【新関東リーグ2022・1部・第4節】昇格組同士の激突!!残留に向けて負けられない1戦をものにするのはどのチームか!?
柴田尋生RESULTS
新関東リーグ2部2022・1部・第4節
Groovy kids
理工サッカー部
11月12日に行われた第4節では昇格組同士の試合が行われた。対戦カードは青山学院大学理工サッカー部(以下:青山理工)と明治大学groovykids(以下:明治グルービー)。
3節を終えて青山理工は3連敗、グルービーは2分1敗と8位と7位の崖っぷちの状態。残留に向けて両者ともなんとしても落とせない戦いとなった。
(明治大学groovykidsスターティングメンバー)
(青山学院大学理工サッカー部スターティングメンバー)
前半
立ち上がりは明治グルービーが圧倒する展開。
前半1分 早くもチャンスを迎える。明治グルービーが左サイドから68番久我涼太郎(2年=宮崎日大)のクロス。これに6番稲田龍(4年=長崎南山)が合わせるが惜しくも枠を逸れる。さっそく決定機を迎えた。
前半6分 明治グルービーの猛攻は止まらない。スルーパスに抜け出した76番岡本涼晴(2年=大分上野丘)が右サイドからクロス。これを35番橋本航輝(3年=市立浦和)がダイレクトで押し込みグルービーが先制。
青山理工は明治グルービーの早いパス回しの対応に遅れている。その後も35番橋本、6番稲田を中心とした明治グルービーの猛攻が続く。前半10分、35番橋本と6番稲田がワンツーでディフェンスを剥がしゴールまで持ち上がるが、シュートまで行けず。前半15分には6番稲田→35番橋本と繋げ最後は59番小野秦輝(2年=大分上野丘)がシュート。しかし惜しくも横に逸れる。
青山理工は攻め続けられる苦しい展開だったが、前半20分明治グルービーのパス回しをカットし、カウンター。25番宍戸大雅(3年=浜名)がシュートを放つもキーパー正面。しかし、これを機に青山理工が明治グルービーの攻撃に対応し始める。
前半25分 前線でボールをカットした青山理工がショートカウンター。52番小林裕哉(1年=日大藤沢)が混戦になったルーズボールに反応しボレーシュート。惜しくも枠をそれるが青山理工が決定機を作り出した。
前半32分 負けていられない明治グルービーは、45番諏訪颯士(2年=鹿児島)と35番橋本の中盤からの崩しから105番大山済(1年=昌平)にサイドチェンジ。カットインからシュートを放つがディフェンスに防がれる。
前半ロスタイム 明治グルービーの左サイドからのクロスに6番稲田が飛び込むが青山理工GK1番高村和希(3年=座間)のスーパーセーブ。こぼれ球を青山理工ディフェンスが体を張ってクリア。決定機を守りきった。
前半を終えて明治グルービーが1点リード。しかし、中盤からは青山理工がショートカウンターでゴールに迫る場面が増えた印象だった。
後半
打って変わって後半は青山理工のペース。
後半1分 青山理工27番國井拓磨(3年=桐光学園)→7番宮下誠一(3年=創価)→52番小林と素早い崩しで中盤から攻めるもディフェンスに阻まれる。前半とは違い青山理工が細かいパスで崩し始める。
後半2分 青山理工が決定機を迎える。サイドからのクロスに反応した7番宮下が足で合わせる。しかし明治グルービーディフェンスがスライディングでシュートブロック。なんとか耐えた明治グルービーだが、青山理工の攻撃は続く。
しばらくの間、青山理工が攻めきれない展開が続いていたが、後半13分青山理工1番高村のクリアに反応した24番千葉優粋(3年=聖ウルスラ学院英知)が抜け出すが惜しくもキーパーにキャッチされる。
後半17分 なかなか攻められていなかった明治グルービーだがここでチャンスが生まれる。77番鳥海遊(3年=昌平)のフィードを受けた35番橋本が仕掛けシュートを放つがキーパーがセーブ。こぼれ球に105番大山が反応するも惜しくもディフェンスに阻まれる。
後半19分 青山理工が決定機を迎える。ペナルティエリア内で間接フリーキックを獲得。しかし、明治グルービーディフェンスが体でブロック。青山理工の反撃もゴールをわることが出来ない。
後半20分 またも青山理工の決定機。コーナーのこぼれ球を70番畑中凌雅(2年=都立町田)が強烈ミドル。入ったかのように見えたがGK85番豊村亮太(2年=南浦和)がギリギリで防ぎゴールを逸れる。青山理工は流れにのるがなかなか点が取れない。
その後も青山理工が攻め立てる展開が続く。明治グルービーはゴール前にもなかなかたどり着けない。青山理工は後半から入った7番宮下のロングスローが効き、何度も明治グルービーゴールに迫るが崩し切ることが出来ない。
後半22分 明治グルービーがコーナーからカウンター。6番稲田が持ち上がるが青山理工67番菅原優斗(2年=下館第一)が1対1を制してカウンターを阻止。
後半27分 青山理工がボールを奪いカウンター。7番宮下→70番畑中と繋ぎ左サイドからカットインシュート。しかし、これも枠をはずれる。
後半33分 明治グルービーのクリアからカウンター。しかしこれも青山理工67番菅原が体を張ってブロック。
最後まで猛攻を止めない青山理工。
後半ロスタイム 青山理工のコーナーキックが直接ゴール。劇的同点かと思われたがファールの判定。青山理工の思いがあと1つ届かない。
ここで試合終了。1-0でグルービーの勝利となった。前半はグルービー、後半は青山理工と圧倒した時間があったものの、立ち上がりの1点を守りきったグルービーが勝利を収めた。
4節を終えてグルービーは勝ち点5で5位と残留に向けて大きな1勝となった。対して青山理工は4連敗と残留に向けて後がない状況となった。
今後も両チームの動向に着目していきたい。
Written by
柴田尋生
shibatahirooki
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