【サークルの起源vol.1】第一回目はサッカーよりお酒!?なあのチーム

BeYonD 編集部

みなさんは自分たちのサークルがどのようにできたか知っていますか?

なかなか知る機会がないのではないでしょうか!

なので自分が所属しているサークルのことをより知ってほしいと思いこの企画を作りました!!

 

今回は初企画、”サークルの起源”

 

第一回目は学内戦を優勝し、なによりもお酒が大好きなあのチーム!!

明治大学 Groovy kids

 

今回は代表の澤井皐希さん(4年)にお話を伺いました。

 

s__6946854

 

<Groovy kidsの歴史>

Groovy kids初代代表 浅井健一(以下浅井さん)さんが明治大学に入学したのは1988年(昭和63年)4月でした。 当時は日本リーグ(JFL)の時代でサッカーはまだマイナー。TVで見られる のは高校選手権と伝説のダイヤモンドサッカーのみ。日本がワールドカップに出 場するなんて誰も思ってなかった時代でした。

 

体育会でやる根性は無かったけれど、そこそこのレベルでやりたいと思っていた 浅井さんは当時明治で最強だったFC和泉というサークル(前年度マガジン杯ベスト4)に入りました。

 

和泉は経験者中心に全体で30人程度、平日週に1~2回多摩川河川敷で練習、 週末月に2~3回試合といった当時にしてはしっかり活動しているサークルでした。

浅井さんの同期は9人で読売ユース出身・高校選手権出場者等がいてなかなかのレベルでした。 新入生歓迎試合では新入生チームがレギュラーチームに勝ってしまったほどです。

当初は積極的に参加していましたが、金欠でバイトを始めた事、サッカー以外の 遊びの楽しさにはまりつつあった事、一部先輩の体育会的な態度、マネージャー に対するフォローの悪さ等がだんだん見えてきた事等々もあり、次第に気持ちが 冷めていったそうです。

そんな中、6月に初めての和泉祭を迎えました。今はわかりませんが当時はオー ルナイトで行なわれ各模擬店・テント(サークル)毎盛り上がっていました (毎年必ず救急車で数人運ばれていましたが・・・)。 しかし、和泉のテントには女の子(マネージャー)もほとんど来なく、夜になると 先輩も帰ってしまい新人だけで留守番状態になっていました。

初めての学園祭をとても楽しみにしていた浅井さんは(一緒にいた同期は)和泉という サークルに失望し、女の子も交え盛り上がる他のサークルを尻目に和泉という サークルについて酒を飲みながら言いたいことを言い合いあいました。

 

その中で

「俺達が中心になってもっと楽しいサークルを作ろう」ということになり、それがグ ルービー誕生の瞬間でした。

 

勧誘時にサッカー以外を強調しすぎたせいか、練習には積極的ではなくな り、練習試合中心の活動となっていきました。練習しないのに試合をすると結構 強い、学内リーグからも締め出される自他共に認める「明大サッカーの異端児」 でした。

(Groovy kids ホームページより http://groovykids.wixsite.com/groovykids )

 

・Groovy kidsの意味

”楽しいやつら” ”ゆかいな仲間たち”な意味を持ちかつ語呂的にもかっこよさを持ち合わせている。

 

・先輩から受け継いだもの

お酒に消えがちだけど合宿でも練習でもサッカーしろと言われた。誤魔化さないでサッカーをしようという気持ちはグルービーにはあるんです(笑)幹部になる前に俺らの代はグルービーの歴史を読まされた。体同連との違いは毎年叩き込まれてサッカーのことより楽しむ、お酒でもサッカーでも。サッカーになったら本気出すけど楽しむことが大事。

 

・後輩に受け継いだもの

お酒は飲め。(笑)負けても勝ってもお酒は飲むし、お酒飲んだら忘れるし。あとお金がかかるからチェイサーは飲みすぎるな。お酒とチェイサーは1:1(笑)

 

s__7405605

 

・グルービーの良いところ、悪いところ

〈良いところ〉

グルービーはサークル界で一番シビア。入学した時点で大学生の中途半端な努力じゃ追いつかないくらいの飛び級のやつらが結構いて、練習行っても試合出れないし歴然とした差があるから練習いく=試合に出れるわけではない。

だからサッカーしないって言っているけど、試合に出る人は他で社会人サッカーしてたり、家で筋トレしている。

力のあるやつは試合に出るときはコンディション整えてき、サッカーしないと言いながら影では努力していて、責任を持って試合に臨んでいる

1部でいられるのはそういう人たちのおかげ。

〈悪いところ〉

そういうサークルだからモチベーションが上がらないやつらもいて、だから練習には人がいない。大会期間中なのに6人とか(笑)

あと毎年リーグ戦終わった後に”走り負けしたな”って(笑)

 

・マネージャーとの関係

飲み友(笑)マネージャーは愛想尽かさないところがすごい。

 

s__7405606

 

 

s__6946859

 

今回はGroovy kids でした〜

お酒だけではなくサッカーも本気なのが伝わりましたね!!

