【BMOM21】中村悟(3年) 復活のキャプテンが中盤を支配しユニオンリーグ2連覇へ導く
BeYonD 編集部絶対的なキャプテンの復活
ユニオンリーグ・チャンピオンシップで神出鬼没な動きでピッチを駆け回り、中盤を支配した選手がいた。それは、荒友キッカーズキャプテン中村悟(3年=県立船橋)だ。昨年までは、突破力に優れる前線のリスク管理を行うバランサーであった。しかし。今季は「前線でフリーに動いてボールを引き出してさばくのと同時に、チームの全体的なバランスを見ながらポジショニングを取ることを意識しました。」と語るようにゲームメーカー的な役割までもこなし、A.C.Campioneの中盤に主導権を握らせなかった。
圧倒的なパフォーマンスを発揮した中村だったが、その右足には痛々しい傷跡が残っていた。第五中足骨疲労骨折というサッカー選手特有の難治性骨折を1カ月前に引き起こし、手術をしていたのだ。ボルトを入れることによって何とかランニングができるようになったのもほんの2週間前のことで、チャンピオンシップ出場は絶望的に思えた。しかし中村は「三年間の集大成となる試合なので何としても復帰してチームに貢献したかった」と自らのリハビリ生活を振り返った。当日は痛み止めを飲みながらの出場であったが、怪我を感じさせない圧巻のプレーで見事チームをユニオンリーグ2連覇に導いた。
ユニオンリーグ2連覇の立役者である中村がいなくなるのは荒友キッカーズにとってはかなりの痛手であるが、今年中村と共に中盤を形成した8番森本(2年=早稲田)とユニオンで得点を量産した大型ストライカー9番日下(2年=早稲田)の早稲田高校同級生コンビの活躍にユニオンリーグ3連覇がかかっているだろう。
Written by
BeYonD 編集部
beyond
BeYonD編集部です。
Keywords
Recommend
【スパイク特集vol.4】アディダスジャパンフットボール商品開発・企画担当者の山口さんにインタビュー!
ご無沙汰しております、スパイクコラムを担当いる古平です。スパイクコラムは同好会カテゴリの選手向けにスパイクの選び方などを伝授するためのものでしたが、正直なところ自分の趣味感覚で記事を作成していました。…
read more BeYonD 編集部【新関東1部リーグ総集編】
【優勝】 早稲田大学稲穂キッカーズ 【得点王】 8得点 10番 MF 今井 淳貴 (3年=都立駒場) 早稲田大学稲穂キッカーズ 【新人賞】 76番 …
read more BeYonD 編集部【新歓記事vol.2】新入生必見‼️日本大学サッカーサークルを比較してみました!!
日本大学の新入生必見👀サッカーサークルを比較してみました!! 街中では半袖を着ている人が見られるくらい暖かくなってきましたね。そんな暖かい4月といえば新学期!新入生はこれからの生活に期待を膨らませな…
read more BeYonD 編集部【BMOM61】佐藤宏樹(3年=市立浦和)強力攻撃陣を支える立愛のイニエスタ!
新関東カップ2017準々決勝立教大学サッカー愛好会(以下=立愛)と明治大学体同連サッカー部(以下=体同連)との試合は立愛が完成度の高さを見せ2-1での逆転勝利を収めた。 立愛の強力攻撃陣を支えな…
read more BeYonD 編集部【チームの根vol.6】”敏腕会計士” 立教大学サッカー愛好会 岩佐 顕三郎(4年=広島なぎさ)
立教大学の雄として、実力、そして周りが羨むほどの雰囲気を兼ね備える立教大サッカー愛好会(以下、立愛)。 今回は、立愛を会計長と言う一見地味な役職、マガジン杯の"Dキャプテン"としてチームを支えた男に…
read more BeYonD 編集部【関東・関西サッカーサークル対談企画】東西の強豪チームが語るサークルの存在価値とは。
こんにちはBeYonD編集部です。 今回はBeYonDの新しい企画として、新関東リーグ1部に所属する早稲田大学稲穂キッカーズ(以下:稲穂)と、関西同好会リーグ1部や京都府社会人リーグにも所属する…
read more 山田大晴新チーム始動インタビュー第2弾”中央大学フースバルクラブ 若杉俊介”
2017年になり、新チームが始動した中央大学フースバルクラブ。キャプテンの若杉俊介(2年=新潟明訓)を取材した。 (写真 左はキャプテンの若杉、右は副キャプテンの大石) 2015-20…
read more BeYonD 編集部【必見!】足つり予防の新しい提案!
夏も佳境を迎え、気づけば9月に突入してしまいました。コロナウイルスの影響からサークル活動がうまくやれない中、苦労しながらこの夏を過ごしたチームも少なくないのではないでしょうか。今後も練習などを行ってい…
read more BeYonD 編集部【BMOM13】鷹野 友哉(3年) 復帰戦で底抜けの肺を披露
ドラマティックボーイ 明治体同連は、先日の新関東リーグ最終節で青山理工と対戦した。残留圏に残るために勝利が絶対条件であった。明治体同連は2点差をつけ勝利すれば、自力での残留を決め…
read more BeYonD 編集部社会人からみたサッカーサークルの価値~マネ編~
はじめに こんにちは~!BeYonD編集部です💛 新歓期間も終わり、新体制にも慣れてきた頃ではないでしょうか。 今回は元サッカーサークルのマネージャーで、現在社会人2年目の方にインタビュ…
read more 工藤 紗英
