【新関東FL1部第6節】 マッチプレビュー

BeYonD 編集部

第1試合 中央大学サッカー同好会 vs 早稲田大学稲穂キッカーズ

早稲田稲穂と中大同好会、この2チームは新関東リーグを語るには欠かせない2チームである。新関東リーグ創設時から2チームはライバル関係として関東の同好会カテゴリーを牽引してきた。その2チームがまさかこのような状態で戦うことになるとは誰が想像できただろうか。早稲田稲穂は5連勝と絶好調なのに対して中大同好会は5連敗と崖っぷち状態である。正反対の2チームではあるが、毎年新関東リーグで激戦を繰り広げているだけに今年も両チームの戦いぶりに期待だ。

8位 中央大学サッカー同好会
中大同好会は現在5連敗と勝ち点を獲得できていない。自力での残留はできないが、残り2節勝って勝ち点6を獲得し、希望を残すしかない。第6節に首位稲穂キッカーズ、最終節に立教愛好会が立ちはだかる。簡単に勝てる相手ではないことは重々承知しているだろう。キャプテンで精神的支柱の村井(3年=専大松戸)を中心になんとか立て直したいところだ。現在13失点と守備陣が安定しないが、今週末は守備の要、朝比奈大地(2年=袋井)が怪我から戻ってくる。朝比奈が復帰したDFラインは、稲穂の強力な攻撃陣を抑えることはできるのか。
ボランチの安田(2年=都立三鷹)にもある武器がある。それは、大学生とは思えないようなプレーの若さだ。右サイドにいたはずが気が付いたら、左サイドにいる。豊富な運動量を誇っている。是非とも第6節でも安田の運動量に注目して見ていただきたい。

1位 早稲田大学稲穂キッカーズ
稲穂キッカーズは現在5連勝中であり、首位を独走中。今節、引き分け以上で優勝が決定する大事な一戦だ。迎え撃つのは中大同好会。アットホームカップでは3-0と稲穂が快勝した。今の稲穂の勢いを止めるチームがあるのだろうか。これまでリーグ戦全勝で14得点1失点と圧倒的な強さを誇っている。この勢いのまま今年の集大成であるリーグ戦を優勝し、目指している三冠のうちの1つを取りたい。
今節の鍵となるのはCBの福田(3年=栃木SCY)と末永(2年=都立駒場)だ。稲穂が押し込む展開が予想される中、中大同好会の早いカウンターを食い止められるか鍵になるだろう。リーグ戦1失点と鉄壁の守備を牽引する福田と末永に注目が集まる。また、左サイドハーフの坂梨(2年=早稲田実業)に最注目だ。献身的で左サイドを駆け上がり、すぐさまに駆け戻る。チームのためにプレーする献身さと、坂梨のスピードあるダイナミックなスプリントはチームの武器になっている。

第2試合 早稲田HUMAN vs 立教愛好会

先週の集中開催では2勝し波に乗る7位早稲田HUMAN(勝ち点6)は稲穂との首位決戦に敗れ優勝の可能性が潰えた3位立教愛好会(勝ち点8)との試合に臨む。先週2勝したものの未だ入れ替え戦圏内から抜け出せない早稲田HUMANは何としてでも勝ち点を積み上げ残留圏内に浮上したいところである。一方の立教愛好会は、優勝の可能性は無くなったものの相変わらずチームの一体感は健全であり一筋縄ではいかない敵にとって脅威の相手となり続けている。結果によっては順位の逆転もあるため両チームとも負けることがゆるされない一戦である。

7位 早稲田HUMAN
これまでの5連敗が嘘だったかのように先週はHUMANらしい素早い攻撃と体を張った守備で試合のイニシアチブを握り勝利を掴んだ。その中心にいたのは間違い無くFW9谷口(3年=名古屋)だ。第4節では決勝弾となる先制ゴールを決め、第6節の中大同好会戦でも前半に貴重な追加点を挙げた。3試合連続ゴール中とコンスタントにゴールを決めている。序盤から3連敗したが、その後の2連勝と完全に流れを掴んだ。『逆転のHUMAN』の意地を見せ、残留圏内に入ることができるか注目が集まる。

3位 立教愛好会
先週の集中開催で土曜日に対戦した青山理工との試合では2-1で接戦を制したが、日曜日に対戦した早稲田稲穂との試合では0-5と大敗を喫してしまう。前節まで2位と優勝を狙える位置だったがこの敗戦で消滅してしまう。次節のHUMANは2連勝と波に乗ってるチーム。
ここでどう踏ん張れるかは、キャプテン5番村山(3年=都立日野台)の統率力が大事になってくる。また、99番山本(3年=八千代)のスピードのあるドリブルと前節ロングシュートを決め、スルーパスの上手い10番佐藤(3年=八千代)と決定力のある44番浅田(2年=農大一高)にも注目だ。そしてどこのチームよりも応援が多くチーム力で戦う立愛が圧倒できるのか。

