【慶應義塾大学学内戦】FC e.l.fが、ライバルリコタイを下し、2年ぶり優勝!!
編集部BeYonD8/14(水)に慶應義塾大学アットホームカップの決勝トーナメントが行われた。35℃を超える厳しいコンディションの中、試合が行われた。
準決勝に駒を進めたのは理工学部体育会サッカー部 A(以下リコタイ)、Vermule A(以下ベルミューレ)、FC e.l.f A、B(以下エルフA、エルフB)の4チームだ。
準決勝
準決勝の対戦カードは、リコタイ対ベルミューレとエルフA対エルフBとなった。学内戦決勝とアットホームカップ関東大会をかけたこの試合は白熱した戦いを見せた。
1試合目、リコタイ対ベルミューレ。前半10分、リコタイが中盤でのボールカットから鋭いカウンター。リコタイ90番水谷陽太(2年=國學院久我山)が冷静にキーパーをかわし、先制に成功した。その後、ベルミューレはフィジカルを活かした攻撃を繰り返すが、リコタイはなんとか耐え1-0で勝ち上がった。
2試合はエルフA対エルフB。同じチームでの対決となった。エルフAは決勝を見据え、ターンオーバーして臨む。そんな中、先に先制したのはエルフA。しかし、その後エルフB、エルフAと交互に得点を重ね、最終的に3-2でエルフAが勝ち上がった。
決勝
リコタイスタメン
エルフAスタメン
決勝のカードはリコタイ対エルフA。連覇の狙うリコタイと2年ぶりの王座奪還を狙うエルフの対戦となった。
試合開始から、流れを掴んだのはエルフだった。GKの30番石井アレナスヒロシ(3年=北千里)とCBの20番兼松龍久(1年=帝京大可児)を起点に、後ろから試合を組み立て、ボールを握る。前線まで運ぶもののリコタイの固いバックラインに防がれ、なかなかシュートまで繋がらない。そんな中、前半23分エルフのコーナーキック。フィジカルで勝るエルフに対し、マンマークでリコタイは守備をしなんとか弾いた。しかし、ゴール前に気を取られていたところでエルフFW9番加美雅也(2年=慶應義塾)がペナルティエリア外からボレーシュートを突き刺し先制した。前半終盤の良い時間帯に先制し、そのまま前半は終了となった。
落雷の危険を考慮して、約1時間のハーフタイムがあり、両者ウォーミングアップを再び行い、後半がスタートした。
ゴールの欲しいリコタイは、フォーメーションを4-2-3-1から4-1-4-1へと変更し、2列目の人数を増やした。セカンドボールを拾えるようになったリコタイは両翼のサイドハーフ10番佐野大知(2年=桐蔭学園)、90番水谷陽太(2年=國學院久我山)を中心に攻めゴールまで向かうもののエルフGK石井に防がれてしまう。後半10分エルフFW加美が退場となり、10人になるが徹底した守備でゴールを破らせない。
試合はこのまま終了し、エルフが2年ぶりの優勝を果たし、関東大会出場を決めた。
ベストイレブンに選ばれたエルフGKの30番石井アレナスヒロシ(3年=北千里)は、涙を流しながら、チームへの感謝と喜びを語った。
慶應義塾大学アットホームカップは例年同様の盛り上がりをみせFC e.l.f.が優勝して幕を閉じた。
関東大会に出場するエルフとリコタイの本大会における今後の活躍にも期待だ。
Written by
編集部BeYonD
abe
Keywords
Recommend
【チームの根vol.2】 ”モモレンジャー” 法政大学学団連サッカー部 高野勇貴(3年=日大習志野)
ピッチに立てるのは11人。ただチームの力はその11人じゃ決まらない。自分を下手くそ、盛り上げ役と表した男の胸に秘めた思いに迫った。 法政大学学団連サッカー部 …
read more BeYonD 編集部【マネの想いvol.4】”プレを支え、プレに支えられたマネージャー”
3年マネージャー特集 第三弾 明治大学KNIGHTS 鈴木志歩さん 「1人だったけど、みんなのおかげで1人じゃないと思えた」 −明治大学KNIGHTS(以下knights)に入った…
read more BeYonD 編集部【就活記事】就活生必見!!24卒の先輩たちに聞く就活事情!!!
誰にどんな質問?? 新関東リーグで各チーム熱戦を繰り広げている真最中だと思いますが、3年生は『就職活動』とも本気で戦っている、もしくはこれから戦う人たちがほとんどだと思います。今回は新関東リーグ…
read more 中嶋 快【新関東カップ2018MVP】選ばれたのはこの男…!?
例年の新関東カップは早稲田稲穂キッカーズ(以下:早稲田稲穂)が三連覇を果たしていて、今年も早稲田稲穂が四連覇目を果たすかと思われていた。 この前人未到の四連覇を打ち壊し、優勝したのが中央大学体同連フ…
read more BeYonD 編集部【サッカーを仕事にするということvol.1】第一弾はアマチュアサッカーを支えるあの企業!
新企画、「サッカーを仕事にするということ」が始まります! プレーヤーとしてサッカーに関わることがすべてではなく、様々な形でサッカーに関わっている人にインタビューしていきたいと思います。 第一弾…
read more BeYonD 編集部【新関東リーグ1部第3節】マッチプレビュー
2017年10月28日、ZOZOにて新関東リーグ1部第3節、全4試合が開催される。 新関東リーグ2017が開幕から2節が終了し、早くも混戦が繰り広げられている。 今後に弾みをつける上で重要な第3節…
read more 高橋佑輔【マネの想いvol.1】 ”プレーヤー目線に立てるマネージャーでいるために”
大学サッカー同好会カテゴリーにおいてマネージャーは必要不可欠な存在である。また、マネージャーのあり方もチームによって大きく異なる。本企画は、様々なチームのマネージャーの想いをインタービュー形式で探って…
read more BeYonD 編集部【BMOM69】”圧倒的存在”遊佐拓矢(3年=川越南)が成蹊の頂点に導く決勝弾!!
8月17日に行われた成蹊大学学内戦の決勝戦。 成蹊大学アースエラスティックサッカー(以下:ARSE)と成蹊大学フットサルクラブ(以下:SFC)が頂点を争った。 前半からギア全開のARSEに押さ…
read more BeYonD 編集部[新歓記事vol.5] 新入生必見!中央大学サッカーサークル紹介!!
こんばんは!中央大学にご入学の皆さん、おめでとうございます! サッカーサークルに興味を持ってくれた皆さんに・・・ 今回は第5弾!激戦地区『中央大学』のサッカーサークル特集です! 今回…
read more BeYonD 編集部【新関東リーグ2021・1部第3節マッチハイライト】大波乱の連続!白星をあげたのはどこのチームか!?
10月30日鹿島ハイツにて新関東リーグ第3戦が行われた。大波乱の第3節の結果がこちら。 今節の注目カードの1つが早稲田大学稲穂キッカーズ(以下:早稲田稲穂)と早稲田大学HUM…
read more 東 孝太郎

