【新関東リーグ2017・1部第3節】マガジン杯決勝の再戦!勝つのは王者稲穂か?3連勝を狙う明治体同連か?

BeYonD 編集部

RESULTS

新関東リーグ2017・1部第3節

早稲田大学
稲穂キッカーズ
3-1
明治大学
体同連サッカー部

10月28日ZOZOPARKにて新関東リーグ2017・1部第3節の早稲田大学稲穂キッカーズ(以下:早稲田稲穂)と明治大学体同連サッカー部(以下:明治体同連)の試合が行われた。
両者は夏に行われたマガジン杯の決勝以来の再戦となり、その時は稲穂が辛勝した。
今回はどちらが勝ち点3を獲得するだろうか?注目の一戦となった。

img_1641

(早稲田稲穂スタメン)

img_1626

(明治体同連スタメン)

 

前半

スタートはお互いに慎重になり、ボールを蹴り合う展開。

最初のチャンスは明治体同連。
2分、前節2得点の8番遊馬(3年=熊谷西)が単独で抜け出しシュートを打つも枠上に外してしまう。

そして3分、早稲田稲穂が早くも先制する。
ペナルティーエリア内で細かくボールを繋ぎ、最後はエース10番長瀬(3年=國學院久我山)が流し込む。

ここから最初のチャンスをものにした早稲田稲穂が徐々にペースを握っていく。
対する明治体同連もキャプテン3番青木(3年=幕張総合)を中心に連動したプレスで堅実に守っていく。

12分、早稲田稲穂はゴール右寄りでFKのチャンス。
これを92番中島(1年=早稲田本庄)が狙うも、1番芦田(2年=明大八王子)がセーブ。

攻勢を強める早稲田稲穂は16分にもいい位置でのFKを獲得。
今度は長瀬が狙うも惜しくもバーに弾かれてしまう。

さらに21分、6番米澤(3年=早稲田実業)が左サイドをドリブル突破しクロス。
これが流れたところに7番坂梨(3年=早稲田実業)が走り込みシュートも芦田がビッグセーブ。

ピンチを防いだ明治体同連はカウンターでチャンスをつくっていく。
22分、29番三好(2年=福島東)のドリブルがこぼれたところに14番三村(4年=清水桜ヶ丘)が反応し抜け出すも、4番末永(3年=都立駒場)が決死のブロック。

そして24分、明治体同連の少ない人数での縦に早い攻撃が実を結ぶ。
14番三村がサイドからボールを繋ぎ、最後は遊馬がスライディングで押し込み、同点に追いつく。

その直後、早稲田稲穂に退場者がでてしまう。8番山本(3年=川和)が足の裏を見せてスライディングをしてしまい、一発レッド。
同点に追いつかれた直後に1人少なくなってしまう。

前半はここから膠着し、同点で試合を折り返す。

img_1639

後半

後半も相手陣地で試合をしたい両チームは、積極的にボールを蹴り合う。
明治体同連は16番行田(4年=市立浦和)を入れ、キャプテン青木のポジションをCBからボランチにあげて、より押し込もうとする。

7分、明治体同連にチャンス。
6番六田(2年=星陵)が左サイドを抜け出しクロス。
これに遊馬が合わせるも、早稲田稲穂のキーパー1番河瀬(3年=高松)がスーパーセーブ。

1人多い明治体同連がここからペースを握ると思いきや、早稲田稲穂が一瞬の隙を突き追加点を挙げる。
8分、長瀬のスルーパスに抜け出した中島がキーパーとの1対1を制し、ゴールに流し込み早稲田稲穂が2-1とする。

ここからは一進一退の攻防。
13分には明治体同連にビックチャンス。
29番三好が右サイドを抜け出しクロス。
ノーマークの6番六田がダイビングヘッドで狙うも上に外れてしまう。

25分、今度は早稲田稲穂がビックチャンスを作り出す。
44番景山(2年=桐蔭)のパスに反応した中島がペナルティーエリアで倒され、PKを獲得。
絶好機であったが、キッカー長瀬のシュートを1番芦田が読み切りビックセーブ。
今回は芦田がマガジン杯の借りを返す形となった。

このビッグセーブを皮切りに明治体同連が攻勢にでる。
31分、途中出場の41番鷹野(4年=都立駒場)がゴール前で粘りファールを獲得。
これを遊馬が狙うも壁に当ててしまう。

人数をかけて攻め込む明治体同連であったが、早稲田稲穂も必死に身体を張り得点を許さない。
そんな展開の中終了間際、早稲田稲穂5番朴(3年=都立駒場)がゴールライン際で粘り突破しクロス、それを44番景山が詰め、明治体同連のオウンゴールを誘い追加点をあげる。

 

