【新関東カップ2017 準決勝】 危なげない勝利で3連覇へ王手とした稲穂キッカーズ!

BeYonD 編集部

RESULTS

新関東カップ2017 準決勝

早稲田大学
稲穂キッカーズ
2-0
立教大学
サッカー愛好会

新関東カップ2017も大詰めとなり、勝ち残るは4チーム。その準決勝の1試合目では早稲田大学稲穂キッカーズ(以下:稲穂)と立教大学サッカー愛好会(以下:立愛)が熱戦を展開した。
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(稲穂スタメン写真)

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(立愛スタメン写真)

前半

立ち上がりの両チームは集中してゲームに入った印象だが、最初にチャンスを作ったのは稲穂。
10番長瀬(3年=國學院久我山)が倒されるとペナルティエリア左からフリーキックを獲得。ルーキー77番中島(1年=早大本庄)が速いボールを蹴るもうまく合わせられず。
稲穂は立ち上がりから立愛よりワンテンポ速いアプローチで各セカンドボールを拾いにいき、最前線の中島を使い縦にはやい攻めを仕掛ける。

対する立愛は、2番嶋方(3年=農大二高)が稲穂の縦パスをインターセプトすると、数十メートルのドリブルでカウンターを仕掛けるが、たまらず稲穂はファール。ゴール前で得たフリーキックだったが稲穂の壁に跳ね返されてしまう。

縦へ速い攻撃を展開する稲穂に対し、立愛はセンターバック17番の内海(3年=春日部共栄)を中心としたスピードある寄せとカバーリングで対応し、稲穂の前線で起点となる長瀬と中島を自由にプレーさせない。

21分、左サイドからのコーナーキックを坂梨(3年=早稲田実業)がうまく合わせるも、バーを直撃。
前半も終わりに近づくと、稲穂のポゼッションが目立ち始める。稲穂がボールを回す時間が長くなるが、なかなかシュートの場面を作れず、前半終了のホイッスル。
前半のゲーム展開に対して慌てることのない両チーム。勝負の行方は後半へと持ち込まれた。

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後半

後半立ち上がりすぐの1分、稲穂はペナルティエリア左からのフリーキック。中島が鋭いボールで直接で狙うも立愛のキーパー71番山本(1年=東大和南)の好セーブ。
つづいて稲穂は、右サイドの24番大森(2年=駒場)からシュート性のパスを受けた長瀬が、落ち着いてゴールネットを揺らす。後半立ち上がりいい時間に先制する。

1点ビハインドの立愛も、追いつこうとキャプテン99番近藤(3年=三重海星)らを中心に攻撃をトライするも、稲穂の4番末永(3年=駒場)の空中戦と22番木村(2年=早稲田実業)のカバーリングに苦戦する形となる。
14分、47番近藤(2年=日大藤沢)の長めのスルーパスに中島が反応。シュートまで持ち込もうとするも、前半から変わらずタイトな守備で立愛は対応する。

両チームカウンター攻撃が多く長いボールも増えてくるが、人数をかけることができない。セットプレーからのゴールを狙うが両チーム決定機を作れず。

しかしノータイムのところで稲穂はとどめの一撃を放つ。
30分、11番小山(3年=日野台)が打ったシュートのこぼれを長瀬が拾うと、1人かわして右足を振り抜き、綺麗な弧を描いたボールはゴール右上に突き刺さる。
長瀬のマルチゴールと共に試合終了のホイッスルが鳴り、稲穂キッカーズが決勝戦への切符をつかんだ。

稲穂キッカーズはカップ戦3連覇へ王手とし、2週間後明治大学Groovy Kidsと頂点を争う。

早稲田大学
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立教大学
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