【新関東リーグ2022・2部A・第4節】過去の対戦では1勝1敗。最後の公式戦で勝つのはどちらのチームか!?

中嶋 快

RESULTS

新関東リーグ2022・2部A・第4節

慶應義塾大学
理工学部体育会サッカー部
0-0
立教大学
FC立教

新関東2部リーグ1勝1分1敗の慶應FC NINDO(以下慶應NINDO)と1勝2敗のFC立教の試合。まだ勝ちが1つしかない2チームが第4節でぶつかった。1部昇格のためにここで勝ち点3が欲しい両チームの試合を見ていく。
両者はこれまでに公式戦で2回対戦しており、稲穂フェスタでは慶應NINDOが1―0で勝利し、新関東カップでは2―1でFC立教が勝利している。お互いの戦歴1勝1敗。注目の好カードである。

慶應NINDOのスターティングメンバー

FC立教のスターティングメンバー

前半

前半から両者譲らぬ拮抗した展開となる。

4分、慶應NINDO 6番千葉遼(3年=桜修館)のスルーパスに45番西藤涼太(3年=慶應義塾)が抜け出すも FC立教のGK山田皓大が果敢に飛び飛してゴールを防ぐ。

9分、相手のクリアミスを拾ったFC立教17番高山輝杏(2年=目白研心)が巧みな個人技からクロス。このボールにFC立教0番久米陸斗(4年=熊谷)がヘディングで合わせるが、慶應NINDO 80番青木龍太郎(3年=慶應義塾)がシュートブロック。

その後もFCにNINDOはFW6番千葉のポストプレー、FC立教は右サイドの17番高山の個人技を起点にチャンスを演出するがゴールを決めきることができない。

そして迎えた17分、両チームにアクシデントが起きる。慶應NINDOのFW45番西藤とFC立教の守備の要である2番上山直弥(3年=桐光学園)がヘディングの際に接触し、負傷交代。両チームはピッチを後にした選手のためにも戦うことを強いられた。

22分、FC立教はボランチからのスルーパスに63番松永尚之(2年=宇都宮)が抜けだし、キーパーとの1対1になるが、慶應NINDOの両センターバックのカバーにあい、決めきることができない。

30分、さらにFC立教はセンターサークル付近からの見事なダイレクトパスワークでゴールに迫るが、慶應NINDOのGK1番角田磨史雄(3年=慶應志木)が飛び出し、ゴールを決めることができない。

33分、ここで慶應NINDOに決定機が訪れる。7番照内勇輝(3年=芝浦工業柏)のフリーキックに反応した20番新谷蓮(3年=桐光学園)がトラップからボレーシュート。このボールはFC立教のDFがシュートブロック。このプレーで獲得したコーナーキックからゴール前で混戦になる。最後は慶應NINDOの2番宮崎光太郎(3年=駒場)が体ごとゴールに迫るが、ゴールライン上でのFC立教の体を張ったディフェンスにあい、決め切ることができない。

 

前半は両者拮抗した試合になり、どちらもゴールに迫るが決め切ることができず0−0で試合を終える。

後半

4分、慶應NINDO10番菊池陽(3年=駒場)が個人から抜け出して、右サイドをえぐったクロスに6番千葉がダイレクトシュートを打つが、ここもFC立教のDFがシュートブロック。FC立教の堅い守備にあい、決めきることができない。

 

6分にはFC立教63番松永が左サードから強烈なミドルシュートを打つが、ここも慶應NINDOのGK1番角田がビッグセーブ。両者譲らぬ展開が続く。

 

15分、コーナーキックのボールを慶應NINDOのGK角田がパンチング。このこぼれ球にFC立教20番松田龍治(2年=桃山学院)が反応するが、このボールはゴールバーをぎりぎりを超えていく。

 

16分、慶應NINDOはFW6番千葉に代えて、チーム1の俊足アタッカー65番片桐康佑(3年=慶應志木)を投入。するとその直後、FW65番片桐が持ち前のスピードを活かし、抜け出しキーパーと一対一に。片桐はパスを選択。その横パスに10番菊池がダイレクトでゴールを狙うが惜しくも枠を捉えることができない。決定機を決めきることができない。

その後も慶應NINDOは16番長洋輝(3年=慶應志木)の個人技からゴールに迫るが、決めきることができない。

30分、FC立教の反撃。63番松永のアーリークロスからのクリアミスを89番後藤勇翔(1年=専修大松戸)が拾ってシュート。これはクロスバーを叩く。慶應NINDOはゴールバーに救われる形となった。

 