早稲田稲穂の3点目が決まったと同時に試合終了のホイッスル。

img_1640

退場者が出た早稲田稲穂であったが、抜群の決定力で得点を重ね勝ち点3を獲得した。
一方、明治体同連は後半押し込む展開が続くも敗れてしまい、3連勝とはならなかった。

首位の座に王者早稲田稲穂が立ったが、まだ上位は混戦模様。次節どのチームが抜け出すか注目だ。

早稲田大学
稲穂キッカーズの詳細を見る
明治大学
体同連サッカー部の詳細を見る

Written by

BeYonD 編集部

beyond

BeYonD編集部です。

Keywords

Recommend

試合情報 2017.10.30

【新関東リーグ2017・1部第3節】残留のために勝ち点が欲しい早稲田グスタが中央フースバルの猛攻に耐え勝ち点1を分け合う。

新関東リーグ2017・1部第3節

早稲田大学
FC.GUSTA
0-0
中央大学
体同連フースバルクラブ
read more BeYonD 編集部

新関東リーグ2017・1部第3節

早稲田大学
FC.GUSTA
0-0
中央大学
体同連フースバルクラブ
試合情報 2017.02.23

【早稲田大学学内戦決勝】終了間際に早稲田理工に追いつかれるも、いい雰囲気を保ち続けたHUMANがPK戦を制し、激戦区の早稲田を統一!

早稲田大学学内戦決勝戦

早稲田大学
HUMAN F.C.
2-2
早稲田大学
理工サッカー部
read more BeYonD 編集部

早稲田大学学内戦決勝戦

早稲田大学
HUMAN F.C.
2-2
早稲田大学
理工サッカー部
試合情報 2019.11.19

【新関東リーグ2019一部・最終節】昇格組同士の一戦!勝つのはどっちだ!?

新関東リーグ2019一部最終節

明治大学
ESPERANZA
1-1
早稲田大学
理工サッカー部
read more 遠藤瞭介

新関東リーグ2019一部最終節

明治大学
ESPERANZA
1-1
早稲田大学
理工サッカー部
試合情報 2023.09.10

【マガ杯2023・決勝T】遂に決勝トーナメント開幕!関西の強豪三つ葉キッカーズが「死の組」を勝ち上がった中央大学MAPLEと激突!

第41回マガジンカップ2023 決勝トーナメント

同志社大学
三ツ葉キッカーズ
1-0
中央大学
MAPLE
read more 東 孝太郎

第41回マガジンカップ2023 決勝トーナメント

同志社大学
三ツ葉キッカーズ
1-0
中央大学
MAPLE
試合情報 2023.11.24

【新関東リーグ2023・2部B・第5節】 慶應義塾大学理工学部体育会サッカー部が中央大学MAPLEに勝利し、3年ぶりの1部昇格へ望みを繋ぐ。

新関東リーグ2023・2部B・第5節

慶應義塾大学
理工学部体育会サッカー部
1-0
中央大学
MAPLE
read more BeYonD 編集部

新関東リーグ2023・2部B・第5節

慶應義塾大学
理工学部体育会サッカー部
1-0
中央大学
MAPLE
試合情報 2017.05.07

【稲穂フェスタ決勝】フースバルが退場者を出すも、競り勝ち2連覇を遂げる

稲穂フェスタ決勝

中央大学
体同連フースバルクラブ
1-0
青山学院大学
理工サッカー部
read more 高橋佑輔

稲穂フェスタ決勝

中央大学
体同連フースバルクラブ
1-0
青山学院大学
理工サッカー部
試合情報 2017.05.27

【新関東カップ2017 3回戦】これぞジャイアントキリング!!首都大八雲が脅威の粘りで慶應リコタイを逆転で下す!

新関東カップ2017 3回戦

首都大学東京
八雲FC
3-2
慶應義塾大学
理工学部体育会サッカー部
read more BeYonD 編集部

新関東カップ2017 3回戦

首都大学東京
八雲FC
3-2
慶應義塾大学
理工学部体育会サッカー部
試合情報 2017.11.09

【新関東リーグ2017・1部第5節 】王者稲穂が着実に勝ち点3を積み上げる!

新関東リーグ2017・1部第5節

早稲田大学
稲穂キッカーズ
1-0
早稲田大学
FC.GUSTA
read more 編集部BeYonD

新関東リーグ2017・1部第5節

早稲田大学
稲穂キッカーズ
1-0
早稲田大学
FC.GUSTA
試合情報 2022.09.01

【新関東理工系カップ2022】理工リーグ覇者のMAPLEか、新関東1部所属の早稲田理工か、栄冠はどちらの手に⁉

新関東理工系カップ2022決勝

早稲田大学
理工サッカー部
0-0
中央大学
MAPLE
read more 山田大晴

新関東理工系カップ2022決勝

早稲田大学
理工サッカー部
0-0
中央大学
MAPLE
試合情報 2017.09.05

【アットホームカッププレーオフ決勝】國學院ROSSOと専修愛好会の試合は1点を争う好ゲームに!

アットホームカッププレーオフ決勝戦

国学院大学 ROSSO
1-0
専修大学サッカー愛好会
read more BeYonD 編集部

アットホームカッププレーオフ決勝戦

国学院大学 ROSSO
1-0
専修大学サッカー愛好会

-PICKUP CIRCLE-