【マガ杯2025】三ツ葉普通にうまい。強い。楽しそう。

石井寛己

RESULTS

マガジンカップ2025

早稲田大学
理工サッカー部
0-2
同志社大学
三ツ葉キッカーズ

マガハイ3日目、決勝トーナメント2回戦。早稲田大学理工サッカー部(以下=早理)と同志社大学三ツ葉キッカーズ(以下=三ツ葉)の注目の一戦が行われた。

早理スタメン

 

 

三ツ葉スタメン

 

前半

試合開始わずか2分、三ツ葉先制点が生まれる。相手のパスをカットした14番木下大雅(小松)がバイタルエリアで前を向くと、巧みなシザースで左に持ち出し左足を一閃。鋭いシュートはゴール右隅に吸い込まれ、試合の均衡を破った。

続く16分には三つ葉追加点。10番井幡陸(洛北)の放ったフリーキックに4番森田敬太朗(東海大仰星)がファーサイドで頭を合わせる。相手GKリコサが神懸かりのセーブで一度はクロスバーに当たるが、跳ね返ったボールに素早く反応した39番櫻田大翔(東海大仰星)が走り込み、確実に押し込んでリードを広げた。

 

得点を決めた三ツ葉木下と櫻田

 

一方で早理の攻撃の大きな武器は、なんといってもコーナーキックだ。予選フェーズでは、早稲田大学GUSTA Aを相手に立て続けに2本のコーナーからゴールを奪い、その威力を存分に見せつけた。高さと精度を兼ね備えたキックから生まれるチャンスは、相手守備陣にとって常に脅威となる。1本1本のコーナーに込められた可能性に、スタンドで見守る筆者の胸も大きく膨らんだ。

前半20分、早理はコーナーキックのチャンス。キッカーは97番剣持正翔(川越東)。剣持がニアサイドにあげたクロスボールを7番狩野拓夢(県立浦和)が合わせるが惜しくもゴールならず。

その後は両者均衡した試合展開となり、0-2で三ツ葉がリードで前半を折り返す。

 

 

後半

後半に入ると、早理は前半とは打って変わり徐々に勢いを取り戻し、ボールを保持する時間を延ばしていった。試合の主導権はどちらに転ぶか分からない五分五分のポゼッションとなり、勝利への執念がぶつかり合う緊迫した展開へと移行していく。対する三ツ葉は、10番井幡と切れ味鋭い14番木下のテクニックが随所で光り、攻撃の起点をつくり続けた。個人技と連携を巧みに織り交ぜる三ツ葉のプレーは、早理の守備陣に大きなプレッシャーを与える。

均衡を破りたい早理は、後半10分に勝負の采配を振るう。10番藤澤一真(土浦第一)に代えて、9番宮寺功大(川越)を投入し、ゴールへの道筋を切り開こうとした。この交代で攻撃のリズムに変化を与え、ゴール前での存在感を増そうと狙ったのだ。すると17分には、三ツ葉も負けじと交代カードを切る。今大会、限られた出場時間の中でもゴールを重ね注目を集めてきたルーキー、16番松本匡人(國學院久我山)がピッチに立ち、その熱気は一段と高まった。

その後も主役はやはり三ツ葉の14番木下であった。左サイドで鮮やかなルーレットを繰り出し相手DFを翻弄すると、そのまま切れ込んで鋭いシュートを放つ。しかしここは早理のDF陣が体を張った決死のクリアで辛くも防ぎ、ゴールを許さない。さらに続く場面では、再び14番が背後のスペースへ絶妙な抜け出しを見せ、ループシュートを選択。誰もがネットが揺れると確信したその瞬間、早理のDF4番川田悠介(早大学院)がライン際で飛び込み、土壇場でボールを掻き出す“神クリア”を披露。観客席から大きなどよめきが起こり、試合のボルテージは最高潮に達した。

 

終盤にかけても両者譲らぬ攻防が続き、最後まで結果の行方は分からなかった。しかし試合全体を通じて三ツ葉は攻撃の質において早理を上回り、また守備でも粘り強さと高さを武器に相手の反撃を封じ込めた。試合終了のホイッスルが鳴るとスコアは0-2。早理の健闘も虚しく、三ツ葉が堂々と早理Aを破り、ベスト8進出を決めたのであった。

 

 

最後に

予選から違いを見せた三ツ葉が危なげなくベスト8進出。理工系で躍進を続けていた早理は明治生田、中央MAPLEに続いて敗退が決まった。
三ツ葉は明日ベスト4をかけて明治学院大学白金FCと対決する

 

早稲田大学
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同志社大学
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Written by

石井寛己

Ishii Hiroki

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