【新関東FL1部第4節】今季最注目!首位決戦は早稲田稲穂が中大フースバルを退ける。

BeYonD 編集部

RESULTS

新関東FL1部第4節

早稲田大学
稲穂キッカーズ
2-0
中央大学
体同連フースバルクラブ

【新関東FL1部第4節】第3試合

1位早稲田大学稲穂キッカーズ(勝ち点9)vs2位中央大学フースバルクラブ(勝ち点7)が11月5日にZOZOPARKで行われた。フースバルが勝てば首位交代となり、稲穂が勝てば差を大きく広げることができる。天下分け目の一戦となった。

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前半

フースバルのキックオフでスタートしたこのゲームは、両者気合十分なのが伝わってくる。フースバルが前線にロングボールを蹴りこむ。しかし最初にチャンスを作ったのは稲穂。2分、低い位置で奪ったボールを10番今井(3年=都立駒場)につなぐと今井が高速ドリブルスタート。2人を抜き前線で待っていた77番坂梨(2年=早稲田実業)に預けると、坂梨は、97番大場(4年=横川武蔵野Y)へパス。大場がもう一度坂梨にパスを出すが奪われてしまった。ゴールにはならなかったが見応えのある素早いカウンターを見せた。その直後の4分、またしても稲穂の素早いカウンターから最後は大場が左足でゴール右隅に流し込み先制する。試合開始早々ゲームが動いたが、フースバルはすぐさま建て直しDFラインを安定させる。お互い守備がよく、中盤での攻防が続いた。未だリーグ1失点と稲穂の鉄壁の守備に対して、80番大石(2年=藤枝東)が持ち前のドリブルで打開しようとするが稲穂DFがしっかり対応する。稲穂も追加点を取ろうと今井が何度も裏へ抜け出すが、フースバルDFのラインコントロールがさえわたり、オフサイドにかかってしまう。両チームのDFラインがしっかりと相手のチャンスを防ぎ、前半を終了する。

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後半

後半が始まるとやや稲穂ペース。10分、稲穂右サイドの今井が裏に抜け出し、GKと1vs1になる。しかしこれは、フースバルGK塚本(3年=清水桜が丘)がチームを救うビッグセーブ。その直後にも稲穂はサイドからの折り返しのボールに18番長瀬(2年=国学院久我山)が強烈なシュートを放つがわずかに枠の上。ロングボールを使って反撃を試みるフースバルは15分、大石(2年=藤枝東)がドリブルで相手を翻弄する。これにはたまらず稲穂DFがファール。大石が相手の脅威になる。稲穂は19分、大場がペナルティエリア内で倒され、PKを獲得する。このPKを長瀬がしっかり決める。同点に追いつきたいフースバルであったが突き放されてしまう。攻めるしかないフースバルは25分、途中出場の11番北島(4年=東福岡)が得意の左足でミドルシュートを打つもゴールならず。猛攻を仕掛けるフースバルに対して27分、稲穂が超ロングカウンター。大きなクリアボールに大場がダイレクトで長瀬へ。そのまま長瀬が持ち込み打つが、これは勝ちを確実とする1点とはならない。残り時間が無くなってきて追い込まれるフースバルは大石がFKを直接狙うが決められない。これがラストプレーになり試合終了。
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首位の稲穂は勝利し2位との勝ち点を広げることができた。首位独走状態の稲穂は、3試合連続の無失点ゲーム。この堅い守備が試合に安定感をもたらし、勝利できているのだろう。まだ優勝は決まっていないので気を抜かずに次節に臨みたい。
一方、フースバルは、自慢の攻撃力が振るわず無得点で負けてしまった。次節では高い攻撃力で相手を圧倒できるか。また、左サイドの大石がキレキレのドリブルを次節でも見せることができるかに期待が集まる。

早稲田大学
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中央大学
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