【アットホームカッププレーオフ決勝】國學院ROSSOと専修愛好会の試合は1点を争う好ゲームに!
BeYonD 編集部RESULTS
アットホームカッププレーオフ決勝戦
9月4日、幕張のZOZOPARKでアットホームカップのプレーオフが行われた。第2代表を決める決勝は国学院大学ROSSO(以下ROSSO)と専修大学サッカー愛好会(以下愛好会)というカード。夏を感じさせない涼しさの中試合はキックオフした。
(愛好会のスターティングイレブン)
前半
序盤、両チームロングボールを蹴り合い、空中での戦いが多く見られた。
そのような試合展開の中ペースを握ったのはROSSO。
8分、ROSSOはSB3番渡辺(2年=伊勢崎商業)がオーバーラップし、サイドの深い位置から折り返したボールを11番奥田(3年=國學院久我山)がふわりとクロスを上げるが、愛好会GK23番河合(3年=専大松戸)がキャッチ。
9分、愛好会は右サイドのいい位置でFKを獲得する。これを7番磯前(3年=鹿島)が得意の左足で鋭いボールを上げ、これに13番藤山(4年=山形中央)が飛び込みシュートを放つも、わずがに枠の上。
先制点を狙う両チームだが、ネットを揺らすことができず10分が経過した。
そして迎えた12分、ROSSOは左サイドからのCKに5番亀田(2年=成立学園)が背中で合わせ、これがゴールに吸い込まれる。
ラッキーなゴールで湧くROSSOとは裏腹に、愛好会は少しアンラッキーな形で失点を喫する。
その後、この先制点で勢いに乗るROSSOはFWの10番津田(3年=青森山田)を中心に、前線でのハイプレスで流れを掴む。
15分、ROSSOはこのプレスからチャンスを作る。8番松本(3年=浦和西)が高い位置でボールを奪うと、ゴールめがけてドリブルスタート。これに奥田が走り込んでくると、ピンポイントにパスが送られてくる。これを奥田が右足を振り抜くが、枠を捉えきれない。
愛好会は中盤の47番吉田(4年=真岡)を軸に攻撃を組み立て、チャンスを伺うもなかなかゴールへ近づくことはできない。
前半終了間際にもROSSOがチャンスを作る。
右からのCKがゴールインと思われたが、キーパーチャージの判定。
愛好会は安心のホッと一息を飲み、ここで前半が終了する。
前半は終始ROSSOが流れを掴む展開となったが、後半は愛好会の反撃に期待だ。
後半
立ち上がりはROSSOが右サイドを効果的に崩し、ゴール前に迫る。
立ち上がりのROSSOの猛攻を耐えた愛好会は、やっとの思いで主導権を握る。
6分、愛好会が中盤でテンポよく繋ぎ、7番磯前から5番五群(3年=千葉敬愛)へスルーパス。これを五群がヒールで落とし、39番本田(2年=ジェファユース)が左足で狙うがGKのナイスセーブに阻まれる。
さらに10分、愛好会はゴール前で39番本田がポールキープし、7番磯前へ優しい落としのボールを送る。これを7番磯前が得意の左足のシュートを見せるが、枠の上。
テンポよく中盤でボールを回す愛好会がチャンスを作り出す場面が増えたが、ROSSOのCB4番伊藤(2年=浦和学院)と7番岡田(2年=浦和東)が気迫のこもる守備でゴールに鍵をかける。
16分、ROSSOはGK98番鈴木(1年=浜松南)が鋭いパントキックを前線に送る。これのこぼれたボールに津田が反応し、シュートまで持ち運ぶが枠の上に外れる。
18分、愛好会は右からのFKを5番五群が頭で反らすと、ファーサイドで待っていた13番藤山が左足で押し込みゴール。かと思われたがわずかにオフサイドの判定。
そして、愛好会の猛攻を凌いだROSSOが前半の1点を守りきり、アットホームカップの本大会への出場の切符を手に入れた。
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