[上智大学学内戦決勝]一点をめぐる肉弾戦。値千金のゴールを奪い取ったFUN-ta-SISTER Aが二連覇を果たす。
BeYonD 編集部RESULTS
上智大学学内戦決勝
サッカー愛好会EAGLE
FUN-ta-SISTER
[上智大学学内戦決勝]
上智大学EAGLE対上智大学FUN-ta-SISTER
2月24日に行われた上智大学学内戦の決勝は上智大学サッカー愛好会EAGLE (以下:イーグル)と上智大学FUN-ta-SISTER (以下:ファンタ)というカードになった。学内戦二連覇を狙うファンタと敗れたチームのかたきを狙うイーグルの二チームの争いは意地と意地のぶつかり合いとなった。


前半
立ち上がりは互いに前線へロングボールを蹴り込み、自陣の態勢を整えからのスタートをとる。中盤での激しいプレスの応酬で両チームとも自由を作れず作らせず。せめぎ合いの時間が続いた。4分、ファンタの3番藤生(1年=柏日体)がボールを持ち込み、イーグルがたまらずファール。ペナルティーエリア手前からのいい位置でのフリーキックだったが14番唐土(3年=多摩)の柔らかいボールには誰も合わせられずキーパーが難なく処理。
お互い激しいプレスを避けてか、中盤を飛ばしたロングボールを中心に試合を組み立てようとするも、単調な攻撃は両ディフェンス陣に落ち着いて対処されチャンスらしいチャンスには繋ぐことができない。そんな中でもファンタは打開策を探りサイドから攻撃を組み立て主導権を握り始める。12分、87番石田(3年=船橋東)が左サイドを一人で切り裂く。中へ上げたボールをディフェンスが処理しきれず流れたボールを2番桜庭(4年=弥栄)がダイレクトでシュートを放つがボールはゴール右に外れる。続く17分もファンタ、17番植野(3年=熊谷)の折り返しを71番土屋(1年=國學院久我山)がフリーでミドルシュートも力を抑えきれず枠外へ外れてしまう。
やられて黙っているわけにはいかない。イーグルも22分に14番徳原(4年=駒場)が左サイドから中へドリブルで切り込みシュートもこれはキーパー真正面。前半終盤には小競り合いが見られるなど立ち上がりから変わらぬ激しい試合ながらも両チーム合わせてシュート3本と均衡した状態で前半を終える。
後半
立ち上がり5分、イーグルはカウンターから19番青木(1年=成城)が最後は中へ切り込みシュート。これがディフェンスにあたってコースを変えるも惜しくもゴール左ギリギリ外へそれてしまう。後半になってもオープンな展開とはいかず堅い展開が続いていたが、ワンチャンスを沈める力を持っていたのはファンタだった。15分、ミドルシュートから得たコーナーキック。マークを完全に振り切りドンピシャで合わせたのが3番藤生だ。少ないチャンスの中でファンタが値千金のゴールを奪った。
1点奪って乗りに乗ったか18分、再び3番藤生が左からのクロスについていたディフェンスをもろともせず頭で合わすも、バーの上に。立て続けにファンタにビックチャンスが到来する。カウンターがつながり一対一になりとどめとなると思いきやイーグルのGK管野(3年=帝京ロンドン)が決死のファインセーブ。沈みかけていたチームを盛り上げる。
すると27分のコーナーキックを皮切りにイーグル10番青戸(5年=湘南工科)がフリーキック、ボレーシュートと立て続けにチャンスをつかむもゴールに繋げることができず。ロスタイムにもイーグルはペナルティエリア内へのロングボールの落としに19番青木が反応しシュート。この試合一番のチャンスであったが決めきれずここでタイムアップ。ファンタが虎の子の一点を守り切り、上智大学の頂点に輝いた。
OBチームとして他チームの雪辱を誓ったイーグルだったが最後の反撃もむなしく追いつくことができなかった。一方のファンタは悲願の二連覇を果たし、今年もアットホームカップへの出場権を獲得した。
Written by
BeYonD 編集部
beyond
BeYonD編集部です。
Keywords
Recommend
【マガ杯2025】優勝候補2チームによる大熱戦を制したのは?
マガジンカップ2025
HUMAN F.C.
体同連フースバルクラブ
マガジンカップ2025
HUMAN F.C.
体同連フースバルクラブ
【新関東1部第6節】絶好調のHUMANが競り勝つ
新関東1部第6節
HUMAN F.C.
サッカー愛好会
新関東1部第6節
HUMAN F.C.
サッカー愛好会
【マガ杯2023・予選】ダークホース現る?!今大会初出場の東北学院大学LiberoがHUMAN.FC Bを圧倒!
第41回マガジンカップ2023予選リーグ
HUMAN F.C.
第41回マガジンカップ2023予選リーグ
HUMAN F.C.
【マガ杯2025】早大の代表対理工系の代表!結果は如何に!
マガ杯
稲穂キッカーズ
生田サッカー部蹴友会
マガ杯
稲穂キッカーズ
生田サッカー部蹴友会
【新人戦1年生大会①・決勝戦】中大フースバル同士の対決は、中村の強烈な一撃で幕を閉じる
新人戦1年生大会①・決勝戦
体同連フースバルクラブA
体同連フースバルクラブB
新人戦1年生大会①・決勝戦
体同連フースバルクラブA
体同連フースバルクラブB
【新関東カップ2019・準決勝】立愛vsリコタイ。白熱の準決勝を制したのは?
新関東カップ2019・準決勝
サッカー愛好会
理工学部体育会サッカー部
新関東カップ2019・準決勝
サッカー愛好会
理工学部体育会サッカー部
【新関東カップ2017 4回戦】早稲田HUMANが全員サッカーで”因縁の明治生田”に勝利!
新関東カップ2017 4回戦
生田サッカー部蹴友会
HUMAN F.C.
新関東カップ2017 4回戦
生田サッカー部蹴友会
HUMAN F.C.
【新関東リーグ2017・1部第6節】優勝に望みを繋ぐ!!中央フースバルが意地の2発で明治生田を撃破!
新関東リーグ2017・1部第6節
体同連フースバルクラブ
生田サッカー部蹴友会
新関東リーグ2017・1部第6節
体同連フースバルクラブ
生田サッカー部蹴友会
【早稲田大学学内戦2023】決勝戦。稲穂の4連覇か、HUMAN F.C.の6年ぶりの優勝か。栄冠はどちらの手に!?
早稲田大学学内戦決勝
HUMAN F.C.
稲穂キッカーズ
早稲田大学学内戦決勝
HUMAN F.C.
稲穂キッカーズ
【新関東理工系カップ2023】優勝はどちらの手に⁉東京電機大サッカー部と青山学院理工サッカー部が激突!
新関東理工系カップ2023決勝
理工サッカー部
新関東理工系カップ2023決勝
理工サッカー部
