【新関東カップ2017】敢闘賞

BeYonD 編集部

新関東カップで対価通り新関東1部のチームが上位進出を果たす中、トーナメント上位進出はならなかったものの格上相手にも勇敢に戦い、素晴らしい戦績を残したチームがいたことをみなさんはご存知だろうか。

今回はそんなチームにスポットライトを当てるべくBeYonD独自で“敢闘賞”を2チーム選出!!
新関東カップ2017の活躍を称え、今後さらなる躍進が期待される2チームを紹介しよう!

 

明治大学ESPERANZA

新関東カップ2017で躍進した明治大学 ESPERANZA(以下:エスぺ)は、3部所属ながら見事な戦いを見せた。1回戦で早稲田大学SundayS.Cに勝利すると、続く2回戦では勢いのまま2部の格上、明治学院大学白金FC(以下白F)相手に熱いゲームを繰り広げた。

img_6026

この試合、前半から積極的な攻撃を仕掛けパワーとスピードでエスぺのゴールに迫る白Fだったが、エスぺは恐れることなく跳ね返した。
立ち上がりから終始集中したディフェンスはこの試合の劇的なゴールを生むことになる。
徐々にゲームが落ち着いてくるとエスぺも攻撃の機会が増え、次第に白Fゴールに迫ることとなる。
2部のプライドだろうか、焦てる白Fだったが、一方エスぺは全く焦ることなく試合を運び絶好の機会が訪れるのを虎視眈々と待っていた。
そして迎えた後半29分、フリーキックを即リスタートさせて隙をつくと1年生ルーキー伊藤(1年=座間)が値千金の決勝ゴール。
ルーキーの落ち着いた1発が試合を決めた。

最後の最後にドラマティックな展開が待っていたエスぺ。
この勝利に欠かせなかったのは、キャプテン髙阪(3年=本郷)の存在だろう。
キャプテンシーが強く、チームを鼓舞し、なおかつ体を張って粘り強い守備ができる選手が最終ラインにいることはチームの武器であるに違いない。
今年の新関東リーグで2部に昇格するためには絶対に欠かせない大きな軸となることだろう。

そしてエスぺのもう一つの大きな武器は、謙虚なチャレンジャー精神だ。
格上の相手に対して臆することなく自分たちのプレーに徹し、最後まで諦めずに戦い抜いたこの謙虚な姿勢がひとつの勝利を生んだのだろう。
大きなチーム力を発揮し、今年の新関東カップで見せてくれたような戦いをリーグ戦でも見せてほしい。非常に楽しみなチームである。

「今回はエスペランサを新関東カップにおいて、敢闘賞に選んで頂いて素直に嬉しいです!今大会は1,2回戦を苦しみながら勝ち進み、自分たちのサッカーに自信ができ始めたところを、二部のバンビーノに打ち砕かれました。
新関東2部の壁の高さをまざまざと感じました。
これからは、勝ち進んでも、驕らず謙虚に、どこのチームよりも努力できるようなチームになっていきます!
そして新関東リーグ1部昇格!

img_0441

 

首都大学東京八雲FC

新関東カップ2017で1回戦から登場した首都大学東京八雲FC(以下八雲)は今大会準優勝に輝いた1部の強豪明治大学Groovy kidsが登場する4回戦まで勝ち上がった。
2部の慶應義塾大学FC e.l.f.を下した試合も見事だったが、3回戦の慶應義塾大学理工学部体育会サッカー部(以下リコタイ)戦で巻き起こしたジャイアントキリングは圧巻だった。

img_0785

序盤、八雲は素早い出足で中盤を制圧しようと試みたが、リコタイが徐々に試合を支配し始め、八雲はリコタイの波状攻撃を耐える展開となった。
8番降矢(3年=学法石川)を中心にリコタイのプレスを掻い潜りながら虎視眈々と得点のチャンスをうかがう。
しかし、待望の先制点を取ったのはリコタイ。
スルーパスに抜け出した79番舘野がキーパーとの1対1を冷静に流し込む。
ゲームが面白くなったのは前半終了間際の27分。
八雲が、中盤で細かくパスを繋ぎペナルティーエリア付近で受けた27番巽(3年=都立三鷹)がターンから素早くシュートを放ちゴール。前半終了間際の良い時間に同点に追いついた。

早い時間帯に追加点を取りたいリコタイは15分。
ゴール前からの混戦から再び79番舘野が抜け出しこれをゴール左隅に綺麗に決め、再び八雲はリコタイに突き放されてしまう。
ここで試合が動いたのはまたも後半終了間際の24分。
リコタイDFがペナルティーエリア内で八雲21番藤原(3年=広島なぎさ)を倒してしまう。
これで得たPKを8番降矢が沈め再び同点に追いつく。
粘り強く戦い続けた八雲に劇的な瞬間が訪れる。
後半終了間際、27番巽が中盤でのインターセプトからドリブルを開始。
2人を引きずりながら豪快なミドルシュートを決め遂に逆転に成功する。
昨年、新関東3部の八雲がe.l.f.に続き、2部上位で今季タイトルを多数獲得しているリコタイを撃破する今大会最大のジャイアントキリングを成し遂げた。

