【全米に見せたい】青山学院大学理工サッカー部のモチベーションムービーがすごい!!!!

BeYonD 編集部

2009年チャンピオンズリーグ

決勝『バルセロナvs.マンチェスターユナイテッド』
世界一を決める重要な試合前にバルセロナのグアルディオラ監督が選手にみせたこちらのビデオをご存知でしょうか??
(本編:1分15秒〜)

なんと、この作品は映画グラディエーターをベースに、出場選手全員を必ず一度は登場させたビデオを地元のテレビ局に依頼して作らせたものらしいです。
あの世界No. 1のバルセロナですら、試合前にモチベーションを最高潮に持っていくため力を注いでいるのです。

 

サッカー選手は試合前にモチベーションを高めるために音楽を聴いたり、ムービーを見たりするものですが、それはなにもプロに限ったことではありません。同好会カテゴリーの選手も同じなのです。

 

そして、最近では同好会カテゴリーのモチベーションムービーのクオリティがかなり上がっているのをご存じでしょうか??

 

それを示すかのように、先日行われたアットホームカップではモチベーションムービーコンテストが開かれ、他チームからも大きく話題となったムービーがありました。

 

 

それが青山学院大学理工サッカー部のこちらの作品です。

 

この作品は、先ほどのバルサのムービーに匹敵(それ以上)の出来と言っても過言ではありません。是非ご覧ください!

 

 

 

いかがだったでしょうか?
もはや一大学生が作るレベルを悠に超しているような気がします。

 

このムービーを作った青山学院大学理工サッカー部3年の神戸大樹さんはこう語っています。

 

s__61636619

 

 

「僕は青理の中でスター選手でもなんでも無く、三年生になって最高学年になったのにベンチに座っていることが長いようなサッカーが下手な選手です。だけど他のチームメイトとなんら変わらない熱い気持ちはもっていて、それをプレー以外で表すことができるのがモチベーションムービーでした。見てくれたみんなから「ムービーかっこよかったよ!」と声をかけられるのはもちろん嬉しいし、チームの助けになったりみんなを鼓舞できるのがやりがいです。なにより、自分の青理への熱い気持ちを表すことができることが1番のやりがいです。」

 

 

「このムービーの2番からは、ある1人のプレイヤーの挫折、決心、努力、成功、仲間の大切さを、GoProを使った一人称視点で描きました。途中交代のシーンから始まり、ピッチを後にした選手はそのプレーの不甲斐なさからチームメイトに八つ当たりをしてしまいます。その後の悔しさと後悔から顔を洗い流すシーンなども、うまく表現できたと思っています。投げやりになろうとする彼でしたが、どんな時でも仲間がそばにいてくれることを気づかされます。努力を繰り返すことで彼は最終的にまたピッチに舞い戻り、ゴールを決めるというストーリーになっています。」

 

 

次に紹介するのは、新関東リーグ第6節に向け制作したというこちらのムービー。

 

 

「このムービーは毎節作っている新関東リーグに向けた動画の中で1番気持ちの込められた動画になっています。使われている曲と動画のタイトルにもなっている”Don’t Let Me Down”とは直訳すると「私をがっかりさせないで」という意味です。その意味通り、試合に出る選手にはマネージャーを含め、応援してくれる、サポートしてくれる他の人達をがっかりさせないで欲しいし、試合に勝って皆んなを喜ばせて欲しいという願いが込められた作品になっています。」

 

 

 

こちらも本当に素晴らしい作品です。

神戸さんにとって「モチベーションムービー」とは。

 

「個人的な意見ですが、モチベーションムービーは単純に思い出をまとめたり写真を並べるだけではダメだと思っています。やはり試合に向け、選手達の心を動かすことができる、奮い立たせることができる、そんなメッセージ性のある作品に仕上げるための動画編集方法が必要だと思っています。だから僕は絶対に勝つという強い気持ちをひとつひとつのモチベーションムービーに込めていつも作っています。」

 

 

最後に見て頂きたいのはこちら。

明日行われる新関東リーグ最終節に向け、神戸さんにとって最新作であり最後の作品となるムービーです。

 

 

 

このムービーを作っているときに、自然と涙があふれてきたというエピソードも。

 

ピッチに立つ選手だけではなく、誰にでも活躍する場所があるのが同好会カテゴリーの良さのひとつです。

 

それを自分なりに模索し、結果としてチームにとって大きな力となっている神戸さんのムービーをより多くの人に見てほしい。そんな思いで今回取材させて頂くことになりました。神戸さん、ご協力いただきありがとうございました!

