【BMOM33】 丹羽遼(3年=東海大仰星) バランサーに徹した男のスーパーボレーで延長戦を制し、グアムの切符を掴み取る!
BeYonD 編集部【BMOM33】京都産業大学 ONZE
15番 MF 丹羽遼
Guam Championship本大会・決勝は東洋大学 FC Liberte(以下Liberte)が巧みなテクニックで押し込み、京都産業大学 ONZEがカウンターの機会をうかがうゲームとなった。前半終了間際、Liberteがセットプレーからヘディングで先制し、ONZEにとっては苦しい展開となった。しかし、ハーフタイムで再度チームの士気を上げたONZEが後半開始早々すぐさま反撃。8番桑垣(2年=島根大社)の折り返しを56番豊島(2年=東山)が押し込み同点に追いつく。Liberteにリードを許しこのまま試合終了かと思われたが、23分豊島がPKを獲得。これを自ら冷静に決めきりなんとか延長戦へ持ち込んだ。
8番桑垣を中心とした勢いのある攻撃陣が躍動する中、延長戦で主役となったのは
中盤が間延びしないようにバランスを取り相手の攻撃の芽を摘み黒子役に徹していた15番丹羽(3年=東海大仰星)だった。
延長後半1分、51番三谷(3年=国泰寺)が左サイドを抜け出しクロス。このクロスに低い位置から駆け上がった丹羽が右足のインサイドでお手本のようなボレーで合わせ、ペナルティーエリア外から放たれたシュートはきれいな軌道を描きゴール左隅へ吸い込まれていった。
「ボランチなんですけど、常日頃から自分がスーパーなシュートを決めて勝つイメージはよくしているので、非常に嬉しかったです。三谷のピンポイントのクロスは滞空時間が長く、インステップで思い切り打つか、インサイドで当てにいくか悩みましたが、インサイドで面をつくり、確実にボールを捉えることに意識をおきながら、インパクトをだすことも意識してシュートしました。グアムのチケットがかかった、なおかつ延長戦というシチュエーションを踏まえれば、自分のサッカー人生でNo. 1ともいえるゴールです。得点後チームの皆が自分のところに集まってくるときほど最高の瞬間は他にはないなと改めて感じました。」と本人も言うように、小学生にお手本として見せてあげたいようなスーパーボレーであった。
圧倒的な技術を誇ったLiberteの攻撃陣を抑え、自ら延長戦に逆転ゴールを決めた丹羽は間違いなくこの試合のMOMだった。
「今まで全国のチームが集まる大会になると結果が出ず、悔しい思いをすることが多くありました。なのでこのような全国の強豪が集まる大会で優勝できたことは素直に嬉しいです。また、ONZEの中でも行きたくても遠征に来れない選手や出場時間の少ない選手もいるので、チームの代表として結果が出せたかなと思います。試合に関して言えば、今までは先に失点を許してしまうとチームの士気が下がってしまい、負けることがほとんどでした。でも、今大会はチームの雰囲気がとても良く、先制されても沈むことなくプレーできたことが優勝という結果につながったと思います。サッカーの楽しさを存分に感じることができる試合、大会でした。
今年出場する大会は全部優勝する気持ちではいます。ONZEはまだ全国レベルになると、あまり知られてないと思うので、全国でも名が通るサークルにしたいと思います。」
と本人は謙遜して言ったが、何度もリードを許しながらも雰囲気を落とすことなく戦い続けたONZEイレブンは優勝にふさわしかった。
今後も丹羽を中心とした京都産業大学ONZEが全国の舞台で活躍することが楽しみだ。
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