今期から二部へ降格してしまいましたが、今後もGroovy kidsらしくがんばってほしいです!!

 

 

 

Written by

BeYonD 編集部

beyond

BeYonD編集部です。

Keywords

Recommend

コラム 2017.11.23

【BMOM85】池田洋平(3年=八千代)負けられない一戦での値千金の先制ゴール!苦しみ続けたキャプテンが1部残留を手繰り寄せる。

【新関東リーグ2017・1部最終節】鹿嶋ハイツ第1グラウンド 早稲田大学FC.GUSTA 2-1 立教大学サッカー愛好会 早稲田グスタは残留のために負けられない一戦で見事勝利し、1部残留を果た…

read more BeYonD 編集部
コラム 2018.05.25

【BMOM95】早稲田稲穂GK落合裕太(3年=日大藤沢)頼れるGKはカバーリングスキルも卓抜!

[05.20  新関東カップ 2018 3回戦  早稲田稲穂 0(6)-(5)0 早稲田ヒューマン 鹿島ハイツ第4グラウンド] スコアレスドロー、枠内シュート無し。 このような試合展開…

read more 高橋佑輔
コラム 2025.04.20

BeYonDって何?

こんにちは!BeYonD編集部です! サークルに入ったばかりの新入生や、活動に慣れてきた2年生の皆さんに向けて、今回は私たちBeYonD(ビヨンド)がどんな存在で、何を目指しているのかをご紹介します…

read more 森山 純平
コラム 2022.10.20

サークル内の恋愛事情!カップル記事

こんにちは、BeYonD編集部です🌻 新入生も各サークルに入って半年が過ぎ、大会を通して絆も深まったのではないでしょうか!   そこで今回は、どのサークルにも存在するであろ…

read more 松本 瑠風
コラム 2022.08.14

元大学日本1、元Jリーガーからみたサークルの印象は?

井筒さんインタビュー第2弾! 前回同様、大学でキャプテンとして日本一になり、J2でプレーし、クリアソン新宿をJFLへと導いた井筒陸也さんに今記事ではサークルの印象を聞いてみた。 サークルに…

read more とーや Dしゅんぺい
コラム 2017.10.04

【イケメン特集vol.2】モダン女子が求める正統派、スタイル抜群イケメン

こんにちは!     8月9月と暑かった夏が嘘のように 最近は寒くなってきました!     9月にはサッカーサークル一大イ…

read more BeYonD 編集部
コラム 2017.02.06

新人戦2年生大会 予選ダイジェスト「第1グループ〜第4グループ」

第1グループ 法政大学学団連サッカー部と新関東リーグ1部の明治大学体同連サッカー部、昨年の新人戦1年生大会で予選1位通過を果たしたダークホース國學院大学FC ROSSOの3チームで、1位通過をし…

read more BeYonD 編集部
コラム 2023.02.14

【試合ハイライト】1,2年生学年別ラウンド決勝、学年最強の称号を手にするのはどのチームか!?

2月13日雨が降り気温も下がる中、駒沢オリンピック公園総合運動場にて1,2年生各カテゴリーの王者が決まる熱い試合が繰り広げられた。   1年生中央大学フースバルvs青山学院理工サッカ…

read more とーや Dしゅんぺい
コラム 2018.05.16

【BMOM93】中島剣士郎(2年=早大本庄)が稲穂を優勝へ導く意地の一発!

5/13〜14に鹿島ハイツで開催された稲穂カップ2018は、早稲田大学稲穂キッカーズA(以下:稲穂)が慶応義塾大学キッカーズフットボールクラブ(以下:キッカーズ)を1-0で撃破し稲穂の優勝で幕を閉じた…

read more BeYonD 編集部
コラム 2017.08.30

【マネの技術vol.5 】〜プレを支えるテーピングの方法編〜

プレイヤーが足を痛めている…けど試合に出場したい… そんな時に必要なのがテーピング!! いつもプレイヤーがテーピングしている姿を見て、やってあげたいなと思っているマネさんもいるのではないでしょうか…

read more BeYonD 編集部

-PICKUP CIRCLE-