【新関東カップ2018 準々決勝】昨年度優勝の早稲田稲穂vs今大会ダークホース日大スポ科。PKまでもつれた試合は大白熱!!
高橋佑輔RESULTS
新関東カップ2018 準々決勝
稲穂キッカーズ
6/2(土)ZOZO PARK HONDA FOOTBALL AREA にて新関東カップ2018準々決勝が開催された。
対戦カードは大会3連覇の絶対王者・早稲田大学稲穂キッカーズ(以下:早稲田稲穂)と新関東リーグ3部所属ながらここまで大躍進を遂げている日本大学スポーツ科学部体育会サッカー部(以下:日大スポ科)であった。
(早稲田稲穂スタメン)
(日大スポ科スタメン)
前半
試合が始まると早稲田稲穂がボールを前線へと蹴り込み押し込む。
最初のチャンスは日大スポ科。
前半5分、日大スポ科9番長島(3年)が裏に抜け出し、77番志村(2年)にラストパス。
このままシュートに持ち込むも早稲田稲穂GK落合(3年=日大藤沢)がキャッチ。
対する早稲田稲穂もすかさず反撃に出る。
前半6分、早稲田稲穂21番吉田(3年=広島大付属)がFKでボールを放り込むと、こぼれ玉を11番井尻(3年=静岡北)がシュート。
しかし大きくふかしてしまう。
前半11分、早稲田稲穂がカウンター。
22番深津(2年=星稜)のサイドチェンジから抜け出した11番井尻がクロスを放り込む。
このボールに早稲田稲穂の長身MF梶原(2年=都立狛江)がヘディングで合わせるも、枠を捉えきれない。
4連覇に向けて先制点の欲しい早稲田稲穂の攻撃は止まらない。
11番井尻が裏にけだし大チャンスを迎えるも日大スポ科GK井上(3年)が決死のスライディングでブロック。
得点を許さない。この日は井尻が立て続けにチャンスをうかがう。
早稲田稲穂が攻めていると思いきや、日大スポ科が攻撃の形を作り始める。
15分、日大スポ科40番高瀬(2年)が快速を飛ばしドリブル。
大チャンスのシーンだったが早稲田稲穂GK落合が飛び出してブロック。
すると、3部所属の日大スポ科が王者稲穂相手に先制点を挙げる。
16分、日大スポ科9番長島がふわりとしたボールに抜け出し、キーパーの頭上を越えるループシュートを放つ。
バーに当たり跳ね返ったボールに反応した40番高瀬が押し込み、ゴールネットを揺らした。
しかし早稲田稲穂もすかさず反撃に出る。
20分、日大スポ科のバックラインのミスも奪うと2番田原(3年=早大本庄)がミドルシュート。
GK井上がファインセーブを見せるも、こぼれ玉を早稲田稲穂22番深津が押し込み、同点に追いつく。
22分には同点ゴールを決め波に乗る22番深津がカットインからシュート。
28分にも深津が右サイドをドリブル駆け上がりクロス。
ファーサイドに流れたボールを14番大森(3年=都立駒場)が中に送り77番梶原がシュートもDFがブロック。
前半は両チーム多くのチャンスを作り出し、同点のまま終える。
後半
後半は日大スポ科が押し込む展開が続く。
ショートパスを前線で収める10番中山(3年)を起点とし、攻撃の形を作る。
早稲田稲穂3番下村(3年=都立駒場)の奮闘もあり、最初の10分は目立ったチャンスが生まれない。
11分、日大スポ科10番中山がカウンターの場面でロングシュートを放つ。
一方、早稲田稲穂の攻めに対し、日大スポ科は3番嶋田(1年)と38番横澤(2年)がめっぽう空中戦の強さを発揮し跳ね返し続ける。
押されていた早稲田稲穂にも大チャンスが訪れる。
12分、6番近藤(3年=日大藤沢)が右サイドからクロス、ニアサイドで14番大森が合わせるも惜しくもニアポスト叩く。
そのシーンのカウンターから、日大スポ科9番長島が右サイドを振り抜き、クロス。40番高瀬が飛び込むもギリギリのところで合わせられない
また21分には、日大スポ科77番志村が素晴らしいディフェンスで相手ボールを奪うと、そのままクロスを放り込む。ファーサイドで待ってた48番東中(2年)がカットインからシュートも決めれない。
25分、日大スポ科77番志村の高精度コーナキックをを3番が嶋田ダイビングヘッドで飛び込むもゴールネットを揺らせない。
日大スポ科はチャンスを多く作るもにフィニッシュの精度を欠き、勝敗はPK戦に委ねられることになる。
PK戦
先攻は早稲田稲穂、後攻は日大スポ科。
日大スポ科、3番目のキッカーがクロスバーに当ててしまい失敗。
早稲田稲穂が全員決めきった状況で、日大スポ科4人目のキッカーを落合が見事セーブ。
4-2で早稲田稲穂が勝利した。
稲 ◯ ◯ ◯ ◯
日 ◯ ◯ ✖️ ✖️
日大スポ科相手に苦戦を強いられたが、早稲田稲穂は勝負強さを発揮し見事勝利した。
日大スポ科は負けてしまったが、一部所属の早稲田グスタを倒し、王者稲穂相手にも大健闘を見せた。その躍進は圧巻であった。
早稲田稲穂の強さの由来はチャレンジャー精神であると思う。「王者」「4連覇」などの言葉がつきまとうが、どんな相手にも常にチャレンジャー精神を持ち、チーム一丸で戦っているところが、ギリギリの争いで勝ち切る強さの源である。
Written by
高橋佑輔
takahashi
早稲田大学 FC.GUSTA
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