Written by

BeYonD 編集部

beyond

BeYonD編集部です。

Keywords

Recommend

コラム 2017.06.26

【新関東カップ2017決勝】フォトギャラリー

重戦車23番小田島(3年=國學院久我山)は6番米澤(3年=早実)を突破することはできず。対する米澤は得点に絡む活躍で注目のマッチアップは明暗が分かれた。   22…

read more BeYonD 編集部
コラム 2021.11.13

【新関東リーグ2021・1部第7節マッチハイライト】リーグ戦終盤!どのチームも落とせない一戦の行方は!?

11月13日(土)に新関東リーグ第7節が矢田部Gで行われた。結果は以下の通り。 第1試合目は、早稲田ダービー。昨シーズン優勝争いを共にした早稲田大学稲穂キッカーズ(以下:早稲田稲穂)と早稲田大学…

read more 早坂
コラム 2019.11.30

【新関東リーグ2019・1部第7節マッチハイライト】優勝したのは、グスタ!降格するのはまさかの、、、

2019年の新関東リーグの最終節は台風の影響で延期になったアットホームカップの関係で、11月16日と11月23日の2日間に分けられて開催された。 今節まで優勝チームも降格チームも確定していない中…

read more BeYonD 編集部
コラム 2017.10.24

【新関東リーグ2017・2部B第1節、第2節】明治エスペランサが2連勝、昨年一部同士の対決は中大同好会が土壇場で追いつきドロー決着

第1節は直近のアットホームカップで強豪チームを倒し決勝まで駒を進めた日大法学部(以下日法)と昨年一部早稲田学内戦優勝のHUMAN F.C(以下HUMAN)が激突。雨でピッチが濡れ足を滑らす場面もあった…

read more BeYonD 編集部
コラム 2020.05.29

【ウイイレNo.1はどのサッカーサークルに…】5月30/31日開催決定!

サッカーができないこの時期に、ウイイレでサッカーサークルNo.1を決めちゃいます!     みなさん、なかなか外で運動ができない日々が続いていませんか? &…

read more BeYonD 編集部
コラム 2017.11.24

【新関東FL2部自動昇格戦】マッチプレビュー 最高峰の舞台”新関東1部”へ昇格するのは

先週19日に、最終節を消化した新関東FL2部。各ブロック1位のみが1部昇格の道を許された狭き門をくぐり抜けたのはAブロックからは慶應義塾大学キッカーズFC(以下慶應キッカーズ)、Bブロックからは大方の…

read more BeYonD 編集部
コラム 2025.06.16

【就活必勝法】26卒が語る!サークル活動と就活の両立術とは?

こんにちは〜!beyond編集部です💛 6月!新歓も一段落し、新しい学年に少しずつ慣れてきた頃かと思います。さて、夏休みが近づくにつれて、「そろそろ就活を本格的に考えなきゃ…」と感じ始めている人…

read more 松原 柚良
コラム 2019.02.20

【BMOM118】小林将真(2年=新潟明訓)中盤をオーガナイズし勝利に貢献!

2月15日(金)中央大学学内戦決勝が浅川スポーツ公園グラウンドにて行われた。 決勝戦は、昨年新関東カップ・新関東1部リーグの2冠を遂げた中央大学体動連フースバルクラブ(以下、中央フースバル)と新…

read more BeYonD 編集部
コラム 2021.08.27

【特別企画】社会人が語るサークルの価値 vol.1

こんにちは!BeYonD編集部です。 今回は新シリーズとして、『社会人が語るサークルの価値』について社会で活躍しているサークル出身の方へのインタビューを通して発信して行きたいと思います!本気でサーク…

read more BeYonD 編集部
コラム 2020.05.01

【サッカー美女マネ特集vol.2】多くの美女がいる美男美女サークルから!

皆さんこんにちは!     お久しぶりです!     美女マネ特集部です!     お…

read more BeYonD 編集部

-PICKUP CIRCLE-