【アットホームカップ2018 決勝】新関東1部・2部狩りをし続けてきた両チーム注目の一戦!

BeYonD 編集部

RESULTS

アットホームカップ

中央大学
MAPLE
0-0
東洋大学 FCゆな
4 PK 5

2018年10月22日、味の素スタジアム西競技場にてアットホーム決勝が行われた。予選となる学内戦、合同予選、敗者復活戦を勝ち抜き、新関東1部、2部の強豪がひしめく中、決勝まで勝ち上がったのは中央大学MAPLE(以下:中央MAPLE)と東洋大学ゆな(以下:東洋ゆな)であった。

中央MAPLEは、現3年生が2年時の学年別ROUNDで、新関東カップ2018の王者であり、現在新関東リーグ1部首位独走中の中央フースバルを破り優勝している。当然、中央MAPLEが有利にゲームを進めていくだろうと予想されていた。

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中央大学MAPLEスターティングメンバー

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東洋大学ゆなスターティングメンバー

前半

予想通り、キックオフと同時に中央MAPLEが猛攻を仕掛け、試合開始10分で2年生ストライカー18番田淵(2年=横須賀)を中心に合計4本のシュートを放ったが、東洋ゆなの粘り強い守備に阻まれる。

前半18分、またも18番田淵がキーパーと1対1の絶好の機会を迎えるが、東洋ゆな21番中山(3年=東洋大牛久)のファインセーブにより防がれる。

18番田淵は決勝まで5得点をあげている。決して恵まれているとは言えない体ではあるが、しっかりとタメもつくれ、特に裏への抜け出しは一級品であった。

続く前半20分、MAPLEのゲームメーカー9番工藤(3年=検見川)が右サイドからアリークロス、それを88番坂本(3年=市原中央)が華麗にトラップし先制点かと思われたもののオフサイド。

前半のピンチを何度も凌いだ東洋ゆなも徐々にペースをつかんでいく。

前半25分、東洋ゆな36番倉田(3年間=東京成徳)、中央MAPLE14番中込(3年=駿台甲府)の股を抜き、左隅へミドルシュートを放つも、中央MAPLE1番鈴木(3年=八千代)が好セーブを見せる。

前半はMAPLE が細かいパス回しをしながらサイドへ展開する形が目立ち、逆に東洋ゆなはロングボールを多用し、攻撃するシーンが目立った。

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後半

後半2分、中央MAPLEがいきなりチャンスをつくる。
9番工藤が右サイドからクロスを上げ、18番田淵がヘディングするも、東洋ゆなディフェンスがキーパーのカバーに入りブロック。そのこぼれ球を42番福田(2年=市立東)がシュートを放ったが惜しくもゴール枠外。

後半11分、東洋ゆなコーナーキックで1度ファーまでボールが流れたが39番石嶋(2年=川口北)が拾い、61番早川(2年=西武台)にグランダーパス、61番早川が強烈なミドルシュートを放ったが惜しくもクロスバー。

後半25分、42番福田が浮き玉のスルーパス、それに18田淵が抜け出し、キーパーと一対一も東洋ゆな21番中山の好セーブに終わる。
プレーヤーよりマネージャーの方が多い中央MAPLEの大応援団。この試合で1番の歓声が沸いた。

後半終了間際、中央MAPLEに最後のチャンス訪れる。
14番中込、7番西口(3年=大宮開成)、18番田淵の3人でリズムよくパスを回し、相手を翻弄。
最後に18番田淵がシュートを放つも東洋ゆなディフェンダーが必死のブロック。

両チーム、シュートまでの流れは完璧であるが、ゴールキーパーの活躍により肝心のゴールが奪えず、延長戦へ。

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延長前半

延長前半5分、MAPLE14番中込のクロスを88番坂本が合わせるが、キーパーがはじく。
そのこぼれ球を18番田淵がシュートするが東洋ゆなディフェンスがまたも立ちはだかり簡単にゴールをわらせない。

延長後半

延長後半はMAPLEに疲れが見え、東洋ゆなペースだった。

延長後半3分、39番石嶋の見事なロングフィードに55番吉野(1年=西武台)が抜け出し、キーパーと1対1の場面だったかが、惜しくもシュートがゴール左にそれる。

延長後半7分、55番吉野が強引にドリブル突破し、またもキーパーと1対1の場面だったが、東洋ゆなキーパがファインセーブ。延長戦はほとんど東洋ゆなペースであり、東洋ゆなの運動量と球際の強さには眼を見張るものがあった。

このまま両チーム無得点に終わり、PK戦へ。

PK戦

先攻はMAPLE。最初のキッカーである14番中込がしっかりとゴール右隅に流し込む。この後両チーム1人ずつ外し、サドンデスへ。ここで東洋ゆなキーパ中山がPKを止め、試合終了、東洋ゆなが歓喜に沸いた。

両チームとも決勝戦にふさわしい好ゲームだった。両チームには、サッカーサークルのいろいろな大会に積極的に参加してもらい、もっとサッカーサークルを盛り上げてもらいたい。

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