【新関東リーグ2017・1部第3節】連勝中の2チームが敗れ3冠をかけた覇者が僅差で首位へ踊り出る!1部全4試合をハイライト!

BeYonD 編集部

爽やかな秋の空模様の中、新関東リーグ1部第3節が行われた。

早稲田稲穂 – 明治体同連

1試合目はマガハイ優勝の早稲田大学稲穂キッカーズ(以下:早稲田稲穂)と同大会準優勝の明治大学体同連サッカー部(以下:明治体同連)の屈指の好カード。優勝のために両チームともに負けられない一戦は3-1で早稲田稲穂が勝利した。稲穂は開始3分に長瀬(3年=國學院久我山)が先制し幸先よくゲームを進める。しかしマガハイの雪辱を果たしたい明治体同連も遊馬の得点によって前半のうち同点で折り返す。早稲田稲穂はボランチの山本が一発退場し10人という数的不利に立たされながらも、持前の豊富な運動力を活かし中島(1年=早大本庄)とオウンゴールにより3-1で明治体同連を下した。

 

明治グルービー – 立教愛好会

2試合目は残留のために負けられない明治大学Groovy kids(以下:明治グルービー)と優勝のために勝利が欲しい首位立教サッカー愛好会(以下:立教愛好会)の一戦。首位立教愛好会の猛攻をなんとか耐えていたグル―ビーは前半終了間際に小田島(3年=國學院久我山)がドリブルで立愛DFを単独で突破し先制点を決めた。意地を魅せたい立教愛好会は後半に入っても猛攻を続けた。必死に猛攻に耐えていた明治グル―ビーであったが後半5分ループパスに抜け出した立愛11番藤田(3年=暁星国際)が左足で巻いたビューティフルゴールを決め追いつく。しかしこの日の明治グル―ビーは一味違った。30分29番川田がミドルレンジから豪快に左足を振りぬきスーパーゴール。2-1で立愛を下した。早稲田稲穂が1試合目に勝利したため、首位の座を明け渡すことになった立愛は次節の明治体同連戦までにチームを立て直すことが至上命題であろう。

ccbb86cc-5dae-4d0e-9329-659c05e53e2e

 

早稲田グスタ – 中央フースバル

3試合目は共に勝ち点1で並ぶ早稲田大学FC.GUSTA(以下:早稲田グスタ)と中央大学体同連フースバルクラブ(以下:中央フースバル)の一戦。残留争いから抜け出すために勝ち点3が欲しい両チームの一戦は均衡したものであった。終始中央フースバルがボールを支配し猛攻を仕掛け、早稲田グスタが耐えカウンターで虎視眈々と得点のチャンスをうかがう展開。幾度となくチャンスを作った中央フースバルであったが早稲田グスタの両CB金子(3年=早大本庄)と関(1年=浦和レッズU-18)の牙城を最後まで崩すことができずにタイムアップ。共に残留争いから抜け出せなかった両チーム。早稲田グスタは次節、最下位の明治生田との裏天王山で勝利できるかが残留への分かれ目になるであろう。また、優勝候補の一角に上げられていたいた中央フースバルにとっては痛い引き分け。この1週間でどこまでコンディションを上げられるかが今後のキーとなる。

 

明治生田 – 青山理工

4試合目は勝ち点0の明治大学体同連生田サッカー部(以下:明治生田)と勝ち点3の青山学院理工サッカー部(以下:青山理工)との一戦。試合開始早々、明治生田の小林(3年=三重海星)が鮮やかなループシュートを決め、幸先良くスタートしたがその後は拮抗した試合展開に。1部常連として昇格組には負けられない青山理工は後半17分キャプテン亦野(3年=八千代)がゴール正面から鮮やかな直接FKを決め同点にすると、その後も立て続けに決定機を作り出すが決めきれず1-1でタイムアップ。決定力のなさが露呈してしまった青山理工は早急にチームを立て直したいところ。一方ようやく勝ち点を獲得できた明治生田はここから勝ち点を積み上げたい。

2969cc0a-171d-42b6-b619-501153c6aee4

第3節の結果により首位争いは混戦を極める。早稲田稲穂が勝ち点7で首位。立教愛好会、明治体同連が勝ち点6で早稲田稲穂を追う。しかし次節立教愛好会と明治体同連は直接対決。優勝のための天王山となる試合は要注目だ。一方で残留争いも混戦である。勝ち点2の早稲田グスタと勝ち点1の明治生田。3チームとも一刻も早く勝ち点3を獲得し残留争いから抜け出しところであろう。

