【新人戦1年生大会②・決勝】 足をつりながらも全員守備で耐え抜いた成蹊kanoaが技巧派集団を破る!
BeYonD 編集部RESULTS
新人戦1年生大会②・決勝戦
学団連サッカー部
法政大学学団連サッカー部 vs 成蹊大学FC kanoa
昨日2月10日に鹿島ハイツにて1年生大会②の決勝戦が行われた。決勝戦のカードは法政大学学団連サッカー部と成蹊大学kanoa。法政学団連は決勝トーナメントを2試合で4得点と攻撃陣が好調の技巧派集団。2年生大会では惜しくもベスト4敗退となってしまった、法政学団連。2年生の借りを返せるか注目が集まる。対して成蹊kanoaは準決勝で法政PASSIONに1-1のPK戦を制し、勝ち上がってきた。人数は少ないながらも実力者の集まる成蹊kanoaは優勝し、チャンピオンシップへ進めるのか。
前半
試合開始早々、法政学団連が細かいパス回しから57番町田(1年=桐蔭)が右下に狙いすましたシュートを放つが守護神51番荒川(1年=狭山ヶ丘)がファインセーブ。この勢いで法政学団連がゲームを支配すると思われたが、主導権を握ったのは成蹊kanoaだった。キャプテン50番(1年=松本山雅FCY)を中心に攻め込む。その中、99番小笠原(1年=専大松戸)が再三裏へ抜けだし決定機を作るもののゴールまで至らない。反撃に出たい法政学団連は6番浦(1年=幕張総合)を中心に攻撃のリズムを掴もうと試みる。10分、法政学団連3番三和田(1年=八千代)のふんわりとしたパスに町田が反応し、シュートを放つがまたもやGKにセーブされる。さらに17分、17番田中(1年=日大藤沢)が巧みなドリブルを披露すると、成蹊kanoaDFは思わずファール。このFKに39番堀が合わせるもGK正面。先制点を取ることはできない。両チームノーゴールで迎えた21分、遂に均衡が破られる。均衡を破ったのは成蹊kanoa。CKが混戦となり、伴からうまくおとされたボールを42番関根(1年=浦和南)が押し込みネットに突き刺した。前半終了間際、成蹊kanoaは大きな先制ゴールを奪うことに成功した。その後、法政学団連は田中のドリブルで反撃を試みるが、成蹊kanoaDFが体を張り、ゴールを死守。前半を1-0、成蹊kanoaリードで折り返す。
後半
明暗を分ける運命の後半が始まると、法政学団連が前半からキレている田中のドリブルでペースをつかむ。7分、CKのこぼれ球を法政学団連92番藤井(1年)がシュートするが、惜しくも枠の上。さらに直後、ロングボールに藤井が反応するが、DFが決死のスライディングでクリア。13分、浦がPA内で倒されPKかと思われたが、レフリーの笛は鳴らず。立て続けに法政学団連がチャンスを作り、猛攻を仕掛けたが成蹊kanoaは同点ゴールを許さない。そうすると、流れは成蹊kanoaに傾く。17分、成蹊kanoa関根の縦パスを伴(が受け、強烈なシュートを放つもバーに弾かれる。だめ押しの1点を取ることはできなかった。すると、成蹊kanoaのエースストライカー99番小笠原が足をつり交代し、続いてディフェンスの中心として躍動していた56番高橋(1年=暁星国際)も足をつってしまい万事休すかと思われた。しかし、学団連の攻撃陣を成蹊kanoaは全員守備で応戦する。そして終了間際、法政学団連はCKを獲得する。最後まで集中を切らさなかった成蹊kanoaがヘディングでクリア。そしてタイムアップ。
成蹊kanoaは成蹊大学の寄せ集めチームではあるが、1年生大会②を制覇。今後注目していきたい選手が盛りだくさんであった。また見てみたいと思えるチームだ。
法政学団連は惜しくも2年生の借りを返すことはできなかった。しかし、技術に秀でた選手の多い法政学団連は、今後成熟していけば手に付けられないようなチームになる可能性を秘めているのは間違いないだろう。学団連の1年生による初タイトルは、決して遠くないはずだ。
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