【BMOM78】浅田拓郎(3年=農大一高)怪我からの完全復活を果たしたこの男が試合を決めた!

BeYonD 編集部

新関東リーグ1部第2節、立教大学サッカー愛好会(以下立愛)と中央大学体同連フースバルクラブ(以下フース)の一戦が行われた。
前節、明治大学生田蹴友会に3-0で勝利し、初戦から調子の良い立愛は、今節でも攻撃陣の活躍が期待されていた。
一方のフースも、カップ戦,マガハイで既に二冠を達成している早稲田大学稲穂キッカーズに0-0で引き分けており、守り抜いた守備陣の活躍が期待された。

両者、優勝に向けて負けられない一戦となったこの試合は、思いのほかすぐに試合が動き、前半16分には立愛が2-0でリードするという展開だった。
しかし、多彩な攻撃で立愛ゴールを脅かし続けたフースが、後半の23分に2-2の同点追いつく。という熱い展開が待っていた。

そんな中、試合の勝敗を左右したのがこの男。
立教大学サッカー愛好会10番 浅田拓郎(3年=農大一高)だ。

%e7%84%a1%e9%a1%8c

同点に追いつき、勢いづくフースが、立愛陣内でボールを持つ時間が増え、「逆転するのも時間の問題か」と思われていた。
しかし、前がかりになっていたフースを、この男が押し倒すこととなる。

これまで、相手を背負うプレーや前線からのプレスで疲労が見え始めいていた浅田だったが、後半32分、中盤でボールを奪い、11番藤田(3年=暁星国際)が右サイドを駆け上がると、浅田も気合の猛ダッシュ。
クロスに頭で合わせて勝ち越しゴール。

さらに、直後の後半38分にもカウンターで抜け出した浅田はそのまま独走し、勝利を確信させる追加点を挙げる。
終始攻撃の起点となり続けた浅田は、自身も2得点の活躍でチームを勝利へ導いた。

dmof4bqvwamfbz_

この時の気持ちについて浅田は「正直、めちゃくちゃつらかった(笑)でも怪我期間中にいろいろな発見があったり、チームのために頑張ろうっていう気持ちがあったから、気合で走ったよね!」とコメント。

また、試合を振り返って、今後のリーグ戦について質問すると「みんなが気持ちの入った拮抗した試合を勝ち切れたのはデカい。でも、フース戦からはしっかりと切り替えて、立愛らしく全員でグルービーに勝ちたいと思います!ガヤも楽しみにしてます!」とコメント。

優勝候補フースに勝利し、開幕から2連勝と波に乗る立愛。
次節は明治大学Groovy kidsとの対戦となるが、2試合7得点と爆発的な攻撃力を誇る立愛を支える浅田に今後も期待したい。

 

 

立教大学 サッカー愛好会のチームページ 中央大学 体同連フースバルクラブのチームページ

Written by

BeYonD 編集部

beyond

BeYonD編集部です。

Keywords

Recommend

コラム 2017.11.24

【新関東FL2部自動昇格戦】マッチプレビュー 最高峰の舞台”新関東1部”へ昇格するのは

先週19日に、最終節を消化した新関東FL2部。各ブロック1位のみが1部昇格の道を許された狭き門をくぐり抜けたのはAブロックからは慶應義塾大学キッカーズFC(以下慶應キッカーズ)、Bブロックからは大方の…

read more BeYonD 編集部
コラム 2020.04.27

【サッカーサークル対談】 新関東リーグ強豪の早稲田2チームが語り合う

今回はサッカーサークル対談の第一回として、同じ早稲田のサッカーサークルとしてお互いに高めあい、今年は同じ新関東リーグ一部にも所属する、早稲田大学FC.GUSTA(以下:グスタ)と早稲田大学HUMAN …

read more BeYonD 編集部
コラム 2022.03.30

包装業界リーディングカンパニー主催『VR展示会×生中継×企業研究』

今年度より新スポンサーになって頂いた包装業界のリーディングカンパニーである株式会社フジキカイ様のイベントに関するお知らせです!! そもそも包装業界って学生にはあまり馴染みない業界ですよね。 し…

read more BeYonD 編集部
コラム 2019.11.01

【BMOM】神山知也(2年=座間)エスペ期待の2年生エースが2発で勝利を呼び寄せた!

10月27日に行われた第3節は、明治大学エスペランサ(以下:明治エスペ)と明治大学体同連生田サッカー部蹴友会(以下:明治生田)の明治ダービーとなった。明治エスペは前半から積極的にゴールを狙い、守備でも…

read more BeYonD 編集部
コラム 2017.02.10

【BMOM24】安藤匠(1年=東福岡)がピッチ上の監督として君臨しタレント軍団を統率した

フースバルの監督 安藤匠 その世代での今後のサッカーサークル勢力図を占うと言われている新人戦一年生大会。前日程で行われた新人生一年生大会vol.1の決勝カードは中央大学フースバルクラブダービーで…

read more BeYonD 編集部
コラム 2016.11.04

[BMOM1]MF新井裕貴(3年) “いぶし銀”のプレーで中盤を支配

【アットホームカップ決勝戦】味の素スタジアム西競技場 早稲田大学稲穂キッカーズ 2-1 法政大学学団連サッカー部 ”いぶし銀”の仕事人 背番号4番。エンジ色のユニフォームを着た、この男には"いぶ…

read more BeYonD 編集部
コラム 2017.12.26

【プレからの想いvol.5】”女の子のチームメイト”

プレイヤーが、サークルのマネージャーのことをどう想っているのかを聞いてきたこの企画。 今回は、マネージャーへの想いだけではなく、新関東FLについても聞いてみました。 お忙しい中、取材を受けてくださ…

read more BeYonD 編集部
コラム 2017.11.10

【新関東リーグ2017・1部第6節】マッチプレビュー

2017年11月11日、ZOZOPARKにて新関東リーグ1部・第6節が行われる。 開幕からすでに5節消化し、残すところあと2節となり優勝争い、残留争い共に目が離せない展開となった。 そこで今回は第…

read more BeYonD 編集部
コラム 2018.07.05

【BMOM102】小竹直輝(2年=新潟明訓)決勝戦で1G1A!初優勝の立役者に!!

7/1(日)、埼玉スタジアム2002第4グラウンドにて、新関東カップ2018の決勝戦が行われ、早稲田稲穂キッカーズ(以下:早稲田稲穂)と中央大学フースバルクラブ(以下:中央フースバル)が対戦。 後半…

read more 遠藤瞭介
コラム 2024.04.14

【新歓記事vol.6】中央大学新入生必見!中大サッカーサークル比較してみました!!

本日は、近年のサークルサッカー界を牽引しているともいえる中央大学のサッカーサークルを紹介する! 2年連続で全国制覇を成し遂げたチームから去年発足したばかりのチームなど計5チームを紹介していく! …

read more 西田祥人

-PICKUP CIRCLE-