点…
read more BeYonD 編集部【BMOM89】工藤敬太(2年=検見川)勝利を手繰り寄せるスーパーゴール!!
先日行われた学年別round 2年生大会で見事優勝を収めた中央大学MAPLE(以下:中央MAPLE)。大方の予想に反して今大会のダークホースとして大躍進した中央MAPLEの中でも一際異彩を放ち、決勝で…
read more BeYonD 編集部MVとは? 〜伝えたいメッセージ〜
こんにちは、BeYonD編集部です🌻 この夏、大きな大会に参加したり、イベントを行うチームも多いのではないでしょうか🌈 そこで今回は、サッカーサークルや同好会に所属している人には馴染みの深い、モチ…
read more 中込 こころ【BMOM 140】橋爪健(1年=西武文理)中央フースバル、期待の新人エースが優勝の立役者に!
2/17(金)に日野陸上競技場で行われた中央大学学内戦の決勝戦はPKの末、中央大学体同連フースバル(以下:中央大学フース)が中央大学サッカー同好会(以下:中央サカ同)に勝利し、中央大学No.1の栄光を…
read more BeYonD 編集部【新関東カップ2017】大会総括(MVP、得点王)
4月29日に始まり、2カ月に及んだ新関東カップ2017は早稲田大学稲穂キッカーズの大会3連覇という形で幕を閉じた。 今回はその大会を簡単に振り返り、大会MVPと得点王の選手を紹介していく。 &…
read more BeYonD 編集部【BMOM 121】早稲田稲穂MF豊田吏央(2年=幕張総合)がチームを優勝へと導く影の立役者に!!
稲穂フェスタ2019は、主催チーム早稲田大学稲穂キッカーズ(以下:早稲田稲穂)の優勝により、幕を閉じた。 そんな白熱した決勝戦において、一試合を通して圧倒的な存在感を放ち、 早稲田稲穂の優勝に…
read more BeYonD 編集部【新関東カップ注目選手記事vol.1】サッカーサークル界に名を知らしめるのは誰だ!?
みなさん、お疲れ様です!!新歓期が終わりだんだんと新関東カップに向けて動き出している時期ではないでしょうか? そこで今回は新関東カップで活躍するであろう注目選手を3名紹介していきます!今回紹介す…
read more 柴田尋生【新関東リーグ2021・1部第5節マッチハイライト】新関東リーグも遂に折り返し。勝ち点を積み上げ、優勝に近づいたチームはどこだ!?
10月16日(土)に開幕した2021年の新関東リーグも第5節で折り返しを迎え、目が離せない稀に見る大混戦となっている。 11月6日(土)、鹿島ハイツで行われた新関東リーグ第5節の結果…
read more BeYonD 編集部【4/10(火)開催】BeYonD ×Criacao コラボイベント「まだ間に合う!内定直結!?自己表現セミナー」開催決定!
今年も桜が見ごろになってきました。 4年生の多くは思い出がたくさん詰まった大学の卒業式を迎え、社会人に向け本格的な準備を始めている頃でしょう。 そんな中、新4年生は就職活動真っ只中!! …
read more BeYonD 編集部