試合はこのまま0−0で終了。両チーム、相手チームの体を張った守備を崩すことができず、痛いドローとなった。

1部昇格に向け絶対に勝ち点3が欲しい今後の両チームの試合に注目だ。

 

 

立教大学
FC立教の詳細を見る

Written by

中嶋 快

nakajimakai

Keywords

Recommend

試合情報 2017.08.16

【東洋大学学内戦決勝】終盤に就活が追い上げるもFLITTが逃げ切り頂点に

アットホームカップ東洋大学学内戦 決勝

東洋大学 就活してboys
2-3
東洋大学
FC.FLITT
read more BeYonD 編集部

アットホームカップ東洋大学学内戦 決勝

東洋大学 就活してboys
2-3
東洋大学
FC.FLITT
試合情報 2017.06.03

【新関東カップ2017 準々決勝】劣勢ながらも確実に決定機を決めきった稲穂が王者の勝負強さを見せつける!!

新関東カップ2017 準々決勝

早稲田大学
稲穂キッカーズ
3-1
早稲田大学
FC.GUSTA
read more BeYonD 編集部

新関東カップ2017 準々決勝

早稲田大学
稲穂キッカーズ
3-1
早稲田大学
FC.GUSTA
試合情報 2023.11.12

【新関東リーグ2023・1部・第5節】白熱の残留争い。勝利を手にし、残留に近づくのはどちらか。

新関東リーグ2023・1部・第5節

立教大学
サッカー愛好会
3-3
中央大学
体同連フースバルクラブ
read more 中嶋 快

新関東リーグ2023・1部・第5節

立教大学
サッカー愛好会
3-3
中央大学
体同連フースバルクラブ
試合情報 2022.11.15

【新関東リーグ2022・1部・第4節】昇格組同士の激突!!残留に向けて負けられない1戦をものにするのはどのチームか!?

新関東リーグ2部2022・1部・第4節

明治大学
Groovy kids
1-0
青山学院大学
理工サッカー部
read more 柴田尋生

新関東リーグ2部2022・1部・第4節

明治大学
Groovy kids
1-0
青山学院大学
理工サッカー部
試合情報 2017.02.09

【新人戦1年生大会①・決勝戦】中大フースバル同士の対決は、中村の強烈な一撃で幕を閉じる

新人戦1年生大会①・決勝戦

中央大学
体同連フースバルクラブA
1-0
中央大学
体同連フースバルクラブB
read more BeYonD 編集部

新人戦1年生大会①・決勝戦

中央大学
体同連フースバルクラブA
1-0
中央大学
体同連フースバルクラブB
試合情報 2018.11.26

【新関東リーグ2018 2部 1部昇格戦】早稲田理工が延長戦の末悲願の1部昇格を掴み取る!

新関東リーグ2018 2部 1部昇格戦

明治大学
ESPERANZA
1-2
早稲田大学
理工サッカー部
read more 遠藤瞭介

新関東リーグ2018 2部 1部昇格戦

明治大学
ESPERANZA
1-2
早稲田大学
理工サッカー部
試合情報 2016.11.22

【新関東FL1部第7節】豪雨の中明治体同連が青山理工を気迫でねじ伏せる!

新関東1部第7節

明治大学
体同連サッカー部
1-0
青山学院大学
理工サッカー部
read more BeYonD 編集部

新関東1部第7節

明治大学
体同連サッカー部
1-0
青山学院大学
理工サッカー部
試合情報 2023.09.11

【マガ杯2023・準決勝】サークル日本一へ。関西の強豪同志社大学三つ葉キッカーズが決勝へと駒を進める!

第41回マガジンカップ2023 準決勝

同志社大学
三ツ葉キッカーズ
1-1
中央大学
サッカー同好会
read more 東 孝太郎

第41回マガジンカップ2023 準決勝

同志社大学
三ツ葉キッカーズ
1-1
中央大学
サッカー同好会
試合情報 2019.05.22

【新関東カップ2019・2回戦】青山理工が終了間際の得点で勝利!前回大会ベスト4の日大法学部は2回戦で姿を消す

新関東カップ

青山学院大学
理工サッカー部
1-0
日本大学
法学部サッカー部
read more BeYonD 編集部

新関東カップ

青山学院大学
理工サッカー部
1-0
日本大学
法学部サッカー部
試合情報 2016.10.24

【新関東FL1部第2節第1試合】 中央フースバルvs立教愛好会は激しい打ち合いをするも引き分け!

新関東F1部第2節

中央大学
体同連フースバルクラブ
2-2
立教大学
サッカー愛好会
read more BeYonD 編集部

新関東F1部第2節

中央大学
体同連フースバルクラブ
2-2
立教大学
サッカー愛好会

-PICKUP CIRCLE-