【新人戦2年生大会】 総集編
BeYonD 編集部【優勝】
慶應義塾大学リコタイChanpagenaFC
【総評】
2月5・6日に行われた2年生学年大会。抽選によりグループリーグの組み合わせが決まった。昨年度準優勝の立教愛好会は第6グループで慶應リコタイChnpagenaFCと早稲田HUMANと厳しいグループ。この死のグループを勝ち抜いたのは、慶應リコタイChanpagenaだった。また、中央フースバル・早稲田理工・法政W―volanchという第4グループは、手堅く中央フースバルが突破するかと思われた。しかしグループリーグ突破を決めたのは、なんと法政W―volanch。大方の予想を覆すこととなった。そんな大番狂わせがあった予選の1日目。決勝トーナメントに勝ち上がったのは、法政学団連・日本法学部・青山理工・法政Irish・法政W―volanch・慶應リコタイ無駄な人生選抜・慶應リコタイChanpagenaFC・早稲田GUSTAであった。慶應リコタイから2チームが決勝トーナメントに進出。早稲田GUSTAのパスサッカーや勝負強い法政W-volanchの快進撃に注目が集まる2日目となった。
決勝トーナメント1回戦では、慶應リコタイChanpagenaFCが早稲田GUSTAに1-0と勝利をもぎ取った。法政W-volanchの快進撃は止まらず、慶應リコタイ無駄な人生選抜にPK戦で勝利。逆の山では法政学団連と法政Irishが勝ち上がり、準決勝ではこの2チームの法政ダービーとなった。この法政ダービーは法政Irishが1-0で学団連を沈め決勝進出を決める。快進撃が続いている法政W-volanchは、勢いのままに決勝戦に行けるか期待が高まったが、堅い守備を誇る慶應リコタイChanpagenaFCに0-1の敗戦を喫し、慶應リコタイchanpagenaFCが決勝戦に駒を進めた。
決勝戦は法政Irishと慶應リコタイChanpagenaFCというカード。慶應リコタイChanpagenaFCは試合開始直後のCKを6番の石井(2年=桐蔭)が直接決めるなど、石井が1G1Aの活躍を見せた。結果は3-0と慶應リコタイChanpagenaFCが勝利し、2年生大会を制した。
【ベストイレブン】
目次
GK
法政大学W-volanch 1番 高羽 直
2年 前橋育英
今大会ビッグセーブを連発し続けた守護神。先日、中大カップで優勝を果たしたフースバルを破るなど法政W-volanchの大躍進の立役者。
「ベストイレブンに選んでいただき光栄です。どの試合でもフィールドの選手が体を張って守ってくれていたので自分が仕事をしたいと思ってました。フィールドの選手や応援してくれたマネに感謝したいです」
DF
早稲田大学FC GUSTA88番 金子凌太
2年 早稲田本庄
落ち着いたボール運びと1対1の強さで、GUSTAのパスサッカーを最終ラインから支えたディフェンダー。昨年は、層の厚いチームでポジションを勝ち取ることができなかったが、今年はチームの柱としての活躍が期待される。
「今回ベストイレブンという名誉ある賞に選出していただいて大変光栄に思います。この賞を取れたのはチームメイトやマネの支えがあったからこそなので本当に感謝したいです。ただGUSTA7thとして結果を残せなかったのが心残りなのでこれからはチームの勝利に貢献できるよう日々精進していきたいと思います」
法政大学学団連サッカー部18番 三好亮輔
2年 町田ゼルビアY
センターバックにしてはかなり華奢な選手だが、インターセプトの予測や粘り強い守備で学団連の守備に安定感をもたらした。相手フォワードが勢いよくプレッシャーに来ても、簡単にフェイントでかわし度々会場を沸かせた。
「今回の学年大会では、プレもマネも怪我などでプレーできない人も、全員がチームの為に頑張っていました。より高い意識で日々の練習に取り組めればもっと良いチームになれると思うので、また気を引き締めて頑張りたいです」
慶應義塾大学リコタイ5番 井黒航平
2年 渋谷幕張
ドリブルへの対応やヘディングにも強くセンターバックとして申し分ない能力を持った選手。ピッチ内でもピッチ外でもそのキャプテンシーは光っており、リコタイの優勝は彼なしではあり得なかっただろう。
「ベストイレブンに選出していただきとても光栄です。今後の大会も優勝目指して日々頑張っていきたいです」
法政大学Irish41番 関口晋平
2年 法政二高
スピードだけに頼らずしっかりと相手を外してパスを出すことによってIrishの攻撃の起点となった。サイドステップを巧みに使いこなした攻撃参加はFC東京の室屋のようだった。
「とても楽しく試合ができました。今後も頑張ります」
MF
慶應義塾大学リコタイ6番 石井諒
2年 桐蔭
決勝戦では1ゴール1アシストを記録した、リコタイのチャンスメーカー。ボールコントロールと周りとのコンビネーションの良さが特徴で、ボランチだけでなくサイドハーフもこなす器用さも併せ持つ。
「今大会はとても充実した2日間でした。そして改めてリコタイ77thで本当に良かったなぁと実感することが出来ました。”貪欲に常に勝ちに拘る”これからもそんなチームをみんなで作っていきたいと思います」
法政大学Irish4番 小嶋泰伸
2年 法政二高
守備での安定感とスルーパスが特徴のボランチ。中でも41番大木との相性は抜群で幾度となく相手ゴールを脅かした。
「選んでもらえて恐縮です。ありがとうございました」
法政大学学団連サッカー部12番 寺本怜生
2年 八千代松陰
キック精度が非常に高く、ボール運びにも優れた選手。ミドルシュートもいいものを持っており、予選リーグでは地を這う強烈な一撃をネットに叩き込んだ。
「今回の学年大会はレベルの高いチームが集まり結果が出せるか不安でしたが、1人1人の頑張りもあり良い結果が出せました。この大会を期に”過信を自信に”変えたいと思います」
慶應義塾大学リコタイ11番 滝澤弘樹
2年 平塚中等教育学校
右サイドで何度もドリブルを仕掛けチャンスを演出したサイドアタッカー。ピッチ外でも持ち前の明るさからムードメーカー的な役割りを果たし、チームを盛り上げた。
「ベストイレブンに選んでいただきありがとうございます。今大会の結果に満足することなく、これからも頑張ります」
FW
法政大学Irish41番 大木健海
2年 法政二高
裏への抜け出しのうまさと抜群のシュートセンスで得点を量産したIrishの点取り屋。準決勝で行われた学団連との法政ダービーでは、4番小嶋のスルーパスに抜け出しキーパーの頭上を越す鮮やかなループシュートを決め会場を沸かせた。
「楽しめて選んでもらえて嬉しかったです」
慶應義塾大学リコタイ9番 白石祥梧
2年 鎌倉学園
守備からしっかりと入るリコタイにおいて、守備から攻撃に切り替わった時の動き出しで相手の脅威となった。決勝戦で決めた相手を一瞬かわしてニアへ蹴りこんだゴールはストライカーとしてのセンスの良さを感じさせた。
「嬉しい」
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BeYonD 編集部
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