第3試合 青山学院大学理工サッカー部 vs 明治大学Groovy kids

早稲田稲穂以外に唯一優勝の可能性を残す青山学院大学理工サッカー部(勝ち点9)と、明治大学Groovy kids(勝ち点7)が対戦する。この試合を制するのは伝統のパスサッカーで見るものを魅了する「組織」の青山理工か。それとも、ポテンシャルは新関東FL屈指の逸材ぞろい、「個」の明治Groovyか。

2位青山学院大学理工サッカー部
先週土日の2連戦。土曜に行われた立教大学サッカー愛好会との上位対決に敗れ、優勝争いに大きく遅れをとってしまった青山理工。しかし、そこで気持ちを切らすことなく日曜の中央大学フースバル戦に挑み、この夏マガ杯王者相手に見事勝利を収めた。残り2節を残し首位早稲田稲穂とは勝ち点6差の上、得失点差は11と優勝するにはかなり厳しい状況であることは間違いない。ただ、その可能性が0ではない限り彼らは諦めずに戦うだろう。注目選手は前節値千金のゴールを奪った10番赤塚(3年=国学院久我山)である。足元の技術はもちろん、持ち前のアジリティを活かした前線からの守備にも定評がある。その赤塚にボールを供給する76番土佐林(1年=八千代)のパスにも注目だ。

4位明治大学Groovy kids
対する明治Groovyも、先週土曜日に3連敗していた早稲田大学HUMAN F.C.相手に敗戦を喫してしまう。しかし見事に立て直し、日曜明治大学体同連との明治ダービーを3-0の完勝で二連戦を終えた。体同連との試合は逸材揃いの「個」が躍動し、相手を翻弄する姿が印象的だった。キレのあるドリブルで相手を切り裂き、2ゴールの大活躍を見せた23番小田島(2年=國學院久我山)や、怪我を抱えながら自慢の左足で相手を嘲笑う10番山中(3年=川和)が今節もカギを握る。守備陣は、3番妹尾(3年=作陽)の迫力に隠れてしまいがちだが、今節は相方の29番坂上(2年=清水東)に注目したい。

 

第4試合 中央大学フースバルクラブvs.明治大学体同連サッカー部

5位中大フースバル(勝ち点7)は6位明治体同連(勝ち点6)と対戦する。両チームとも優勝の可能性を消えたものの、一つでも上の順位に行くためには絶対に負けられない一戦である。先週行われた集中開催では中大フースバルが2敗。明治体同連が一勝一敗と満足な結果を残せていないだけに今節は両チームとも気合が入るだろう。また、中大フースバルは攻撃陣、明治体同連は守備陣が武器であるため、『攻撃のフースvs.守備の体同連』になると予測できる。なので、両チームとも先制点を積極的に狙いたいところだ。過去の対戦では中大フースバルが勝ち越しているものの、明治体同連も今リーグセットプレーやカウンターなど得点パターンが増えているため充分に勝機はある。

 5位 中大フースバル
リーグ序盤戦は高い得点能力を生かし、危なげない勝利で勝ち点を重ね、優勝も狙える位置に付いていた。ところが、先週行われた集中開催では2敗とペースダウン。一気に優勝の可能性がなくなってしまった。また、ここ二試合で無得点というのも気になるところだ。一方で、試合内容を見てみると中盤でゲームを支配する時間が長く、サイドの大石(2年=藤枝東)を中心とした攻撃は迫力満点である。また前線の選手の層が厚く、ベンチには、スピードを生かしたプレーが特徴的な北島(4年=東福岡)や高さを武器とする西野(1年=星稜)などバリエーション豊富な攻撃陣が控えている。交代策含めたフースバルの戦い方に注目したい。

6位 明治体同連
明治体同連の最大の強みはリーグ2位タイとなる失点数の少なさだ。前節は明治ダービーに3失点と崩れ負けたものの、その他5試合で3失点と堅実な守備がチームを支えている。その攻守の中心にいるのが14番でキャプテンの三村(3年=清水桜が丘)だ。守備時にはセカンドボールを豊富な運動量で拾い、敵のチャンスを摘む。攻撃では正確なキックで相手DF陣の裏に蹴りカウンターのチャンスを作る。このチームには、飛び抜けた選手はいないものの、全選手が走り、がむしゃらにゴールを狙いにいく姿勢は、敵にとって脅威に違いない。過去の大会では負けている相手に対してどのように挑むのか楽しみである。

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