【新関東リーグ2019一部・第6節】優勝と残留、お互いに負けられない一戦の結果は!?
BeYonD 編集部RESULTS
新関東リーグ1部第6節
FC.GUSTA
ESPERANZA
新関東リーグ第6節、鹿島ハイツ第5グラウンドにて、早稲田大学FC.GUSTA(以下:早稲田グスタ)と明治大学エスペランサ(以下:明治エスぺ)の試合が行われた。早稲田グスタにとっては優勝するには絶対に負けられない試合。また明治エスぺにとっても残留争いから抜けるためどうしても勝ち点がほしい試合であった。
毎年強いとは言われるものの、肝心なところで勝ちきれず優勝できない早稲田グスタ。今年は悲願のタイトル獲得に向けて過去一番のいい位置につけている。一方明治エスぺは、下馬評に反して、個々のスキルは非常に高く、中央大学フースバルクラブに引き分けるなど、しぶとく勝ち点をもぎ取っている印象だ。
(明治エスぺスタメン)
前半
お互いにとって負けられない一戦であり、特に早稲田グスタは優勝が見えてきたことから見られる緊張から、硬い試合になると予想していたが、試合は思わぬ形で動くこととなる。
前半3分早稲田グスタ22番宮沢(3年=桐朋)が敵陣右サイドの奥でファールをもらう。これを先週BMOMでも紹介された、早稲田グスタの色男こと14番三橋(3年=久我山)のキックから11番金田(3年=久我山)が合わせ、幸先よく早稲田グスタが先制した。
その後も早稲田グスタペースで試合は進んでいく。特に14番三橋が幾度となく仕掛け、左サイドは彼が圧倒していた。そこに久我山コンビと言われる11番金田や、10番下浦(2年=久我山)がテンポよくボールを受けることで、とても流動的なサッカーが行われていた。
しかしこのような状況でも明治エスぺ、ディフェンスはキーパー46番江藤(3年=茅ヶ崎北稜)を中心に身体を張り、最後のシュートの部分は打たせず、早稲田グスタに追加点を許さない。
15分明治エスぺ76番渡辺(2年=日本学園)が中央近い距離で倒され、フリーキックを獲得する。これを62番神山(2年=座間)が狙うもこのボールは壁に当たる。また明治エスぺ5番米山(2年=日本大学付属)のロングスローには早稲田グスタもうまく対応できず、苦戦していた。
このプレーをきっかけにか明治エスぺがボールを保持する時間が増えていく。特に両サイドから質の高い攻撃が繰り出され、早稲田グスタゴールに迫る場面も見られた。
25分早稲田グスタの右サイド、今シーズンチーム得点王でもある18番杉本(2年=桐光)が仕掛け、ペナルティーエリア付近で横パス、真ん中で待つ22番宮沢がスルーし、最後は11番金田が左足を振り切るも、ボールはゴール右へ外れる。しかしグスタを象徴するようなプレーであった。
前半終了間際、明治エスぺが立て続けにチャンスを作る。まずは62番神山が前線でポストプレー、たまらず早稲田グスタディフェンスが倒してしまい、フリーキックを得る。しかしこのフリーキックはファーへ流れる。その直後、左サイド奥で明治エスぺが密集を作り、5番米山がクロスを上げるがニアに走り込む選手がいなかった。
試合開始直後から攻め続けたものの追加点を取ることのできなかった早稲田グスタと、得点するにはあと一味つけたい明治エスぺ、お互いに改善点のある前半となった。
後半
開始早々、明治エスぺ77番新井(3年=富士)が右サイドの攻撃からそのまま左足でシュートを放つが、これは早稲田グスタ1番重松(3年=大森FC)のファインセーブによって阻まれる。
5分早稲田グスタ14番三橋の前線からのプレスからボールを奪い、10番下浦につなぎ、最後は22番宮沢に渡るが、これは明治エスぺディフェンスが身体をなげだしブロック。その後も立て続けに10番下浦、11番金田がシュートを放つも、ゴールの枠に入れられない。
12分早稲田グスタディフェンスのクリアミスから、明治エスぺ76番渡辺が詰めるも、1番重松が素早く飛び出し、シュートは打たせない。
24分拮抗した状況を打開したのは今波に乗っているこの男。早稲田グスタ14番三橋が意表を突く縦突破から、最後は18番杉本が左足で、冷静にゴール左へ流し込んだ。拮抗した試合展開であったために、何としても点がほしかった早稲田グスタ。勝利を大きく引き寄せる追加点を挙げた。
その後も早稲田グスタは交代して入った73番石塚(1年=小田原)が周りが疲れている中、重戦車のようなドリブルで明治エスぺを引っ掻き回した。このようなニューキッドが台頭してきたのも、早稲田グスタにとっては大きな収穫であろう。
試合終了間際は明治エスぺがグスタゴール前へ幾度となくボールを放り込み、パワープレイを試みたが、早稲田グスタも集中力を書くことなく守り続け、2-0のまま試合は終了した。
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