 

【第3節】(10月28日)

[ZOZOPARK HONDA FOOTBALL AREA]

早稲田稲穂3-1明治体同連
[早]長瀬 中島 オウンゴール
[明]遊馬

明治グル―ビー2-1立教愛好会
[明]小田島 川田
[立]藤田

早稲田グスタ0-0中央フースバル

明治生田1-1青山理工
[明]小林
[青]亦野

362aad21-0d43-495c-b15f-33e65e4c2886

Written by

BeYonD 編集部

beyond

BeYonD編集部です。

Keywords

Recommend

コラム 2020.05.18

サッカーサークルのマネージャーの実態を暴け!

  新入生のみなさんこんにちは!       今回の特集は、サッカーサークルの「マネージャー」についてです!!  …

read more BeYonD 編集部
コラム 2021.11.06

【新関東リーグ2021・1部第5節マッチハイライト】新関東リーグも遂に折り返し。勝ち点を積み上げ、優勝に近づいたチームはどこだ!?

10月16日(土)に開幕した2021年の新関東リーグも第5節で折り返しを迎え、目が離せない稀に見る大混戦となっている。   11月6日(土)、鹿島ハイツで行われた新関東リーグ第5節の結果…

read more BeYonD 編集部
コラム 2019.07.16

【BeYonD History vol.2】”サッカー同好会を胸張って語れる場所にしたい”高橋佑輔

普段は中の人が見えないBeYonDのこれまでとこれからを紐解いていく新企画BeYonD Historyvo.1はもう読んでいただけましたでしょうか?vol.2はvol.1に登場した"真面目老害"の古平…

read more BeYonD 編集部
コラム 2017.08.18

【文教大学学内戦決勝戦】フォトギャラリー

1番桐ヶ谷(3年=久喜北陽)はビッグセーブを連発し、ゴール前の番人となった。優勝の立役者はこの人に違いない。 10番関(1年=千葉経済大学附属)は豊富な運動量と共に、攻撃のリズム…

read more BeYonD 編集部
コラム 2017.09.17

【高校別OB座談会vol.6】千葉県〇〇の強豪2校のOB座談会 高校時代の地獄のトレーニングから現在の苦悩までを語り合う!

日本トップのサッカー県、千葉。   今回はそんな千葉県にある幕張の 強豪校・幕張総合高校・渋谷幕張高校2チームまとめて座談会。   高校時代の"浜練"…

read more BeYonD 編集部
コラム 2017.10.14

【新関東リーグ2017・1部第1節】遂に同好会カテゴリー最大規模のリーグ戦が開幕

【新関東リーグ2017】が本日10月14日開幕した。 あいにくの悪天候のなか、1部はZozopark Honda Football Areaにて熱戦が繰り広げられた。   昨年…

read more 編集部BeYonD
コラム 2021.09.21

【特別企画】Jユース出身の私たちが大学サッカーサークルを選んだ理由[後編]

Jユースを選んだ理由、そして大学サッカーサークルとの出会いに迫った[前編]は楽しんで頂けたでしょうか。 まだ[前編]をお読みでない方はこちらから。 [後編]では、3年時に幹事長(鈴木)、副幹事…

read more 大田智輝
コラム 2020.05.11

【特別企画】Leo the footballにインタビュー!「Leo the football」編!

みなさんおうち時間はいかがお過ごしですか? 前回に続き今回も、分析官兼サッカーYoutuberとして登録者数10万人を誇る「Leo the football(レオザフットボール)」さん(以下レオ…

read more BeYonD 編集部
コラム 2016.12.20

【BMOM22】臼田海人(2年)先制点に最優秀選手賞、有終の美を飾る

中央のセルヒオ・ラモス 2016/12/17・18の二日間で行われたpremiere cupは4年ぶりに中央大学サッカー同好会(サッカー同好会)が無失点優勝を成し遂げだ。 慶応義塾大理工体育会サッ…

read more BeYonD 編集部
コラム 2020.11.08

【新関東リーグ2020・1部第4節マッチハイライト】リーグ中盤戦。優勝争いの結果は?!

11月8日、新関東リーグ2020・1部第4節@鹿島ハイツ、矢田部Aグラウンドの速報がこちら。 ①中央大学フースバルクラブ VS 早稲田大学理工サッカー部 (以下:中央フースバル、早稲田理工) …

read more BeYonD 編集部

-PICKUP CIRCLE-