劣勢の状況でも粘り強く耐えるディフェンスもさることながら、大事な場面でチャンスを決めきることのできる攻撃陣のセンスが光る八雲は今後も躍進を続けていくだろう。

「敢闘賞を頂きありがとうございます!
今回のカップ戦は試合に出た選手はもちろん、遠くまでサポートに来てくれたマネさんやベンチのメンバー、練習に来れても試合に来れなかったメンバーの全員で、心を一つに戦えたことが躍進できた理由だと思っています。
勝ち進む中でメンバー内の連携が深まり徐々に自信がついたことが大きかったですし、チームの1人1人がカップ戦に照準を合わせて試合に臨むことができました。
カップ戦が始まる前の段階で合宿を2回こなし、1部に所属するチームとの距離感を計れたことも自分たちがどういう戦いをすれば勝てるのかを洗い出すうえでは大きな経験になりました。
八雲FCは伝統のあるチームですが、私立のメガサークルに比べると人数が少なく、試合に来れる人数も毎回限られています。
しかし、その中でも一人一人がハードワークをすることで、技術でかなわない部分をうまくカバーできていると思います。
今後はまずアットホームカップの予選を勝ち抜くことを目標に、チーム一丸となって勝てるチームを作っていきたいです。
私たちは常にチャレンジャーであることに変わりはないので、マガ杯、リーグ戦でも謙虚に楽しく戦って、少しでも良い成績を残し、国公立のサークルでも戦えることを証明したいです!」

 

img_0787

Written by

BeYonD 編集部

beyond

BeYonD編集部です。

Keywords

Recommend

コラム 2017.11.04

【新関東リーグ2017・1部第4節ハイライト】混戦の残留争い!!伝統の2チームが優勝争いを繰り広げる!

【新関東リーグ2017】雨の予報もなくなり晴天を迎えた集中開催初日。今後の順位に大きく影響する2連戦の初戦が行われた。   明治大学体同連生田サッカー部 - 早稲田大学FC.GU…

read more BeYonD 編集部
コラム 2022.07.28

サークル×就活のすゝめ(マネージャー編)

3年生をはじめ、皆さん就活は始めていますか? 飲み会ばかりしてる場合じゃありませんよ! 今回はそんなみなさんの就活に対する疑問や不満を解消できる記事を書きました! 就活生は必見です!…

read more 渋井颯太
コラム 2017.08.15

【BMOM69】”圧倒的存在”遊佐拓矢(3年=川越南)が成蹊の頂点に導く決勝弾!!

8月17日に行われた成蹊大学学内戦の決勝戦。 成蹊大学アースエラスティックサッカー(以下:ARSE)と成蹊大学フットサルクラブ(以下:SFC)が頂点を争った。 前半からギア全開のARSEに押さ…

read more BeYonD 編集部
コラム 2017.11.20

【イケメン特集vol.3】お笑い担当!?國學院ミスターコン出場中のイケメンに取材!

  こんにちは!!   もう11月の中旬に入ってしまいました。。。。 時間がすぎるのは早いですね。。。。 秋のこの時期といえば文化祭 文化祭といえば そ…

read more BeYonD 編集部
コラム 2023.05.23

【新関東カップ注目選手記事vol.2】サッカーサークル界に名を知らしめるのは誰だ!?

みなさん、お疲れ様です!!新歓期が終わりだんだんと新関東カップに向けて動き出している時期で はないでしょうか? そこで今回は新関東カップで活躍するであろう注目選手を3名紹介していきます!今回紹介する…

read more 山崎夏果
コラム 2020.11.08

【新関東リーグ2020・1部第4節マッチハイライト】リーグ中盤戦。優勝争いの結果は?!

11月8日、新関東リーグ2020・1部第4節@鹿島ハイツ、矢田部Aグラウンドの速報がこちら。 ①中央大学フースバルクラブ VS 早稲田大学理工サッカー部 (以下:中央フースバル、早稲田理工) …

read more BeYonD 編集部
コラム 2020.09.10

【特別企画】体育会からサークルへ活躍の場を移した選手たち

こんにちは!   BeYonD編集部です。   今回は体育会からサークルへ活躍の場を移した3人の選手たちにスポットライトを当てインタビューしました。 …

read more BeYonD 編集部
コラム 2017.06.06

【BMOM57】河瀬雄哉(3年=高松)チームを救う2連続ビッグセーブ!頼れる守護神の駆け引きが稲穂を勝利に導く!

6月3日新関東カップ2連覇中の早稲田大学稲穂キッカーズ(以下:稲穂)は同校の早稲田大学FC.GUSTAと(以下:グスタ)と対戦した。 先週の日本大学法学部サッカー部戦では、爆発的な攻撃力を披露した稲…

read more BeYonD 編集部
コラム 2019.03.26

【3/27(水)開催!】第1回 サークル×体育会 交流会!! チーム早稲田を結成しよう!

みなさんこんにちは! もうすぐ春休みが終わり、学年が変わろうとしていますね! そんな季節の変わり目に、大学サッカー界は新たな試みにチャレンジをしていきます!!! 今まで混ざることがな…

read more 高橋佑輔
コラム 2017.07.03

【明治大学学内戦決勝】フォトギャラリー

9番井上(3年=浦和西)は確かなテクニックで前線で溜めを作り、チームに落ち着きをもたらしてきたが決勝では中々足元にボールを収めきれず。留学生クリストファーの通訳としての活躍が目立った。 …

read more BeYonD 編集部

-PICKUP CIRCLE-