【新関東リーグ2018 1部3節】好スタートの早稲田グスタと明治生田。上位対決を制したのは….
BeYonD 編集部RESULTS
新関東リーグ2018 1部3節
FC.GUSTA
生田サッカー部蹴友会
10月20日に鹿島ハイツにて早稲田大学FC.GUSUTA(以下:早稲田グスタ)と明治大学生田蹴友会(以下:明治生田)の試合が行われた。
1勝1分の3位早稲田グスタと2連勝と波に乗る2位明治生田という、好スタートを切った上位対決。
どちらが勝ち点を積み上げるのか注目の一戦となった。
早稲田グスタのスターティングイレブン
明治生田のスターティングイレブン
前半
注目の上位対決は明治生田のキックオフで、大きく早稲田グスタ陣内に蹴り込みスタート。
ファーストシュートは、明治生田キャプテンの8番岩間(3年=座間)のミドルシュート。これは枠を捉えられず。
すぐさま早稲田グスタが惜しいシーンを作る。
中盤の位置でのFKを8番升田(3年=専大松戸)が高く柔らかいボールを放り、こぼれたボールを23番安藤(2年=早稲田摂陵)がボレーを試みるが、つま先に当たりミートしなかった。
5分、早稲田グスタに決定機。
低い位置のスローインから前線の70番金田(2年=国学院久我山)がうまく収めターンし、右サイドの11番日高(3年=大分上野丘)へ。
日高が走り込んだ10番安東(3年=国学院久我山)にダイレクトでスルーパス。
安東が完全に抜け出し、GKと1対1になるがシュートはGK藤生(1年=座間)に弾かれてしまう。
電光石火の攻撃を見せたが、GK藤生のファインセーブに阻まれてしまった。
早稲田グスタがDFラインから丁寧にボール回しをし、これを明治生田が引っ掛けショートカウンターを狙う展開が続き、やや明治生田が押し込んでいる印象。
しかし、15分あたりから11番日高や70番金田が前を向いてプレーする回数が増え、徐々に早稲田グスタが押し込んでいく。
そして、20分についに早稲田グスタがネットを揺らす。
左サイドのスローインから10番安東がターンし、00番大竹(3年=国学院久我山)に縦パスを入れる。
大竹は、強引に前を向くと逆サイド大外を走る66番奥本(1年=国学院久我山)へ。
これを奥本が迷いなく右足を振り抜くとゴール左に突き刺さった。
細かく繋ぐスタイルを続けた早稲田グスタがしっかりと崩し、均衡を破った。
しっかりと逆サイドを見ていた00番大竹、そして低い位置から長い距離をスプリントし、恐れなく振り抜いた66番奥本にはあっぱれだ。
追いつきたい明治生田はスピードあるワントップ77番多田(2年=真岡)を中心にハイプレスを仕掛ける。
しかし、得点を機に早稲田グスタのポゼッションサッカーは勢いを増し、相手をいなし続ける。
そのような展開の中、17分に明治生田が早稲田グスタのミスを突き、超高速カウンターからFKを得るもGK水村(1年=狭山ヶ丘)の冷静なパンチングに弾き返される。
立て続けに30分の明治生田。左サイドで地響きが起こりそうな程の球際を3番中村(3年=名古屋)が制す。
そして、8番岩間からゴール前の0番山本(3年=清水東)へのパスが通り、絶好のチャンスかと思われたが、トラップミスを犯し、GK水村にクリアされてしまった。
前半終了間際に明治生田8番岩間がボールを奪い、裏へ走り出す77番多田へピンポイントなスルーパス。
きれいに繋がったが決死の思いで戻った3番栗原(1年=国学院久我山)がピンチから救った。
ここで前半終了のホイッスル。
早稲田グスタは、とにかく11番日高が上手く、9番高橋(3年=早稲田本庄)が激しく、4番澤田(3年=都立小松川)が熱い。
終始ポゼッションスタイルを貫き、いい流れの時に得点できた。
そして、自分たちの落ち着いたペースに持っていき1-0で折り返す盤石な試合展開を見せた。
明治生田は、切り替えと球際が徹底されており、前線の選手も献身的に守備をする良いチームだ。
また、キャプテン8番岩間が攻撃のキーマンでプレー回数が多く、そのほとんどが何か起こりそうな雰囲気を漂わせていた。
後半
開始早々の1分。
明治生田6番田村(3年=国学院久我山)が左サイド深くで粘り、8番岩間がライナー性のクロス。
これに10番新井(2年=清水東)がニヤで合わせようとするも惜しくも届かず。
明治生田はエンジン全開でGKへも全力でプレスにいき、早稲田グスタは相変わらずのパスワークを見せ、試合の流れは五分五分だ。
15分、早稲田グスタCBの4番澤田が高い位置でボールを奪うと、11番日高がふわりとおしゃれなスルーパスを送る。
これにすばやく反応したのは10番安東。
頭で触り相手を置き去りにし、GKと1対1になるが決め切ることができず、頭を抱え倒れ込んだ。
直後に明治生田にも決定機。
FKのこぼれ球を6番田村が56番吉崎(4年=八千代)へ浮いたパス。
これを吉崎が意表を突くターンで相手をかわし、シュートを放つもコースが甘くGKにキャッチされてしまう。
決定機が立て続けに訪れ、試合が動きそうな雰囲気になった。
次の1点はお互い大きな1点となるだろう。
22分、明治生田14番吉元(3年=市立浦和)が遠目の位置からヴァーディーばりの強烈なミドルシュートを放ちクロスバーに当てるが、その前にハンドの判定。
23分、明治生田が大きく空いた右サイドのスペースにロングボール。
これに56番吉崎が快速を飛ばし、CBと1対1を仕掛けると思われたがファーストタッチをした瞬間に、4番澤田がプレミアリーグで見られそうなスライディングでクリアする。
27分、早稲田グスタ70番金田が完全に抜け出し、GKと交錯しPK。
と思われたが主審は笛を吹かず勢いよくゴールエリアを指差していた。
早稲田グスタは、6番若杉(3年=済済黌)を投入。
ここから明治生田の猛攻が続くも、しっかりと早稲田グスタ全員が集中を切らさずに1点のリードを守り切り試合終了。
早稲田グスタは、ポゼッションサッカーが徹底されており、足元の技術が高い選手がほとんどだ。
しっかりと下で崩し1-0と勝利できたが、欲を言うと2点3点取り勝てれば完璧であっただろう。
次節は、3勝無敗の中央大学フースバルクラブとの天王山となる。
何としても勝ち点3を取り、首位に立ちたい。
明治生田は、8番岩間の能力の高さと中盤の4番吉間(3年=真岡)の球際がストロングポイントだ。
また、後半から入った56番吉崎も強いオーラを放っていた。
全員が切り替えと球際において力を注ぎ、早稲田グスタからしたら嫌な相手であっただろう。
次節は、明治大学体同連サッカー部との明治ダービーだ。
優勝争いから外れないために、明治生田のプライドに懸けても絶対に負けられない1戦だ。
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BeYonD 編集部
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